たっくんのボードゲーム日記

No.372
酔いどれ猫のブルース
Katzenjammer Blues

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


お手軽なカードゲームです。

スートはありません(カードのバックに色が付いてるけど)
1~5までの数字が書かれたカードが15枚ずつあります。


ゲーム上、意味があるのは数字だけです。


得点カードは24枚(プレイ人数によっては使う枚数を減らします)


ジョーカーは他の数字カードと同じく15枚あります。

得点カードをたくさん集めたプレイヤーの勝ちなのだが


同じ数字カード4枚セットと交換で




カードの数字と同じ枚数の得点カードがもらえます。 ※得点カード1枚で1点




ジョーカーはどの数字カードの代わりにもなります。


これなら得点カードを5枚もらえます。



ただし、使用したジョーカーは捨て札にせず自分の前にオープンにして並べておきます。


で、ゲーム終了時、最も多い枚数のジョーカーを並べているプレイヤーはマイナス5点


自分の前に並べた分だけではなく、手札に残しているジョーカーも加えなければなりません。




ジョーカーを捨て札にする方法が1つだけあります。


ジョーカーは4枚揃えることで捨てられます。


※数字カードの代わりとして使って得点カードと交換してもOK
もちろんその場合は、ジョーカーを捨て札にはできません。



ゲームスタート時の手札は6枚


これを元手にして、4枚セットを作るべくカードを増やします。


ラウンドの最初に山札から1枚ずつめくってカードをオープンにしていきます



同じ数字カードが出たらそこでストップ


これらのカードセットに対して手札のカードを使って入札(競り)をします

基本的にもっとも多いカード枚数を付けたプレイヤーが競りに勝利して
入札に使用したカードを捨て札にして、オープンにされたカードセットをゲットします。


山札からカードをめくってジョーカーが出てきたときもそこでストップとなり、競りが開始されます。


ジョーカー1枚でもストップになります。


ジョーカーでストップした場合だけ、山札から全員1枚ずつ数字カードをゲットします。


臨時収入です。


*****


入札の方法にちょっと制限があって

入札に使用するカードは

全部バラバラ



全部同じでなければならない。



そして、同じ枚数なら前者よりも後者の方が価値が高くなります。


こんな感じかな




バラなら枚数が多い方が価値が高く
同じ枚数なら、同じ数字のカードセットの方が価値が高い





同じ数字のカードセット同士なら、数字が大きい方が価値が高い。
もちろん枚数が多いなら、カードの数字が小さくてもバラのカードセットでも
価値が高くなります。




スタートプレイヤーから順に、「バラで3枚」とか「3で3枚」とか入札していきます。


ジョーカーは入札時にも使用することができます。


これなら2を3枚で入札可
※落札したら、使ったジョーカーは自分の前に並べておきます


そして、4枚セットで得点カードに交換できるのは

カードセットを落札した直後だけ

得点カードと交換するにしてもジョーカーを捨てるにしても
競り勝つ必要があります。


得点カードか、数字カードの山が尽きたらゲーム終了。

最も多くの得点を獲得したプレイヤーの勝ちです。





Knizia, Reiner

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

いいですね!とても面白い

入札方法がユニークで面白いし、ジョーカーをめぐるジレンマもまた見事。
競りゲームなんだけれど、難しくないしプレイ感も軽め。

お金でお金を競るというのはマネーあたりとも良く似てるけど
こっちの方が面白いと思った。

得点カード(元々はチップ)を除けば
コンポーネントは、スートも無いたった6種類のカードだけというのもすごい。

ジョーカーがめくられたときにもらえるカード運が少々強めな印象ではあるけれど
でもそのことが面白味に悪影響を及ぼしている感じは全くしない。

これは持ってて損のないカードゲームだと思います。

ちなみに3人プレイがベストのようで、5人、6人プレイはダメみたい。
4人プレイは全然悪くなかったけどな。

2013/05/13


JohnnyBet



レビュー一覧へ


たっくんのボードゲーム日記