たっくんのボードゲーム日記

No.92
チケットトゥライド 北欧
Ticket to Ride Nordic Countries

プレイ人数:2 - 3
プレイ時間:約60

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




今度は北欧(ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ロシア)を中心とした国々が舞台です。

ルール的には、スイスとほぼ同じ。
そこにヨーロッパで登場したフェリーがちょっとアレンジされて再登場した感じかな。


うーむ、各国の首都とリレハンメルくらいしか分からん^^;



一応、ボード全景的にはこんな感じ。
ドイツと同じく全体的に縦長なので横向きになっています。




これが新しいフェリー路線。



ヨーロッパと違って、フェリーにも色指定の路線がある。
指定された色の列車カードと、マスに描かれた数の機関車が必要になる。

ちなみに機関車は、フェリーとトンネル路線以外は使えない。
このへんはスイスと大体一緒。


今回は、シリーズ最長となる9マスの路線が登場する。



得点はなんと27点。



列車カード。北国らしく雪が降っていて良い雰囲気。




ちなみに列車カードの背は、こんな感じ。



登場する国々の国旗が描かれています・・・ってロシアが入ってない。。


スイスと同じく2~3人向けになっていて、2人プレイの場合は複線は単線扱い。
列車コマが40個なのも同じ。(※一応予備で、45個ずつ入っている)





Alan R. Moon
プレイ記



相棒と対戦。さて最初の目的地カードは、ストックホルムからフィンランドへ伸びる2枚を選択。



赤丸がフィンランド内の目的地。



目的地カードの構成がどんなんなってるのかは一切事前に見ていない。
しかし、各国の首都はとりあえず押さえといた方がよかろう。

ということで、KAJAANIからヘルシンキ経由でストックホルムを目指す。


とりあえず、ストックホルムまで到着!(俺は白)



しかし相棒の嫌がらせで、ヘルシンキは経由できず(紫の列車の配置に注目)
こんな徹底的に嫌がらせせんでも。。。


一方、相棒の路線。あ、紫のところ1個空いてる。



相棒「たっくん、紫持ってないでしょ?」

ちっ、知ってたか^^;


ストックホルムからオスロ~コペンハーゲンまで開通!



よーし準備は整った、目的地カード引きまくるぞ。


相棒も目的地カードを引く。しかし相変わらず場所が分からず苦労しているの図



まぁ、俺もよく知らん都市がほとんどだししょうがないけどね。

この後は目的地カードを引きまくって、既に達成しているものや
すぐにつなげられそうなものを選んでいく。
予想通り、首都が目的地に入っているケースが多いのでラク!


ここ、ヘルシンキにつなげさせないために妨害したいんだけど
路線が3つもあるから、1本塞いだところで大して痛くないんだよなぁ・・




終盤、首都を効率よく接続できた俺に対して相棒は海岸に伸ばす。



海岸線はフェリー路線が多くて機関車不足に終始苦労していたようだった。


さーて、列車残り3個になったのでさっさと終わらせるために
どっか適当に置けそうなところを探す。

お、あるじゃないの。黒1個。



相棒が列車カード溜め込んでるので、例の9マス路線に置かれる前に終わらせてしまえ!


結局、大量の目的地カードを達成した俺が得点チャート1周分リードして圧勝!




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

うん、面白い。これまでのシリーズと変わらないプレイ感、面白さ。
ただ新しい要素に乏しいのが残念なところ。
最初は北欧各国の限定販売だったこともあって、登場する都市名は
日本人にはほとんど馴染みがない、というか読めねぇ・・

各国の首都とオリンピックがあったリレハンメルくらいしか分からん。
目的地カードの読みづらさもあって、相棒も俺も場所を探すのにけっこう苦労した。

マップ的なポイントは首都の集中する南部とフィンランド。
フィンランドの内陸部はスイスマップで言うところのチューリッヒ周辺のような感じだ。
1マスや2マスの路線が多くて激戦区になりやすい。
逆にノルウェーはトンネルやフェリーが多くて難所という感じ。
しかし多かれ少なかれフェリーは使うことになるので機関車はある程度キープしておきたいところ。

例の9マスの最長路線は結局今回は出番無し。
しかしコイツを活用した最長24ポイントの目的地カードが存在していて
これ1枚達成するだけで路線のポイントと合わせて実に70ポイント以上になる。
これは戦略の1つになるかもしれない。

スイス版と同じ2~3人用マップなのだが、ヨーロッパ版アメリカ版を持っているなら
「外国」という概念が効いている分スイス版の方が1枚上と思う。
手に入れ易さや価格的な面から考えても、2人でプレイするならやはり北欧よりはスイスの方をオススメしたい。

ただし、北欧も決して悪くはない。というか面白い。
ただ他のシリーズで味わうことのできる面白さとは、明らかに違う面白さは無いので
特にスイスをプレイできる環境にあるなら、特に北欧は持ってなくてもいいと思う。
ファンとして、コレクションアイテムになるかなといったところ。


JohnnyBet



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