たっくんのボードゲーム日記

No.414
金角湾
Golden Horn

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約40

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要


金角湾の端から端へ、船で荷物を運びます。


たくさん運んだプレイヤーの勝ちです。

航路の途中には、中間地点(停泊所)があります。

船は1人3隻ずつ持ちます。


帆の中央に描かれているエンブレムがプレイヤーごとのシンボルマーク

手番では、3隻の中から1つ選んで1マス進めることができます。


それで、移動先のマスの枠の色と同じ色が船の帆にある場合は

さらにもう1マス進めることが出来ます。


進んだ先のマスでさらにマスの枠と帆の色が一致すれば一気に進めることができます。

ということで、3色の帆がある船は当然速い



一方、1色しか無い船は足が遅いのですが・・・






最初に、各プレイヤーは順番に湾のどちらかに自分の船を1隻ずつ置いていきます。



湾には常に10個の荷物が待機していて、どれか1色を選んでそれを纏めて船に積むことが出来ます。


ただし、帆の色と同じ色の荷物は積めない


これはオレンジの荷物を積んで出航したところ


湾に置かれていたオレンジの荷物を全部積めます。

で、マスの枠(赤)と同じ色の帆があるので

もう1歩進みますが


さらに同じ色(黄色)があるので

1手番でここまで進めました。



しかし、、、1マスには1隻しか入れないので、他の船が居るマスはさらに飛ばすことができます。


3つの色の帆を持つ高速船なら、このくらい進めることも珍しくありません。


さらに、手札としてマスや帆の色と対応したカードがあって
マスの枠と同じ色のカードを1枚支払うことで、同様にそのマスをスキップすることができます。



中間地点や湾の両端に到着したときだけ、このカードを山から手札に補充することが出来ます。



反対側の湾に運んだ荷物は、勝利点として獲得します。


たくさん運んだプレイヤーの勝ちなのだが、、異なる色のセットを揃えたりするとさらに加算ボーナスがあります。





Colovini, Leo
プレイ記

4人プレイ






初期手札



湾の両端に船を置いていきます






先を行くフォルテさんを追いかけるイズナさんの3色高速船



ツエツキさんは、1色の帆の鈍足船。けど中間地点やゴールでもらえるカードは多い


うーん、どっちがいいのかまだ分からんな

まあ、とりあえず最初は速さ重視でいってみる






中間ポイントに到着


嬉しいカード補給、でも3色船なので1枚だけ




すぐに混雑する補給所


イズナさんの1色船で3枚補給、おいしいなぁ

俺の1色船は、、もろもろの事情により中間補給ポイントを通過させることになりそう


もちろん、できれば3枚補給したいけど


お!空いたぞ!!



ま、すぐに埋まっちゃうわけだけど(T_T)



2色船、中間補給ポイントをスルー


後手後手になっちゃってるな




中間ポイントが空くのを待つよりは、とっととゴールしちゃった方がいいかと思い進める









全くもって間が悪い



未だに我が倉庫はからっぽ



さらに1色船からも、略奪という憂き目に遭いだす



そんな海賊が暗躍する危険な海を乗り越えてやっとゴール


カードも念願の3枚補給!

3色船もなんとか到着






終盤戦 まともに荷物を運ぼうとする堅気は姿を消し海賊だけが暗躍する時代に突入



そして終了



こんだけしか取れなかった



勝ったのはフォルテさん




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

コンポーネントはけっこう大仰なんだけど、コロヴィーニらしく実に遊びやすくシンプルなプレイ感。
つーか、ベースはカルタヘナですね。


海賊が荷物を運ぶようになったカルタヘナって感じがした。

実際、海賊居るしw

見た目も派手だし、若干視認性が良く無いけど(プレイヤーごとのシンボルマーク)まあそこまで気になる程じゃない。
アトランティスといい、安定感のあるシステムなんだけど、どうももう1つ突き抜けない感じがしますね。。

セットアップのめんどくささに関しては、アトランティスよりは良い出来。カルタヘナには及ばないけど。

でも、なんせ基本的には自分の船を1マス進めるだけなので、キレという意味ではカルタヘナを上回ってる部分がありそうですね。

さすが、ファミリー向けのオーストリアの大賞作って感じ。

2014/06/29


JohnnyBet



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