たっくんのボードゲーム日記

No.43
オイそれはオレの魚だぜ!
Packeis am Pol

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要




ペンギンがたくさんの魚を集めるゲームです。


ペンギンたち、4人までプレイできます。



2人プレイの場合は、1人4ペンギン使う。



魚タイル。6角形で1匹~3匹まで3種類。




魚タイルを適当に敷き詰めて並べます。んで、タイルの上にペンギンを置きます。



手番では、ペンギンを動かしてタイルを取ります。

動かし方は、6角形の辺に向かって6方向にまっすぐ進めます。
進むマス数は、タイルがある限り
他のペンギンにぶつからない限りどこまでも進める。



移動したら、元居た場所のタイルを取ります。



これだけ。簡単!


纏めると、

①6方向にまっすぐ、マス数無制限で移動できる
②タイルが無いところは通れない
③他のペンギンが居るところも通れない
④移動し終わったら元居た場所のタイルをもらえる


全てのペンギンが移動できなくなったら終わり。
最も多くの魚を集めた人の勝ち。


ゲームが進んでタイルが取られていくと
こんな感じでだんだん身動きが取れなくなる。。
(タイルが無いところは通れないので)






Cornett, Günter
Jakeliunas, Alvydas
プレイ記




いつものように相棒と対戦。赤:相棒 青:俺



この時点で、すでに右下あたりは俺のエサ場をちょっと主張してみたつもり


序盤戦。予定通り右下と、あと左あたり、俺の領地にできそうな感じだ。




右上から、相棒の赤ペンが侵略してきた・・・



ので、右下の青ペンを移動して


ブロック!





さて、残るは一番下の赤いやつだな・・
それにしても、真ん中あたりの3枚は、枚数が少ないながらも
魚はけっこう多くてちょっと失敗したかなぁ。。




ここ、意外といいエサ場だったかもしれない。




おおよそ勝負ついたかな、あとはお互い自分の「領地内」の魚を漁って終了



最後に乗っている1枚もゲットする。



たっくん的に圧勝だと思ったんだけど意外と微差でした。
相棒もだんだんコツが分かってきたみたい。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

どちらかというと陣取り系のゲームかな。
得意なはずなのだが、2回やって2回とも惨敗。
4人プレイだったからかなぁ・・・

初めは戦略の立て方が分からず、気がついたらどうにもならない状況になっていた。

でもこれは面白い!ルールは超簡単な割に、奥の深さをひしひしと感じる。
最初から3匹のタイルを狙って取って行くのではなく、これは自分のエサ場を確保して
一網打尽にすることを狙っていくゲームだ。そういうところが陣取りっぽい。

こういうゲームは、もう少し慣れて且つ2人プレイなら強くなる自信があるのだが
レーベンヘルツなんかもそうだが、3人~となると
とたんに場の状況がこの先どうなるのかまったく読めず
惨敗してしまうことが多い。。だから、面白い!とも言えるのだが。

それにしても、このゲームはおおいに他のプレイヤーと絡むし
ほどほどのイヤガラセもできて、それでいてルールはシンプル。
そしてプレイ感も非常に軽い。
重いゲームの合間にやるのにいい感じだ。

今のところ、まったく勝てそうな気がしなくて少々くやしいのだが・・・(T_T



★7/10追記★

完全にアブストラクトゲームなので、2人でやったらモロに出た。

相棒「たっくん、ハンデ!ペンギン1匹減らして」

それでも1点差で勝ったけど^^;


2人でのプレイ感は、簡易版囲碁みたいな感じだ。
ペンギンを動かして、自分の陣地を作っていくイメージは似ているものがある。
ただ、囲碁は1目1点で統一されているけれど、このゲームの場合は
1タイルの価値は1~3で差があるので、そこがまた悩ましいところ。
広い陣地取ったけど、1匹のタイルばかりでは意外と旨味がなかったりする。

なんにしても面白い。プレイ感も軽いし、気軽にプレイできる。
ただ、セットアップがちょっとめんどうかなあ。
最初にタイル並べるのがねー・・・

でも、ルールはシンプルに。でも奥深くっていうののお手本みたいなゲーム。
こういうゲームがどんどん出てきて欲しい。



★7/14追記★

やはり、これは評価Aに値する!
この簡単・シンプルさ、面白さ、奥の深さ一級品だ。
コンポーネントのデザインが若干好みではないけれど
ゲームとしての面白さはトップレベルと言っていいと思う。
2,3,4人、どのプレイ人数でも同じ感じで楽しめるのもGood!

評価変更します。


JohnnyBet



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