No.281
大きさ比べ
Fuchs & fertig
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プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
とてもお手軽なカードゲームです コンポーネントは7種類のカードのみ 全部で61枚あります。 アリ カタツムリ、カエル、その隣のは良く分からん・・^^; ※一番右の動物の正体はハリネズミであることが分かりました キツネ、シカ、クマ これらの動物は大きさが設定されていて 全てのカードの上部に、その大小関係が描かれています。 アリやカタツムリは小さく、クマが一番大きい ちなみにカードの内訳は、一番小さいアリと 一番大きいクマが8枚ずつで、それ以外は9枚ずつあります。 8×2+9×5=61枚という構成 これらのカードを良くシャッフルして、12枚ずつ配ります。 ※配られたカードの中身は見ない 残ったカードは表向きの山札にしてテーブルの中央に置きます。 (MAXの5人プレイの場合は、残りカードは1枚だけ) 配られた12枚のカードは、山札にして伏せて置きます。 自分のデッキを早く無くしたプレイヤーの勝ちです。 手番では山札の上から順番にカードをオープンにしていくのだが オープンにする前にそのカードが、場のオープンになっているカード(※リーダーカードと呼びます)より ①大きい、②小さい、③同じのいずれかを宣言します。 正解なら 続けてさらにカードをめくるか、それともやめるかを選択します。 やめることにした場合は、それまでにオープンにしたカードを場の山札の上に置きます。 これにより手持ちのデッキの枚数が減ると同時に、リーダーカードが変わります。 そして手番は次のプレイヤーに移ります。 続けてめくることにした場合は、同じようにカードの大小を宣言してからオープンにします。 正解である限り、連続でいくらでもめくることができる。 不正解だった場合は、それまでにオープンにしたカードを全て 自分のデッキの下に戻さなければならない。 最初はデッキの中身が分からないので、完全にあてずっぽうになってしまうのだが デッキのカード構成が分かってくると、だんだん連続で正解できるようになります。 デッキを一番早く場に出し切ったプレイヤーの勝ち!
Weber, Bernhard |
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プレイ記
フォルテさん、JOSSさんと俺の3人プレイ 最初の場札は、ちょっと大きめのキツネ 手番はJOSSさんから JOSSさん「小さい」 おお正解だ! JOSSさん「やめます」 え、マジで?もうやめちゃうの?^^; あ、でも意外と正着手かもな ちょうどど真ん中の大きさのカードだから 他のプレイヤーに楽させちゃうこともないし フォルテさんは1回目で失敗したあと 俺の手番 俺「小さい」 む、正解だけど、一番小さいアリんこを場札にするわけにはいかないな しかしその後も出てくるのはアリだのカエルだので・・ カード枚数も溜まってきたし、やめたいんだけど。。 やめられず、結局失敗。 フォルテさん「ちいさい」 ハズレですね。。 なかなか1枚目を当てられないフォルテさん。 まあ、最初は当てずっぽうなので その後、場札がまたキツネになる 俺のデッキは小さいのが多いからちょっと有利になったぞ 俺「小さい」 よし正解。 もう少しめくってみるか 俺「ちいさい」 正解、だけどカタツムリじゃ止めるわけにはいかないな ※これ間違い 連続でめくる場合、2枚目以降は直前に自分がめくったカードと比べます 俺「ちいさい」 ごふっ、こんなのいたっけ^^; JOSSさん「ちいさい」 いいなぁ、2枚正解で真ん中のヤツか JOSSさん「やめます」 むーー ふたたび場札はコイツ 俺「ちいさい」 俺「ちいさい」 俺「ちいさい」 俺「ちいさい」 うーーー、やめたいけど アリでやめるというのは、次手番のJOSSさんを超ラクにさせるだけなんだよな。。 