No.399
アクワイア
Acquire
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プレイ人数:2 - 6人
プレイ時間:約90分
プレイ時間:約90分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
ホテルの株券を売買してお金をたくさん儲けたプレイヤーがゲームに勝利します。ホテルは全部で7つ 1つのホテルにつき25枚の株券カードがあります。 ゲームボード。ここにホテルを建設していきます。
1〜12までの数字とA〜Iまでのアルファベットが書かれています。 建物コマ 1人6個ずつ持ちます。
ボードのマスに対応する数字とアルファベットが書かれています。 手番では、手持ちの建物コマから1つ選んでボードの対応するマスに配置します。
2つ以上の建物コマで構成されるブロックを作ることができたら、そこにホテルを建てられます。
建てるホテルは、ストックに余っている中から好きなものを選べます。 ホテルを建てたプレイヤーは、特典としてそのホテルの株券を1枚タダでもらえます。
ホテルAMERICAの場合、大きさ(建物コマの数)が2なら株券1枚につき300の価値が生まれます。
この場合の紫のホテルは大きさが4なので、このホテルの株券は現状では1枚につき600の価値があります。
紫の株券は1枚600なので4枚で2400ですね。
で、ここからがこのゲームの真骨頂
コマを置いていくとそのうち、ホテル同士がくっつきます
規模の小さいホテルは大きいホテルに吸収合併されます。 このとき、吸収されたホテルの株主には配当?が出ます。 この場合なら、吸収されるホテルは黄色い方のホテル。 筆頭株主と2位の株主には
ホテルの大きさに応じてボーナスが支給されます。
大きいホテルが吸収される(潰れる?)ほどボーナスも多くなります。 このとき、吸収されたホテルの株券は 1.そのときの価値で現金に換える 2.合併したホテルの株券と交換する(交換レート2:1) ※つまり、先の場合だと黄色のホテルの株券2枚を紫のホテルの株券1枚に交換できる 3.換金や交換をしないでそのまま株券を持ち続ける 手持ちの全ての株券を一括で換金したり交換したりする必要は無く、一部を換金して一部は手元に残しておくというのもOK 潰れたホテルは、そのあとまた新しく建設することができるのでそれを見越して3の選択肢を選ぶこともあります。 ある一定以上の大きさになったホテルは吸収されることがなくなります。
ゲームの最後に、全てのホテルが潰れたものとして株券を現金に換えることができます。
大体こんなとこかな ■手番で出来ることは 1.手元の建物コマを1つ選んでボードに置く(必須) 2.建物コマが2つ以上のグループを作ったらそこにホテルを建てられる 3.株券を購入する(3枚まで・建設されているホテルの株券ならどれでも買える) 4.建物コマを袋から引いて補充する(手元の建物コマは常に6個)
Sackson, Sid |
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古いゲームなのだけれど、長く遊ばれ続けている理由が分かりますね。面白いです。 ユニオン パシフィックみたいに株券は増えるだけというよりも、やっぱりこんな感じで行ったり来たりする方が面白いと思う。 それにしても、ホテルが潰れるとボーナスが出るというのはシュールというかなんというか・・ 筆頭株主になりたいんだけど、なったらなったで会社の倒産を目論むってのは^^; まあ、合併されることでより大きく成長するみたいなイメージなのかもしれんけど 建物コマの引き運に左右されるところも少なくは無さそうなんだけれど、どの株券を買うかとか そういうのは完全にコントロールできるので、戦略がモノを言う部分もかなりありそう。 そのへんのバランスがとても良く出来てて熟練者でも飽きることなく楽しめる割に初心者にも遊びやすくできてるんだと思う。 おそらくね。だから長く愛されているんじゃないかなと。 ちょっと画一的で無機質な感じのするコンポーネントデザインなんだけど、1999年に発売されたバージョンは ホテルや建物コマの見栄えが良くて雰囲気がいい。 2008年発売の版は、ホテルや建物がタイル状になっててちょっと残念。 もちろん、問題が無いわけじゃなくて、建物コマをマージャン牌みたいに立てておきたいところなんだけれど コマの側面が斜めになってて倒れやすいのはちょっと扱いづらかった。 だったら、タイルの方がタイルホルダーが利用出来て便利だとかそういう話もありますよね。 あとは、なんだろな、、こんなに画一的じゃなくていいと思うんだけどな。 アメリカの都市だとこういう感じの都市計画になってることが多いけれど・・ もっと不規則な感じのデザインになってた方が好きかなぁ。。。 まあ、それ以外の部分に関してもアメリカらしいっちゃらしい気がするんだけどね。 あとは、もし今リメイクするなら株券の価格表とか配当の金額表とかそういうのが不要なデザインにして欲しいかなとは思った。 ボードの状況を見れば価値を簡単に計算できる感じの。 アメゲー的雰囲気が少し肌に合わない感じはあるけれど、そういうのを差し引いても面白いゲームであることは間違いないと思う。 もう少し遊び込んでみたい感じ。ツイート