たっくんのボードゲーム日記

No.296
穴掘りモグラ
Die Maulwurf Company

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要




最初にモグラコマを1色ずつ選びます


4人プレイ:6個ずつ
3人プレイ:7個ずつ
2人プレイ:10個ずつ(全部)



ボードは六角形で、線が描かれています。


そして、線の交点にはところどころ穴が開いています。


最初にスタートプレイヤーから順番に1つずつ、自分のモグラコマを
穴以外の線の交点に置いていきます。



初期配置で穴に置いてはいけません・・



で、ゲーム中は自分のモグラコマを移動させて
できるだけたくさん穴に入れることを目指すのだが


1~4までの数字が書かれたタイルを6枚を1セットずつ持ちます




これらをよくシャッフルして山札にします




手番では、タイルを1枚めくります。




タイルの数字だけ、自分のモグラを動かすことができます。
交点1つにつき1マスと数え、穴を通過することもできます。 ■その他の移動ルール ・移動の際曲がるのは禁止(まっすぐにしか移動できない) ・他のモグラ(自分のも含めて)を飛び越すことはできない  ※他のモグラが居る場所に移動することも不可 ・移動できる場合は必ず移動しなければならない  ※ただし、自分のモグラが全て穴の中に居る場合はパスすることができる ボード上の穴が全部モグラで埋まったら 穴に入れなかったモグラは全て脱落です 一番上のボードを取り外して 次のステージに移行します 第2ステージ以降では、大きい丸の交点があります。 ここにモグラを移動させると 連続手番ができます。 ※ただし、さらに連続で別の大きい丸へ移動させることは出来ない ここでも、すべての穴がモグラで埋まったら 次のステージへ どんどん穴の数が少なくなります 最終ステージには穴が真ん中に1つしかありません 中央に続いている線のうち3本は点線になっているのだが 2人プレイの場合のみ、この点線を使ってゴールすることができません。 ※中央の穴を通過する場合は通ることができます 3人~プレイの場合は、点線も実線も同じように使うことが出来ます。 見事、中央の穴に入ることができたモグラは ゴールデンシャベルを獲得して、ゲームに勝利します。
Kaes, Bertram
プレイ記

AKくんと対戦


俺が黄色


AKくん「1」




俺「2」




とまあそんな感じでこれだけのモグラが居るので
序盤は、どこかしら入れる穴はあるわけで




ふと気がつく


やばい。手前側がかなり手薄だ。


なんとか突破口を開きたいのだが、どうにも緑のモグラが邪魔で通れねーー




少し状況が良くなってきたか?


でもまだ不利っぽい感じ

AKくん「4かー・・」


AKくん「動かせるモグラがない」

俺「じゃ、穴から出さないとだね」


そのときのボードの状況


たしかに、穴に入っていないモグラで4マス動かせるのは無いね


しぶしぶ穴からモグラを出すAKくん




モタモタしてる間に、最後の穴は俺のモグラがゲットに成功




第一ステージでグッバイになったモグラたち


AKくん「あー、僕のモグラの方が多い・・」



第2ステージへ


俺の方がモグラ1匹多い上に配置も若干、俺有利か?


AKくん「2」


あー、それ動かすの?

連続手番狙った方がいいような気もするけど


俺「じゃ、俺はこれで連続手番で」 ←容赦なし


第2ステージ、ここまでで制した穴は俺が5個に対して、AKくんは2個


AKくん「あー、まずいなぁ・・」


なんとか3つ目の穴を確保したAKくん




第2ステージまでのグッバイモグラたち




第3ステージ 明らかに俺有利




どの数字が出ても穴に入れられるが


3か


よっと




今のところ第3ステージは2対1


しかし最後の穴は、押さえられるかどうか微妙なところ


最後の穴を狙って間合いを詰める


ここでも俺有利に立つことに成功

1でも2でもいいぞ



1引いた!よっしゃ




最終ステージ 3対1ですw


AKくん「えー・・」

でも、AKくんのは真ん中に近いからまだ分からんぞ


引いたタイルは、2か



じゃ、これでリーチだ




しかしAKくんにブロックされる


なにぃ・・


その後



引かれてしまった・・・




ゴールデンシャベルを獲得してAKくんの逆転勝利



くそー、後半はずっと有利な状況が続いてたんだけどな、くやしい。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

考えどころあり、タイルの引き運あり、なかなかお手軽な割に
そのへんのバランスが良い感じ。

途中で自分のモグラが全部脱落しちゃうとゲームオーバーなのだが
最後に残るのは1匹なので、どんなに少なくても残ってさえいれば
十分チャンスがあるというのは、すごくいいと思う。

仮にコールドゲームになっちゃったとしても、短時間ゲームなので
気軽に再戦できるし。

盤面の状況によっては、敢えて穴からモグラを出した方が良さそうな場合や
他のプレイヤーの進路をふさぐようにブロックするなど
意外と深いインタラクションがあって面白い。

俺の魚なんかとちょっと近い感覚がある。

まあ、あちらほどえげつなくはないんだけどw

なんせ、最後の1匹に残ることさえできれば勝ちなので。

セットアップも楽だし、ルールも簡単な短時間ゲームで
ファミリーゲームとしても、とてもうってつけ。

なかなかいいゲームだと思う。

2012/07/04





JohnnyBet



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