たっくんのボードゲーム日記

No.592
ファフニル
Fafnir

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


5色(12個ずつ)の宝石と20個の金です。


袋に全部入れて、良く混ぜます。

得点チップ。



それぞれ袋から10個ずつ引いて、ついたての後ろに置きます。
※「世話係」のプレイヤーは、11個引きます。(世話係のプレイヤーは適当な方法で決めます)



■競りの開始

世話係は袋から2個引いてテーブルの真ん中(ファフニルボードの上)に置きます。
※同じ色だった場合は、2色以上になるまで2個ずつ引き続けます。
それと、1点チップも置きます。



全員手持ちの石の中から任意の数握ります。
※場に出ているのと同じ色の石は握れません。



一斉にオープンにします。



一番多い数の石を握ったプレイヤーが勝者となり、場の石と得点チップをもらってついたての後ろに置きます。


場に置かれているのと同じ色の石を握ったプレイヤーは無条件で負けです。
※同数だった場合は、世話係の右隣から反時計回りに優先順位があります。(世話係の優先順位は最後)

勝者が握ったトークンは捨て場ボードに色ごとに並べます。


※セットアップ時にあらかじめ3個置きます。


競りに勝ったプレイヤーが新しい世話係になって、上記の競りを繰り返します。

1色の石が指定された個数(2人:6個、3人:7個、4人:8個)捨て場に並んだら1ラウンド終了です。



ラウンド終了したら全員ついたてを外して、全員が持っている金以外について色ごとに合計して順位を付けます。



例えば


オレンジ黄色
プレイヤーA3523
プレイヤーB5321
プレイヤーC314
プレイヤーD422
合計15(1位)8(2位)5(3位)2(5位)3(4位)
順位ごとに、以下の点数が付きます。金は常に1点です。 1位:1つにつき3点 2位:1つにつき2点 3位以下:1つにつきマイナス1点 ということでこうなる。 赤:3点 オレンジ:2点 黄色、緑、青:マイナス1点 金:1点 ただし、5個以上持っている場合はプラスの点数はもらえません。 ということで点数は、こうなります。
オレンジ黄色合計
プレイヤーA3×35×22×マイナス1320
プレイヤーB5(点数にならない)3×マイナス12×マイナス11×マイナス1-6
プレイヤーC3×31×2415
プレイヤーD4×32×22×マイナス114
ラウンド終了時に40点以上になったプレイヤーがいたらゲーム終了です。

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

面白いのかどうか、ちょっと良く分からない。


配られるリソースがランダムなので、序盤は特に指針が立てづらく適当な感じになってしまう。
フィジー とか ハゲタカの餌食 みたいに最初は全員同じなら、そのあたりでモヤッとしなかったのかな?と思った。

あと、どの宝石が1位や2位になるのか(得点をもらえる宝石なのか?)の途中経過が分かる方が良いかなぁ。
最後に全員の手持ちを公開するまで良く分からなくて、最初に配られた分で偏ってた色がたまたま3点になったとか、マイナスになったとか、戦略外のところで決まってしまった感があった。

場に出された色、みんなが握ってきた色から1位になる色を推測させるというのは分かる。
でも、袋に残っている色も次に出てくる色も分からないから、トータルするとやっぱり良く分からない、となってしまう。

少なくとも見えにくい。
うーん、もう少し公開情報を増やしたい気がする。

ただ、2回やって2回とも圧勝した人がいたんですよね。
何かコツがあるのかもしれない。

どの色を捨てるか、何を持っているか見せる(握る)ことによって場をコントロールされてたようにも思えるので、もう少し進んだ先に開けてる世界があるのかな。

衝立はもうちょっと大きい方が良いな。このサイズの箱にギリギリ収まるように作られてるので、仕方ないとは思うけど。

2020/02/01


JohnnyBet



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