つーか、アリなんかでやめたらその時点で勝負決まっちゃうな。 めくるしかない そろそろ最大のアイツが出る頃か よし 俺「おおきい」 ぐはっ・・ そろそろデッキが1周くらいはしたはずなので、1度は見ているのだが フォルテさん「大きい」 正解 2枚目 フォルテさん「んー、大きい」 フォルテさん「あー」 それはカエルですね^^; 俺「ちいさい」 うわ、同じかー・・ くやしい フォルテさんと俺が苦戦する中、順調に正解を積み重ねていくJOSSさん やばいな、そろそろ終わっちゃうぞ 残りデッキも大体覚えられたっぽい 俺の手番、2枚正解 カエルか、よしここでやめとくか JOSSさん「あ、カエルになっちゃった」 なんか記憶を混乱させることに成功した模様^^; フォルテさんは大きい動物で苦労している模様 JOSSさんがカード出し切って勝利
評価・・・
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コレなかなかスゴイもの持ってるぞ、面白い! コンポーネントだけ眺めてると、たった7種類のカードだけなので 「ああ、お手軽な子供向け記憶ゲームね」くらいの感想しか出てこないんだけど。 やってみて思ったのは、意外にインタラクションがあること。 基本的には、アリやクマのカードでやめるというのは 他のプレイヤー(特に次のプレイヤー)へのナイスアシストでしかないのだが 自分のカードだけでなく、できれば他のプレイヤーのデッキ構成も良く見ておいて アリやクマがたくさん居るようなら、それでやめるという選択肢も出てくるように思う。 でも、そのカードでやめづらいけど場札にほとんど影響されることなく正解もしやすいので クマやアリばかりのデッキなら、一発逆転勝利があるという爽快感もありそう。 序盤は、とにかく不正解になるまでめくって、デッキの構成を見ておく方がいいのか 1枚でも枚数を減らした方がいいのかというジレンマもある。 もちろん記憶力ゲームとしての楽しさもある。 さらに、カードに書かれているのが単純な数字とかじゃないところもすごくいい。 こういうのは、にわとりのしっぽなんかと同じで、少なくとも数字よりは言葉で覚えづらく面白い。 にわとりは3人~くらいのほうがベターだと思うけど、これはどちらかというと2人プレイ向きかも。 対決色を全面に出した方が面白いかもしれないなー。 これはカードの質やグラフィックデザインも良く出来てるし、トータルでみて ぴっぐ10なんかより高評価にしたいな。 なんせ、これだけの内容があるのに、コンポーネントはたった7種類のカードだけというのがすごい。 やるなぁ。。 2012/04/20 ■相棒と2人プレイ感想追記 3人でやって非常に面白く、しかもこれは2人プレイの方が良いかなと思ったので 相棒と2人で遊んでみた。 個人的には2人でも3人でもあまり変わらず楽しめる感じだったのだが 相棒の反応はかなり微妙。 相棒曰く、ロバと同じで結局覚えてしまえばいいわけで あまり他のプレイヤーのや場札の動向は気にならないとのこと。 動物で覚えるのが難しかったら、覚えやすいものに置き換えちゃえばいいと。 これはやはり記憶のプロフェッショナルにやらせちゃダメなゲームなのかなというのは思った(笑 でも、相棒はにわとりはあまり得意ではない。 理由がとても気になるので、聞いてみると にわとりは一度めくったものを伏せるというのを何回もやってるうちに 少しずつ位置がずれていくのがダメらしい。 神経衰弱とかでもそうらしいのだが、縦横きちんと整列されて並べられてないとダメで ちょっとでも"ズレ"が生じるともう修正が利かないというか。 あと、にわとりはコースのタイルと、めくるタイル両方見る必要があるというのと その両タイルの形が違うのもダメとのこと。 要するに神経を1点集中したい、というのと理路整然としてないと覚えにくいらしい。 なるほど、デッキのカードの順番なんかにあいまいさは無いもんな。。 俺は2人プレイがいいかなと思ったんだけど、こういう人は多人数プレイの方がいいのかも。 2012/04/25JohnnyBet ツイート