たっくんのボードゲーム日記

No.237
小さなオバケ
Das Kleine Gespenst

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要!





ゲーム全景、真ん中に時計とまわりに13個の赤い扉があります。



12の下には絵が出てくるようになってて



時計の針の先に棒を差して、くるっとまわすと



絵も変わる



13個の扉の下には、同じ絵が隠されていてこれを探すのがゲームの目的。


手番では、こういうオバケを持って扉を開ける



オバケが持ってる赤いカタマリは磁石になっていて

扉の鍵穴も金属になっててくっつく



出てきた絵が違ったらそこで手番終了なのだが

同じ絵を見つけられたら



さらに時計の針を回して新しい絵を探し続けます。



間違えるまで、当て続けます。
ちなみに6回連続で当てたらゲームに勝利します。

なのだが、、

ところで勝利する方法はもう1つあって、1人8個ずつ「大砲の玉」がゲーム開始時に配られる。



これを全部手元からなくしたら勝ちなのだが

まず、当てた絵の数だけ玉を取ります。




ゲームの箱のフタの裏がこんな感じになっていて、ところどころに穴が空いている。



ここに取った大砲の玉を入れて、フタを傾けたりしながら
玉を穴に入れます。

手番以外のプレイヤー全員で10数える間に、入れることができた玉をなくすことができる。

穴に入らなかった玉は手元に戻します。


時計の針から棒をはずして、針だけ12に戻して次のプレイヤーに手番が移ります。




赤い扉と、時計の文字盤を開けるとこんな感じになっている。



扉の下の絵もタイルになってて、場所を入れ替えられるようになっています。


ちなみに、絵はこんな感じ。








Haferkamp, Kai

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

購入してからしばらくの間、棚の肥やしになっていたのだが
いざやってみたら、なかなかけっこう楽しめた。

一度出た絵は、また一周してくるまで現れないので
その頃には記憶も曖昧になりやすいというのがいい具合に効いてる。
さらに、一見すると余計と思われやすそうな、ビー玉を箱の中で
転がすというアクション。

しかし、これの存在によってさらに記憶がリセットされやすくなっていて
これが思ったよりも良さげな仕掛け。

モノトーン調の絵は少々地味な印象だが、言葉で置き換えて覚えにくい
というにわとりのしっぽなんかで感じたのと同質の面白さがある。

ただやっぱり絵がねぇ、、地味すぎてねぇ。。。

ちなみにこれを書いている今、気がついたのだが
時計の下から現れる絵は12個だが、扉は13個ある?

てことは1つはダミー??

まあいい、あまり気にしないでおこうww

それより気になるのは、時計の下に現れる絵の順番が変えられないこと。

扉の下の絵の位置だけじゃなくて、時計の方の絵の配置も是非自由に変えたい。

あと、コンポーネントをうまく収めづらいのもちょっとなんとかして欲しいところ。

ついでに魅力的なカラーの絵にしてくれたら良いんじゃないかなと思ったり。

まあ、だったらやっぱりにわとりのしっぽの方がいいかな。


良く考えたら今挙げた不満点は、にわとりのしっぽでほぼ全て満たされてる。

でも磁石やビー玉の仕掛けは子供に受けが良いのかもしれないなぁ。

子供ゲームだしね、こんなもんかな。

2011/11/06


JohnnyBet



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