たっくんのボードゲーム日記

No.606
サバンナテリトリー
Savannah Territory

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


4種類の動物チップが6枚ずつあります。
※2人、3人プレイの場合は5枚ずつ使います。


ライオン、ゾウ、カバ、ヌーです。

2人、3人プレイの場合は1人、6枚ずつ受け取り、そのうちの任意の4枚をオープンにします。


4人プレイの場合は5枚ずつ受け取り、3枚をオープンにします。

4枚のタイルを組み合わせてボードを作ります。



スタートプレイヤーは任意のエリアに手持ちの動物チップから任意の1枚(オープンにしているのでも伏せているのでも)を置きます。



次のプレイヤーは、すでに動物チップが置かれているエリアと隣接するエリアに同じように手元から動物チップを置きます。



ただし

同じ動物は隣同士のエリアには置けません。



ボード上に置かれている動物チップから離れたエリアには置けません。



これを繰り返していって、手元の動物チップを置けない場合は一旦ゲームから脱落します。
1人を除いて全員脱落した場合は、残ったプレイヤーは3点もらえます。
複数のプレイヤーが置き切れた場合は、最後に置いたプレイヤーが2点、それ以外のプレイヤーは1点もらえます。

いずれの場合も脱落したプレイヤーは0点です。





Yu Miyazaki
プレイ記

相棒、ミッチーと3人プレイ。



手番はミッチーから。


カバね。まあ、手持ちで見えてる数が多いからさっさと置きたくなるよね。

牛(ヌー)を置いてみる。



伏せた中にも持ってるので、減らしておきたいやつ。



ミッチー「ライオン」



出てくるのはカバばっか。



4つめのカバ。



それにしてもゾウ(水色)が1枚も出てこない。



ライオンとカバの世界。



でも、ゾウとかは後からでも置けそうと思うとこうなる。



ふーむ






まあ、一番置ける箇所が少ないやつを置く。









そろそろ、ゾウ置いてみるかな。



あれ、ヌー置けるの1箇所だけになってる。



やっべ、先に置かれた。ヌー置なくなってしまった。



最後に置き切った相棒が2点、ミッチーが1点。



2戦目、端の方からいってみる。



こうすると上のマスはライオンしか置けなくなるよね。


手元にライオンが多めなので置ける場所確保しておきたいかなー







ライオン






まだ1頭居るんだけどね・・



そしてライオン



自分以外、置けなくなって3点ゲット



3戦目も2戦目と同じような展開でした。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

軽く遊べるアブストラクトっぽい3人〜ゲームとしては決して悪くないと思うんだけど、なんかちょっと物足りない。
どうもこう、展開の起伏とかバリエーションに乏しい感じがする。
もう少しボードが広く、手持ちコマを多くして長めのゲームにしたらどうなるか?と思ったけど、どうもそういうことでも無いような気がしてきた。

うーん。

直前の手番で置いたコマに隣接するエリアにしか置けない、とかにしてみたらどうだろう?
そうすると端の方に置いた場合、隣接する空きマス自体が無いケースも出てくるだろうし、その場合は?
あるいは、手持ちのチップを全部手札として非公開にしたら?

色々考えてみたり、他の人の意見を聞いてみたりしたけどなかなかスッキリとしたものが見えてこない。

一方で、ルールは直感的で分かりやすくて手軽に誰でも遊びやすさがあるのも確か。
ゲーム自体も決して面白くないわけじゃないし、少なくとも破綻はしてないし安定感もある。

でも、それでもやっぱり決定的に何かが足りない。


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最近遊んだゲームで比較的近いシステムという感じがするのは、トナリブルーラグーン あたりかな。
ルールのシンプルさで言えば、例えば ラマ とか。

なぜシステムが全然違う ラマ と比較してみたくなったのかというと、本作も ラマ もちょっと説明したらすぐに遊べる点で共通してるから。
ラマ は、あれほどシンプルなルールでできているのに、ルールを聞いただけでは全く見えなかった「あ、なるほど」と思わされたことが少なくとも2つ3つくらいはある。

トナリ とかの特徴的なシステムはルールブック読んだだけで魅力的なものだと伝わってきた。
で、実際遊んでみて、割と最初に感じた通りだった。

本作は、何回か遊んでみても特徴的な魅力みたいなものがなかなか見えてこなくてモヤモヤしてるのかもしれないなぁ。

2021/01/24


JohnnyBet



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