No.497
レミングス
Lemming
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プレイ人数:2 - 5人
プレイ時間:約30分
プレイ時間:約30分
ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要
レミングたちのレースゲームです。スタート地点。
で、ゴールがここ。
レミングコマを1人2つずつ持ちます。
2匹のレミングを最初にゴールさせたプレイヤーの勝利です。 レミングを進めるためには、こういうカードを1枚プレイします。
カードにはボード上に描かれている地形と同じ絵が描かれています。
4のカードをプレイすると、2匹のレミングのうちどちらかを4マス進めることができます。
草原(薄い緑)のマスは、どのカードを使っても通れます。
加えて、上記のように砂漠のカードをプレイしたら砂漠を通ることもできます。 同じように、森のカードなら草原と森、山岳のカードなら草原と山岳を通ることができます。 次の人が、砂漠の2をプレイした場合はその前にプレイされた砂漠4のカードを加えて6マス進めることができます。
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さらに次の人がさらに砂漠の2を出したとすると
これなら8マス進めます。それまでに出されたすべての同じ地形カードの数値を進めるマス数に加えることができます。 ただし、前に出されたカードより大きい数字のカードをプレイした場合は、プレイしたカードだけを使って進めなければなりません。
この場合は3マス進めます。 それまでに出されていたカードは捨て札になってしまいます。 でも、大きい数字のカードをプレイして場のカードを捨て札にしてしまった場合は プレイしたカードと同じ種類の地形タイルを好きなマスに置いて、地形を変えることができます。
ちなみにレミングが置かれているマスにもタイルを置けます。 置くマスとタイルの種類によって、自分のレミングを進みやすくしたり他のプレイヤーのレミングを妨害したりできます。
1つの地形につきボーナスタイルは3枚ずつしかなく、プレイしたカードに対応するタイルが無くなってしまったら代わりに草原のタイルを置きます。
■他のレミングを押し出す 山岳カード4が出ているところに、山岳3を出したとします。
これなら7マス進めますね。 青のコマをどうやって進めましょう?
もちろん、下の方のコースを行くこともできますが、、 2マス移動して、ここまで来ました。
3マス目の移動で、黒のレミングを押し出すことができます。
4、5、6、7でここまで移動できました。
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Bleasdale, Sebastian |
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プレイ記
5人プレイ ※赤枠のゲートインが遅れています手番は私から、うーん。
緑の1で、2+1で3マス ※ゲームの最初にすべての種類の地形カードの2をテーブルに置いた状態からスタートします
「ブヒ♪ブヒ♪ブヒ♪」 イズナさん「いや、これブタじゃなくてレミングです」 「あ、ブタじゃないんですね」 「てっきりブタかと」w 「ブタじゃないなら、カピバラかなぁ?」 「そう言われればカピバラの方が似てるかも、どっちもネズミの仲間だしそっちの方がw」 さて、そんなことを言ってる間に他のカピバラも続々とスタートしてるわけで
大外をすごい勢いで突き進む黒のカピバラ
あー、やっぱ水3のカード、使わないでとっておけばよかったかなぁ とか今更考えてもしょうがないので、茶色のカードが含まれていることを祈ってカードを引く
1枚もなし・・・
しょうがない、黄色1を出す
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ツエツキさんが水1を出す
ツエツキさん「これで7マスです」 一気に池越え、いいなぁ〜
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この機を逃すものかと、水0を出す
これで7マス進めるぞ 短い足を高速回転させて中盤の難所を乗り越える
残った1匹をどうするかが少々問題だけれど
「イズナさん、もう1匹がまだスタートから出てないですよ」w
先頭集団
水を前にしてボーゼン組
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強制的に入水させられ、水のカードは無く、大きい数字のカードもないので新しいタイル置くことも難しい・・
とりあえず先に行ってる方を進めておくか
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ツエツキさん「なんでそんなに蛇行してるんですか?」w とにかく1着でゴール
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海を埋め立てて、島を作って脱出
ここから怒涛の追い上げを見せるぞ
行け、オグリキャッブヒ!
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悪質な斜行で進路妨害
置き換えタイルが尽きている今、モノを言うのは土のカード! 水でも一応可
不可 しかし、みんな同じ状況なのかゴール前でみんな足踏み
ツエツキさん「じゃ、ゴールですー」
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これ非常に良くできてますね!ブリーズデールの代表作の1つになっていくんじゃないかと思います。 みんなでワイワイ楽しめるゲームでありながら思考性も十分あり、それでいてシンプルなルールに仕上がっているというまさに往年のドイツゲームらしい名作ですね。 5人プレイと4人プレイでやってみたけどどっちもほとんど変わらないプレイ感だった。 レースゲームなのでできれば人数多めの方が良いとは思うけど、多分3人プレイもいけそうな感じ。 その場合はコマ3つずつくらいでも良いんじゃないかな〜とは思うけど。 タイミング次第で、0や1が最も大きく進めることができるカードになり得るというのが非常に面白く爽快感がある。 でも3や4ならいつでもそのマス数進めることができるし、場に出ているカードを上書いた時のボーナスタイルがあるので 大きいカードと小さいカード、どっちが有利か不利か一概に言うことができない。 大きいカードを出してしまうと、周りのプレイヤーにたくさん進むチャンスを与えてしまう。 逆に言うと、小さいカードでも温存して最も効果的に使えるタイミングを待つこともできる。 このあたりが最も興味深く面白いポイントと思う。 でもレースゲームらしくコース取りやポジションも重要だし、タイルを自分が進みやすくするために使うか、他人の邪魔に使うかといったところも考えどころとして楽しめる。 それにしてもドラダのときも考えたことだけど、こういうレースタイプのゲームとかすごろく系のゲームは「1人で複数のコマを持つ」というのは、ゲームを面白いものにする非常に有効な手段の1つですね。 少ないプレイ人数でもボード上を賑やかにできるということと、コマの進め方はダイス運であったとしてもプレイヤーに「選択肢」を示すことができること。 この2点が大きい。 シンプルなルールとコンポーネントでプレイアビリティやリプレイ性が高い。レミングのイラストやコマも可愛らしいし、アミーゴなのでカードも上質。 多言語版でルールブックに日本語が含まれてるのも嬉しいですねー。 ゲーム内容からコンポーネントまで、これといって不満な点は特に見当たらない。 これは文句無くAを付けようと思います。 2015/10/29ツイート