たっくんのボードゲーム日記

プレイ人数：2 - 4人

プレイ時間：約15分


ルール難易度
普通、特に難しい点は無い

日本語化
不要

舞台は口之島。プレイヤーは漁師になって魚をたくさん釣り上げます。



真ん中の２マスが口之島です。
スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーがどちらかのマスにボートを置きます。



手番ではボートをチップが置いてある隣接するマスに移動させて、そのチップを獲得します。



チップを取れない状態になったらゲーム終了します。



獲得した魚は、色ごとに分別します。


同じ色の魚１匹で１点
２匹で３点もらえます。

１匹：１点
２匹：３点
３匹：６点
４匹：１０点
５匹：１５点
６匹：２１点

エビは単独トップのプレイヤーだけが８点もらえます。
ピンクのトビウオは５点。ヤドカリは−５点です。



トビウオだけは、他のチップと取り方が違います。
トビウオは、空きマスを１つジャンプしないと取れません。



口之島をジャンプするのもOK。



チップが置かれているマスはジャンプできません。



さて、特殊タイル類。
どれも取ったらすぐに効果が発動します。

×２のチップは特定の色の魚の点数を２倍にします。



×２チップを取ったらすぐに、既に獲得済みの魚チップ（赤、青、黄、緑）のいずれかの横に置きます。


×２を取ったとき、魚チップを持っていない場合は捨てなければなりません。

このチップを取ったらボード上から任意のチップを１枚、取り除きます。





これは交換。このチップを取ったら、誰かと獲得したチップを１枚交換します。



ただし、ヤドカリとトビウオは交換できません。



これはボード上の任意の２枚のチップを入れ替えます。





ゲーム終了したら、獲得したチップの点数を数えます。
最も点数が多いプレイヤーの勝ちですが・・

３、４人プレイの場合は、左隣のプレイヤーの点数も自分の点数として加えることができます。

同点の場合は、最後にボードを動かしたプレイヤーの勝ちです。






  
Randolph, Alex
Faidutti, Bruno

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早ければ5分くらいで決着する、オイそれはオレの魚だぜ！ ぐらいのプレイ感。
特徴的なルールだけ見ると、 ふたつの街の物語 あたりと比べてみたくなるけど、あれとは全然別のゲーム。

左隣の人（次の人）の点数も自分の点数になるので、当然点数取れるようにアドバイスとかしながらこちらの手の意図を話したりする。
同時に、さらに次の人には点数取られないように（できればヤドカリを取らせるように）考える。

多人数アブストラクトなんだけど、３手先を考える必要があるというのがちょっと面白い。
特に自分の次の次の人が得しないように考えるというのは、他のゲームではあまりなかった感じかも。

次の手番の人の点数も自分の点数になるので、当然、自分の１つ前の手番の人は協力的になる。
両隣はなんとなく味方。でも両隣同士は敵という関係性の面白さ。
４人プレイなら、全員の手番の合計は全部で４手番。
でもそのうち、３手番は自分の得点に大きく関係するので、ダウンタイムが少ない。

これが非常に良い。

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ただ、プレイ時間が短すぎるかな。
こういう感じなら、30分前後くらいの重さが欲しい。
まあ、それも展開によるんだけど、それにしてもものの数分で終わってしまうことがあるのはちょっと気になる。

マップが小さすぎるのかな？
もう１まわりくらい大きかったら（チップ26枚増やす）どうなるのかな。


プレイ人数は４人がいいかな。
２人だと、この独特なルールが全く生きないし、３人だと関係性が密接すぎる感じ。
１人くらい、自分とは全く利益を共有しない立場の人が居た方がバランスが良いと思う。


2020/05/16

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