No.72
クーハンデル
Kuhhandel
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約50分
プレイ時間:約50分
ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要
競りや取引で同じ家畜を4頭ずつ集めるゲームです。 4枚同じ家畜カードを集めると、カードに書かれている得点がもらえます。 最終的にこの得点の合計で勝敗が決まります。 家畜は全部で10種類、4枚ずつあるので全部で40枚。
Kolze, Ruediger |
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評価・・・
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想像通りの面白さ、Good! 同じ家畜カードを4枚集めないと得点にならないというシステムで 「家畜の需要」をうまく表現しているところと、取引のやり方に見るべき点がある。 競りの部分はごく平凡なシステムで、かなりオークショナーが有利。 一巡の競りなので最初の方に値段を付けるプレイヤーが圧倒的に不利なのだが まぁ、だからと言ってそんなに悪いことでもないのだが。。 それよりも、「4枚集めないと得点にならない」というのがこのゲームの心臓部だ。 これがあるおかげで、2枚、3枚集めている人に対して3枚目、4枚目のカードの価値が 変化したりする点が面白い。 これは、競りにおいても取引においても効いてくる特性だ。 あと、取引のとき動いた金額が当事者にしか分からないというのも地味に効いてる。 相手の持ち金がはっきり分からないので、どのくらいの金額が適正なのか 見えにくくしていてゲームに深みを与えている部分だと思う。 それと「おつりは出ない」というのも、なにかスッキリしていて 同時にプレイアビリティを高めることにも貢献していていい感じだ。 さらに入札の仕方や取引の際の値段のつけ方にも、いい影響をもたらしているのではないかと思う。 例えば、おつりがでないので、大きい単位のお金カードしかない場合など お買い得な状況であっても入札をためらったりするのだ。 競りの部分に関しては、メディチ対ストロッチのときも同じようなことを考えたのだが もう少し幅があるといいと思う。一斉入札やフリーオークションなんかがあっても面白いんじゃないかと。 このへんはヴァリアントを導入してみる価値がありそうだ。 若干ではあるが、プレイが間延びした印象があったのと 中盤以降、明らかにゲームから脱落してる人が分かってしまうところがマイナス評価かな。 でも家畜カードとお金カードだけでこれだけの面白さを表現したのは見事だと思う。 非常によく纏まっている。JohnnyBet ツイート