たっくんのボードゲーム日記

No.573
スリーバイエイト
3x8

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


カードゲームです。0から109まで1枚ずつあります。


10枚ごとに色が分けられてます。


100〜109はグレーです。



それと10枚の「ブロッカーカード」、使い方は後ほど。


コンポーネントはこれで全部。

手番ではカードを出して、「昇順の」カード列を作ります。


8枚になったら1列完成で、一番早く3列完成させたプレイヤーの勝ちです。

昇順なので、0、12と出したら、次は13以上のカードを出さなければなりません。



手札に同じ色のカードがある場合は・・



いっぺんに出せます。



列は1人4列まで作ることができます。



カードを出したら・・



出したカードを含めた任意の枚数のカードを、別の列の一番大きいカードの下に移動させることもできます。(移動させなくても良い)


※いずれの場合も、カード列は常に昇順に並んでいなければなりません。


8枚に達した列は、その中で一番小さいカードを伏せて残し、残りの7枚は捨て札にします。
これで1列完成したことを表します。



さて、ブロッカーカードの使い方ですが。



他のプレイヤーのカード列の一番下に出すことができます。



ブロッカーカードは背景が2色に分かれていて、そのうちの片方の色とカード列の一番下のカードの色が合うように置きます。
※合わない列には置けない


ブロッカーカードが置かれたら、×で示されている色のカードを置けなくなります。
上の場合は赤と青のカード。

それ以外の色のカードなら置けます。(もちろん、昇順になっていなければならない)



カードを置いたら、ブロッカーカードは捨て札にします。



初期手札は4枚。



場には山札の隣に3枚のカードをオープンにして並べます。



カードを出したら・・



出した枚数と同じ枚数取ります。


山札から引いても良いし、オープンになってる3枚から選んでも良い。

手番終了時に、必要に応じて3枚オープンになるように場札を補充します。

ブロッカーカードを出した場合は、2枚引くことができます。


つまり、ブロッカーカードをプレイすると手札が1枚増えます。


あとは、カードをプレイしないで単にカードを1枚引くこともできます。
この場合も手札が増えます。


ただし、その場合はオープンになってる3枚を捨て札にして新しく3枚並べ直してから引かなければなりません。




■手番でできることまとめ

以下の3つの中から1つ選択します。

1. カードを出して、出した枚数だけ補充する。
2. ブロッカーカードを1枚誰かのカード列に出して、2枚カードを引く。(手札が1枚増える)
3. 場にオープンになっているカードを捨て札にしてから1枚引く。





Christian Fiore
Knut Happel
プレイ記

ミッチー、相棒と3人プレイ。



ミッチーから早速お邪魔カードが飛んできた。



相棒「じゃ、この水色3枚出す」



となると、本当は相棒の列にブロッカー出したいところだけど



まあ、しょうがないかなー


これで手札が1枚増える。


ミッチー「やり返す!」



相棒「3列め作ろうかな」



その後もブロックされまくる



長考する相棒。


「あれがこうなるでしょ、それでこれを移動させて、あれを取って・・・」
「うー、頭痛くなってきた」

相棒「これで1列完成」



どうしようかな、23、25、28の3枚はオープンになってるカードがもう少し良い感じの時に出したい。



1枚引いてみる。

おっと4枚揃った。



ミッチー「これ出して」



ミッチー「移動させる」



うーん、4枚出してしまえ。



山から引いてたカードの中に27が。ちょっと間が悪い。


しかし2列完成は目前。

104でブロッカーカードを取り除きつつ



移動させてこれで8枚。完成!



ミッチー「完成!」



相棒のカード列をブロックしつつ手札を増やす。



ま、すぐ取り除かれちゃうけど。




再び強力な手札が揃う。



出す!



相棒とミッチーはそれぞれ2列ずつ完成済み。



よーし、こっちも2列できた。さらに3列目のネタもある。



ブロックされるんだけど、これならまあ勝てるだろ。



さらにブロッカーカードが来るけど。



問題なし。


相棒「あー、あと1回手番が来ればなー」
グレーのカードをばさっと見せる相棒。

そんなに僅差だったのか・・



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

列を後から移動させることができるので、1回出したらそれで終わりというのじゃなくて後々、色々な組み合わせを考えられるのが面白い。
さらに、オープンになってる3枚と手札を見て、これをこう出すと移動であれがあーなってカードはあれが引けるから次の手番では・・・
みたいな感じかなぁ。

支離滅裂 みたいなパズル感があるかも。

もちろん、手札は多い方が選択肢が増えるので有効だけど、列を作るのが遅れるのでどのくらいまで手札を増やすのが効率が良いのか見極めるような楽しさもある。

ブロッカーカードは直接攻撃的な側面があるけど、そんなに強烈な妨害要素でも無いかな。
どっちかというと、手札を増やせる効果の方が重要かもしれない。
あと、ブロッカーカードの効果って出したプレイヤーと妨害されたプレイヤー以外のプレイヤーへの影響がほとんどなくて、ちょっと直接的過ぎかな。

手札や列カードを見て色々考えるのは面白いゲームだと思うけど、それ以外の部分でなんか物足りない感がある。
もう少しキレが欲しい気がするのと、インタラクションがちょっと淡白で、うーん、、もう1つくらい別の面白い仕掛けが欲しい気がする。


2019/01/27


JohnnyBet



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