No.271
ジャストフォーファン
Just 4 Fun
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プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約15分
プレイ時間:約15分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
ボード全景。6×6マスのボードを使った4目並べです。並べるコマ。1人1色(20個)を使います。
コマはボード上のマスに描かれた丸のうち、最も自分の側のところに置きます。
マスに書かれた数字については後述します。 縦・横・斜めのいずれかで4つ、一直線に並べることができたら勝ち
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ただし、すでにコマが置かれているマスにも他のプレイヤーはコマを置けます。
こういうマスがある場合、そこは一直線に並んでいるとはみなされません
で、どうしたらいいかというと 他のプレイヤーよりも多くコマを置く
つまり正確な勝利条件は 置いている自分のコマが単独トップのマスが4連続で並んでいること となる ただし、 ・トップのプレイヤーと2つ以上差がついてしまったマスにはコマを置けない というルールがあって 先ほどのこの例だと
この27のマスのトップは現在、白のプレイヤー。 赤のプレイヤーは1個置いているので差は1。 なので赤のプレイヤーと白のプレイヤーは、まだこのマスにコマを置くことができるのだが 紫と黄色のプレイヤーは、1つも置いていないので トップの白との差が2なので、もうこのマスにはコマを置けない
なので、このマスに関しては白と赤の一騎打ちになるのだが
たとえば、白がさらに1個置いたとすると 赤のプレイヤーとも2個差になるので もはやこの27のマスは白の独壇場となり、もう誰もコマを置くことができなくなる
さて、コマの置き方であるが、カードを使います。
Grunau, Juergen |
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プレイ記
相棒と対戦 俺が白で相棒が赤まあ、真ん中を押さえにいく
相棒「私も5~」
その後 5のマスは俺が2つ積んでて優勢
俺「リーチ!w」
相棒「まずいなぁ・・」 相棒「じゃあ、18」
ふーむ、これで18のマスは1対1か なんか良い手ないかな?
ここは、やはり 俺「12+6=18」
これで再びリーチ これで残るは31なのだが
31、、つくれる??
だめだな。4を2枚処分しとくか。
相棒「31」
あ、置かれたか・・・ 俺「うーん、あと1手早ければナー」
まあいいや、俺も31で再びリーチ!
相棒「31で、もういっこ積む」
むむむむ・・ 俺「しつこく31」
相棒「ホントしつこい~」 相棒「もうカードがないよ。。」 俺「そうなの?」 俺「よっと・・」 ←カード引いた
おっと、これはw 相棒「うーん、もうダメ置けない」 俺「じゃあ、俺の番ね」 俺「16♪」 俺「10♪♪」 俺「5♪♪♪」
俺「これで31」 相棒「あーあ、負けちゃった」 相棒「カード運だよこれ」 そうかぁ?これでもう俺の3連勝だけど?? ■4戦目
31あたりから攻めてみるか
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俺「ん~~」 俺「5かな」
相棒がこう来たので
さてどうするかな
俺も9、いっとくか
相棒「9」
相棒「14」
なんだ、ぬるい手だなーw じゃ、俺はこれでリーチだ
相棒「じゃあ、これで17」
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俺「ん?なにそれ?意味が分かんない・・」 23が作れれば勝ちなんだけど、ネタが無いので10で様子見
相棒「意味が分からなかった?」 相棒「ハイ、これで20」
俺「あーーーー、リーチだったのか!」 気がつかなかった・・・orz もっかい!!
お互い2つずつ重ねて睨み合い状態
その後、こんな感じになった
狙うは18のマスの独占。現在2対1で優位だが
よし、18つくれるぞ
独占!ここを押さえられたのは大きい
相棒には、かなり痛いはず しかし、端の縦一列だけは注意しとかないとな。
うーん、とりあえず仕切りなおしかなぁ?
いや、20に置いてしまえば・・
かなり有利になって参りました^^ 俺「これってダブルリーチ?」 相棒「いや、違うんじゃない?」 俺「でも、27でも12でもビンゴだよ」 相棒「あー、そういう意味ね」 相棒「うーん、無いなぁ。とりあえず12押さえとく」
そうすると、27の方だが・・・
作れそうな気配は微塵もない(笑 つーか全部足しても16だしw ここは、5を埋めとくのがよかろう
これで正真正銘のダブルリーチだろw 相棒「23」
おっとやばい、右一列揃っちゃいそうだぞ
7を潰しとけ
相棒、7を上積みして2対2にしてくるが・・
俺の手札
9のマスを埋めて、これでビンゴ
俺の4勝2敗 相棒「実力7、運3ぐらいかな?」 俺「ん?じゃあ、俺有利ってこと?勝率的に」 相棒「んー、まあそうなんじゃない?」 まぁ、レーパーバーンほどひどい状態じゃなかったけど(笑
シックで無機質な数字ゲーなんだけど、これがなかなか面白い。
手札の数字を足し算だけで目的の数字を作れないか?
昔よくやった電車の中での暇つぶしで、切符に書かれた4つの数字を
四則演算で10にする遊び(どれだけ共感してもらえるんだろう?)
あの楽しさに良く似てる感じ。
そういう楽しさ+4目並べの楽しさって感じかな。
どの数字をつくったらいいのか?というところから考え始めるので
数字4つまでの足し算だけなんだけど、けっこう頭つかう。
これ、知育玩具としても非常にいいんじゃないかと思う。
小学校3~4年生あたり。
答えを設定するところから考えなきゃならないので
とてもいい思考力の鍛錬になると思う。
それでいてプレイ感は軽く、気軽に遊べる。
また、一般的な4目並べや5目並べと違って
相手が置いたマスにも、自分のコマを置くチャンスがある
というのがとても面白い。
ポンと1回置いただけでは、安泰ではないのだ。
これ、実にいいインタラクション要素になってると思う。
カード運は普通にあるんだけど、プレイ感的にはアブストラクトに近いかな。
かなり思考性は高い。
でも前述したように、重くないので誰でも気軽に楽しめると思う。
評価Bにしたけど、B+くらいかな。かなりの良作。
2012/03/15
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