たっくんのボードゲーム日記

No.25
ケルト拡張 追加ボード
Keltis Neue Wege, Neue Ziele

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約40

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




あのケルトの拡張ということで、やはり当初から気になっていた本作。
もちろん基本ルールは、本家ケルトに準じる。

早速ボードを。。



ケルトを面白いと思った人なら、これを見ただけでウキウキするのではないだろうか。
一本道だったコースが、、あちこち分岐してる!
最初マイナスからスタートするのは変わらないのだが、ケルトでは奥に進めば進むほど
点数が高くなっていたのに対して、今回は一度下がってから上がってみたり
一筋縄ではいかないようになっている。


願いの石が5色になり、個数を集めるのではなく
種類の多さで点数が高くなるようになった。


5種類全部集めると10点


ただし、同じ色の石を3個以上集めるとボーナス10点がもらえる。


なかなかバラエティ豊かになった。


コース上のタイルは、クローバーや点数が書かれたおなじみのタイルの他に
カードの絵が書かれたタイルが増えた。(写真でピンクと赤のマスにあるタイル)


タイルは四角から丸になり、ケルトのものよりちょっと小ぶり。
また願いの石が、うず高く積まれているマスもある。

カードの絵が書かれたタイルのマスでは
自分のカード列のどれかから1枚、一番上のカードを捨てることができる。
例えば、4、7、9と出してしまって、手札に8が来たけれど
もう出せないという状況になっても、9を捨てることで8が出せるようになる。


クローバーや得点タイルはケルトと同じ。
任意のコマを1つ前に進めたり、得点を得たりできる。



今回は7のマスより奥に5個以上のコマが進んだらゲーム終了。





Knizia, Reiner
プレイ記




相棒と対戦。ケルトはどうもなかなか勝てないんだよな。。




俺:茶色コマ
相棒:白コマ


最初の手札、黄色が多いな。




なので、黄色を中心に進める。
ここでコマを2つ出して、黄色の願いの石3個ゲットを狙いにいく。




緑のルートを通っていけば、緑の願いの石も3個狙えそうだなぁ。




手札は、、と。そこそこ緑のカードがある。
さすがにコマ2つを進み切らせるほどは無いので
片方のコマは、緑の願いの石1つゲットできるところまででいい。




奥に進めるのは、もちろん大きい2倍コマのほう。




んで、狙い通り、黄色と緑の願いの石3個ずつゲット!



この時点で22点、これはデカイ。


さて、まだコマ2つしか出してないのでそろそろ他のコマも出動するか。



大コマは10点まで到達。




とりあえず、5点まで来た。
しかし、緑のカードは降順で0まで出し切っているのがツライ。
できればピンクの石を回収したいところなのだが。。



ピンクのマスから赤のマスへと進めばもう少し奥に進めそうだが、、どうするかな。


相棒は願いの石5色全部揃ったようだ。





相棒が何枚か捨てた赤のカードを拾う・・
さっきの5点まで進めたコマはとりあえず保留。




拾った赤のカードで、赤のルートを進む。




これで俺も願いの石4色ゲット!残るはピンクだが・・
なんせ緑のカードを出し切ってしまっているので難関。




俺のカード列。ほぼ全て出し切ってしまっているので八方塞状態。




ピンクの石まであと2マスなんだがなぁ




と思ってたら、引いたぁ!!ピンクの0。よっしゃあ。



緑の0は、カードを捨てることができたのでいったん捨てて
次のターンで回収。これでピンク石取れる!


俺の願いの石。5色揃って10点。黄色と緑が3つずつで
それぞれ10点なので、合計30点!




最終結果、カードが尽きて終了。



大ゴマはお互い10点まで進めて、コマの進み具合による得点は
ほとんど差がつかず。

しかーし、願いの石!相棒は5色揃え&同色3つ×1=20点
俺はさっきの通り30点。ここで10点の差がついた。

勝利^-^



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

難しい、他人の進み具合とかに気を回す余裕はなく
ひたすら自分のコマをどうやって、より奥に進めるか
願いの石を回収するかを考えている感じ。

ケルトでは、ある程度のカード枚数が溜まった色があれば
あとは、出すタイミングを見計らうという感じだったが
本作ではコースが複雑に分岐していて、分岐するたびに
必要なカードの色が変わる。
しかも、タイルや願いの石、得点も上がったり下がったりと
複雑なことこの上ない。

ボードゲームのパズルという感覚がしっくりくる。
そういう意味では、本家ケルトよりソロプレイ感が強い。

とてつもなく悩ましく、それはそれで楽しいのだが
たとえば、カードを捨てるとき相手の進み具合を意識することは希薄になった。

ケルトのシンプルさ、それゆえのプレイヤー同士のカラミ
そういうのが楽しい人には合わないかもしれない。
逆に1人でクロスワードパズルとか解くのが好きな人は
これを1人でやっても楽しいかもしれない。

ボードをぱっと見た印象と実際にゲームをやってみた印象は
まるで違うと思う、良くも悪くも。

でもギリギリBをつけてもいいかな、面白いと思う。


JohnnyBet



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