たっくんのボードゲーム日記

No.587
バイキングの谷
Tal der Wikinger

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


ボード全景。樽をピン代わりにボーリングをします。



ピン(樽コマ)は写真の位置に置かれます。



ボーリング玉をボードの角にセットして



これ(打ち出し板)を使って



玉を転がします。



倒れた樽と同じ色のチップを桟橋上で進めます。



倒れた樽が赤と緑なので、この2枚を1スペースずつ進めます。
※どちらを先に進めるかは、手番プレイヤーが決められます。

赤を先に進めると



緑は、赤の1つ先に移動します。(他のチップで埋まっているスペースは飛ばす)



これで1手番終了。

次のプレイヤーは倒された樽を取って



空いている好きな場所に置きます。



置いたら、打ち出し板を使ってボーリング玉を転がします。







黄色、赤、緑が倒れたので、チップも黄色、赤、緑を進めますが、進めるチップの順番は選べるので



まず、赤を進めるとこう



次に緑



最後に黄色


もちろん、進める順番を変えれば結果は大きく違ってきます。


次のプレイヤーも、倒された樽を好きな空いている位置に置いて、玉を転がして・・と続けていきます。



そのうち、いずれかのチップが桟橋の先から海に落ちます。


チップが海に落ちたらすぐにゲームを中断してコインの分配を行います。
※動かすチップが残っていてもそのままにします。


桟橋に残っているチップのプレイヤーはコインをもらえます。
チップと同じ色のマスに居る場合→他の全員から1コインずつもらう
チップと違う色のマスに居る場合→マスで示された色のプレイヤーから1コインもらう


コイン分配は桟橋で海に近い方のチップから行い、コインを1枚も持っていないプレイヤーからはもらえません。


コインが描かれている場合は、描かれているのと同じコインをストックからもらう。




ストックのコイン。無くなったらゲーム終了です。



獲得したコインは自分の船に積み込みます。



海に落ちたチップはスタートの場所に戻し、それ以外のチップは、そのままにしてゲームを続けます。





Marie Fort
Wilfried Fort
プレイ記

3人プレイ


青:イズナさん
赤:Mさん
黄:たっくん

手番はMさん








「青と黄色、どっちを先に進めるかですねー」



こんな感じになった。



さて、手番が来た。
※ちなみに、今回は倒れた樽をどこに立てるかは、手番の次のプレイヤーがやることにしてます。


自分の樽(黄色)はあまり倒したくない・・




倒れてしまった。




イズナさんの番。樽を立てるのは、Mさん。




ま、赤にドボンしてもらいたいのでそんなとこですかね。



イズナさん(赤)「これなら、全部倒しちゃえば良いんじゃないかな?チップを進める順番は選べるんですよね」




イズナさん「あ」






このへんか



Mさん、見事にストライク。


金貨が全然もらえない。

イズナさんの配置。


うー、少なくとも(黄色を)コース上には出しておきたいな。


赤か緑も一緒に倒せれば金貨3枚だったけど、ちょっと無理。



その後、黄色倒されて、金貨3枚のマスから追い出される。





そんなこんなで、もう次は誰かがドボンしそうな状況。
しかも、自分の黄色は桟橋の端で大ピンチ。



打ち出してー



赤ヒット!緑ヒット!



青ヒット!


黄色は生き残ったーーー


ということでこうなった



最終結果、自分は7枚。



Mさん9枚。



イズナさん6枚。




Mさんの勝ち!



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

大人同士でやっても十分面白いですね、さすが大賞受賞作。
けど、もうひと押し何か欲しい感じかな。

手番プレイヤーが樽を好きなところに立てるのが本来のルールですが、親子で遊ぶなら大人が手番の時は子供に樽を置いてもらうみたいなハンデの付け方が良さそう。
こういうボーリングタイプのアクションゲームってあまりなかったと思う。
アクション系ゲームの1ジャンルとして、もっと色々なゲームを見てみたい。

アクションゲームっていうと、バランス系とかカルタ系が圧倒的に多くてそれ以外だと

メダル落としタイプ
アッピア街道宝の滝、スリル

おはじきタイプ
カロム、 ピッチカー (カラバンデ) アイスクール タンブリンダイス ディスクショット ベッポ

そういや、 アラカルト 新版 とか 海賊ブラック カヤナック クロンダイク ノームの村 みたいなのもあったっけ

こうして並べてみると、子供同士で遊べるゲームでありつつ大人同士で遊ぶに十分耐えられる作品も多いと思う。
このジャンル、これからもっと充実していったらと良いな。

2019/08/25


JohnnyBet



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