たっくんのボードゲーム日記

No.474
ペッパー
Pepper

プレイ人数:3 - 9
プレイ時間:約20

ルール難易度
簡単!
日本語化
不要


トリックテイク形式のカードゲームです。


6色(スート)で、それぞれ1〜18まであります。

ただし、すべてのカードを使用するのはMAXの9人プレイのときだけで
3人プレイなら4色、1〜9までのカードを使います。


各スートのだけがちょっと特別な能力を持ちます。
















プレイ人数に応じたカードセットをよく切って、配りきります。


配られた手札の中にペッパー(1のカード)があれば、それは自分の前にオープンにして並べておきます。

スタートプレイヤー(リード)は手札から1枚選んで



表向きで自分の前に出します。



他のプレイヤーも順番に1枚ずつ出しますが、リードが出した色と同じカードがあればその色のカードを出さなければなりません。



で、リードが出したカードと同じ色で一番大きい数字を出した人が場に出されたすべてのカードを引き取ります。
引き取ったカードは、手札とは分けてテーブルの上に置いておきます


引き取ったカードはマイナス点(となる可能性がある)になります。


カードを引き取ったプレイヤーが、新しくリードとなって最初と同じように手札から1枚選んで出します。


リードが出したカードと同じ色のカードが手札に無い場合は、他の好きな色のカードを出すことができます。

引き取ったカードの中にペッパー(1のカード)が含まれている場合、ペッパーだけは別にして自分の前にオープンにして置いておきます。



引き取ったペッパーカードは、カードを出すときに再利用して出すことができます。


ペッパーは1なので、これをリードで出した場合は誰か1人でも同じ色のカードを出してくれれば
その人にペッパーを押し付けることができるのですが、

他に誰もその色のカードを持ってなければ、結局自分のところに戻ってきてしまいます。


というのも、ゲーム終了時にペッパーカードを持っているとマイナス点を食らいます。


まず、ペッパーカードは1枚につきマイナス2点。
そして、ペッパーカードと同じ色の数字カード1枚につきマイナス1点。

ペッパーカードを持っていない色については、0点です。


誰かの手札がなくなったらゲーム終了で、その時点で手札として持っているカードもマイナス点の対象に加えます。



旧版で遊ばせてもらったときの写真があったので、ちょっとだけ 味のあるデザインではあるんですが、ちょっと見分けづらい色がありました。 リメイクにあたってこの点はバッチリ改善されてますね。
Kramer, Wolfgang
Kiesling, Michael
プレイ記

ゲームマーケット終了後、畑さんも加わって4人プレイ



なかなかいい感じ、緑は手札から切れてるし青も残り1枚



こしばさんが青12を出してくれたw



これで青9も処分できる


まずは手持ちのスート数を減らしていくのがたぶん有効だよね


もちろん、こしばさんが引き取り



手札に無い緑がきた


ここは、数字の大きい方を出しとくか

赤10

清水さんが緑ペッパー引き取り



緑ねー、「残念ながら無いんですよw」






青のペッパーというおまけつきで、清水さんの手元に舞い戻る緑ペッパー



あ、黄色。でも6なら大丈夫。



赤、あぶねーw









今回はマイナス無し(0点)でいけた

トータルでは、1回もマイナスを食らわなかった畑さんの勝利


※正式には5ラウンドの合計で勝敗を決めます。

私がビリ



評価・・・

終盤に大量のペッパーを押し付けられると「うわー」ってなる感じが、インフェルノとちょっと似てますね。
比較的多人数で遊べるところとか、ルールが比較的単純に出来てて初めての人でも遊びやすいところとかも。

リメイクにあたってそういうところに着目されたんでしょうね、きっと。

インフェルノほどの派手さは無いですけれども。

トリックテイクというもの自体が日本ではあまり馴染みがなく、とっつきにくいところがあると思うのだけれど
この作品は「切り札」というのが無い分、比較的分かりやすい。
プレイ人数は一応9人まで対応となっているけれど、6人で遊んだ時ちょっと大味な感じがしたので
うーん、4〜5人くらいが良いんじゃないのかなと思う。

やってて思ったのは、抜群の安定感。
ゲームが壊れてしまうかなとか、うまく収束しないかもしれないとかそういう心配がまったくない。
簡単なルールで気軽に遊べて大人数対応なので、ゲームの選択に迷ったとき重宝しそうな感じ。

そして、インフェルノとかに比べれば多少地味かもしれないけれど、面白さも安定してると思う。




ペッパー日本語版

2015/05/10




なんかやればやるほど味が出てきて、深いところの面白さが少し見えてきたように思う。
ポイズンと違って、このゲームは最初からある程度の面白さを感じることが出来ていたのだけれど
少なくとも初見では分からなかったモノが確実にあった感じ。

やっぱりこの手のカードゲームは、繰り返し遊んで色々考えてみないと本質を見逃してしまうな。
マストフォローのトリックテイクと言うと、任意のカードを出すチャンスを増やすために手持ちのスートを減らしていくことが多い。
トリックテイクについてそんなに詳しいわけじゃないので間違ってるところもあるかもだけど、少なくともそれが取り得る重要な戦略の1つであることは間違いない。
ところが、このゲームの場合はトリックに勝つことは基本的にマイナスポイントを取るリスクに繋がってしまうため
特に後半戦でスートが1種類しかない状態でリードを取ってしまったりするとたちまち大量のペッパーを押し付けられる結果になりがち。

つまり手持ちのスートを減らしすぎると、自分がリードじゃない時に任意で出せるスートは確かに増えるけど、リードを取った時(取ってしまった時)に手詰まりになってしまうリスクを高めてしまうことでもある。
じゃあトリックを取るのは悪いことかというと、なんせ出すスートを自分で選べるというメリットがあるので特に序盤戦は、後半戦に向けて理想的な手札構成に持っていくために結構重要だったりする。
しかし、もちろんトリックの取りすぎは禁物。大きなマイナス点の種をむやみ増やしてしまう。
とはいえ、ペッパー(1)さえ取らなければ0点なのだから、そういうリスク込みでトリックを取ることを考えることもある。

カウンティングも重要。ペッパーは1なので、リードで出せば大抵は誰かが引き取ってくれるけれど、手札が少なくなってくる後半戦では
誰もそのスート(リードが出したペッパーと同じスート)のカードを1枚も持ってないなんて状況も多い。
そうなると出したペッパーは自分のところに舞い戻って来たあげく、他のスートのペッパーまで何枚も押し付けられるなんていう目も当てられない結果に。。。

トリックを取った方が良いこともあるので、大きい数字のカードも使いどころがある。
手札のスートは適度に減らした方が良いけれど、小さい数字のカードを残すことを優先した方が良いこともある。
でも、最終的にペッパーさえ取らなきゃいいので、、と考えていくとどういう手札が理想的なのか非常に見えづらい。
他のプレイヤーの出し方を読みながらという部分もあると思うので、そういう意味では心理戦含みなんだろうと。

ベストプレイ人数は、まだそこまではっきり見えてないけれど多分4人くらいが丁度いいと思う。
3人も悪くない、5人はやったことないけどどうだろう?
一応9人プレイまで対応となってるけど、あまり人数が多いとうまくないかな。。

極めて単純なカード構成と洗練されたルール。
にも関わらず、こんなにも奥深いのかと思わずにはいられない。

すごいなぁ。。


2016/01/27


JohnnyBet



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