No.387
ナゲッツ
Nuggets
![]() |
|
プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
コンポーネントはこれで全部です。ボード 8×5=40マス描かれています。
8個の得点コマ。最終的に獲得した得点コマの合計で勝敗が決まります。
得点は4〜8点まであります。 ボードには得点コマと対応する数字が書かれているので
その通りに配置します
※慣れてきたら、配置を変えるのも良いようです 柵 使い方は後ほど
タイルは16枚ずつ4色あります
1人1色選んで、手元に置きます(隠し持ちます)
ただし、プレイ人数によって持つタイルの枚数が異なります。 2人プレイのときは16枚ずつ持ちます。
よーく見ると、ボードの端にプレイ人数ごとの手持ちタイル数が書かれています。 手番が来たら、手元のタイル1枚をボード上に配置するか、柵を2つ配置するかどちらかを選択します。 ゲーム終了時はこんな感じになります。
で、柵で区切られたエリアに配置したタイルの数値の合計が最も大きいプレイヤーが そのエリア内の得点コマを獲得します。 たとえば、この6点コマは青4に対して赤1なので青のプレイヤーが獲得します。
こうなってしまったら無駄タイルになってしまいます。。
この5点と8点は赤のプレイヤーが獲得。
そして、この7点は青が獲得
重要なルールがあって、1つのエリアの大きさは最低でも4マス以上にしなければならない
こう置いてしまうと、青のタイルが置かれているエリアの大きさが1マスになってしまうので もうここに柵を置くことはできません。 では最初にもどって、ゲーム開始時の状態から
タイル1枚もしくは、柵2本を配置できます。
タイルを置くことにしたなら、こんな感じ。 タイルは伏せて置きます。 ゲームが終了してからすべてのタイルをオープンにします 柵を置くなら2本置きます。
2本連続になるように置く必要は無く、バラバラに置いてもOK で、相手もタイルを置いてきたら
対抗してタイルを置いても良いし
柵を使って分断してしまうとか
ただし、置かれた柵はだれのモノでもないので 自分のエリアを作ってるつもりが、相手のエリアも作ってしまっていたり・・・ そんな感じ
| Conrad, Christwart |
|---|
プレイ記
相棒と対戦 (4戦目くらいだったかな)まあ最初は1を置いてみるか
6と6の間に置く
いや、ここに置くなら2とかの方が良かったかな? まあいいや 相棒は赤
序盤から少しこの辺も布石的に混ぜて置いておくか
お互い、まったく柵を置こうとしない
![]()
![]()
![]()
![]()
とりあえず、7の周りに積極的に、だけど1を置いて必死さをアピールしてみるw
![]()
![]()
虎の子の5はまだ大事に温存
ちょっとこの辺で少し仕掛けてみる
俺「柵、置くよ」
相棒の赤タイルの塊をまとめて包囲してしまえ
相棒も柵を置いてきた
じゃあ、ぐるっと取り囲んじゃうか
と、柵コマから手を離した瞬間、大失敗をやらかしてしまったことに気付く(T_T
当然、そうなるわな・・・ うーむ、、ここは少しでも相手の戦力を削ぐべく
1を追加で配置して、まだ諦めてない感を出すことにする
相棒「うーん・・・」
よし、追加タイルを置いてくれた。 あれが1じゃなければいいんだけど。 6を2ついっぺんに獲得して逆転を狙う
![]()
相棒も1こ配置してきたので、一応2のタイルを1枚追加で置いておく
ここを取られてしまうと厳しいので、少し厚めにいく 主戦場はボード右半分へ移行
そして、失敗その2
わけのわからんところで5のタイルを放出してしまった 4の得点コマを捨てて、8と5を狙いにいく
割り込むように置いてきた
やばいな、あのタイルはデカい数字っぽい感じ
囲い込み失敗、、、やべぇ・・・取られたっぽい
![]()
さらにやってしまった、これは致命的。。
真ん中に取り残された4枚もの青タイル
相棒「パス」 俺「パス」 さて、答え合わせ
うっ、、追加で置いてきたのは1だったか・・
![]()
まあそうだよな、、、くそぅ 相棒の取った得点コマ
俺はまだゼロ うわ、ここも負け
やっと1個
最後の6点コマ2つもなんとかゲット
![]()
もちろん惨敗
以前から安く手に入るなら少し興味があったのだけれど、ヤフオクではいつも高騰。 それをニューゲームズオーダーさんがリメイクしてくれて、しかも¥2,500という超・低価格設定。 たぶん利益度外視で、こういうアナログゲームの良さを広く伝えたいと考えられたのだと思う。 で、ゲームの内容なのだけれども これは間違いなく良く出来てます イシス&オシリスとちょっと似てるけれど、こっちのが断然面白いと思う。 まず、タイルを置くのか柵を置くのか、この2択だけですでに悩ましさがある。 1つのエリアは最低4マスというのが良く効いてて、頭の使い方的にコリドールっぽい感じが少しあるかな?と思った。 相手が柵を置きたくなるであろう場所に置けなくする(そこに置いてしまうと3マス以下のエリアができてしまう)というのは面白い。 陣取りゲームっぽい匂いもあって、レーベンヘルツ新版に通じるものもちょっとあるかな。 自分のエリアを作ってるつもりがいつのまにか相手のエリアになっちゃってたみたいな。 そんな感じで、柵の置き方だけでも決して浅く無い。 どこにどのタイルを置いたのか?という読み合いもあるので、相当緻密な思考力を要求されるのだけれど 非公開情報があるので、思いがけないドラマが最後に繰り広げられたりする。 実際、相棒とやったときはエリアの作り方では自分が圧勝してて もう途中から2人とも勝負は決まったという空気があったのだけれど、いざタイルを開けてみてびっくりだったりとか。 タイルのヨミという要素と、柵による陣取りという要素、確かにどっちも良く出来てるし面白いんだけど 若干うまく噛み合ってないところがあるかな?という感じもちょっとあった。 クランスのような要素同士の一体感に少し欠ける感じ。 というのも、これら2種類の要素が、どちらも必要以上に深過ぎるからなのかな?と もちろんそれは、どちらかに注力しすぎればもう片方がおろそかになってしまい結果として負けてしまうという 当たり前と言えば当たり前の、プレイする側の未熟さの現れでもあることは間違いない。 はっきり言ってしまえばもうこれは、完成度の問題じゃなくて完全に個人的な好みの問題。 一応、自分の感性だけで評価を付けているので、ここは敢えてBにしておくけれども。 コンポーネントも良く出来てるし、普通ならこんな値段では買えない内容だと思います。 2013/10/12 ■追記 あともう1つ できれば衝立を付けて欲しかったな。 こちらで衝立用の画像を公開されてるので、作ってみても良いと思う。 http://www.tansan.co/dliroiro/ 2013/10/13 ■追記 ゲームの内容に関しては、特に改めて書くようなことは無いかな。 非常に良く出来てると思う。 それにしても、日本で新しくイラストデザインを一新してリメイクされると どうもこういう「カワイイ系」のデザインになることが多いような気がするのだけれど もちろん、こういうのも全然悪くは無いと思うんだけど 出来たら、薔薇の名前みたいな落ち着いた大人向けみたいな感じのリメイクも見てみたいな。 とっつきやすさも大事だとは思うんだけど、大人をワクワクさせるような質感や見た目というのも必要な気がするんだけどなー。 とは言うものの、広く浸透させるためにはまず価格の安さというのは絶対あると思うので 少なくとも今の段階では、現実的にそういうのを作るのはリスクが高くて難しいのだとは思いますが。。 まあ、今のところは叶わない夢なんでしょうけどね。 気長に期待してみることにします。 2013/11/24ツイート
