たっくんのボードゲーム日記

No.407
コンセプト
Concept

プレイ人数:4 - 12
プレイ時間:約40

ルール難易度
簡単!
日本語化
お題カードは日本語化必須ですね


ボード全景、いろいろなアイコンがたくさん描かれています。


このボードを使って、お題カードに書かれた内容をうまく伝えるゲームです。

手番プレイヤー(チーム)が、出題者(お題のヒントを考える)となり、その他のプレイヤーが回答者となります。
見事当ててもらえると、正解者と出題者に得点が入ります。


どうやってヒントを出すのかというと、こういうコマを使います。


はてなマークのコマをお題を直接的に表しているとイメージされるアイコンに置きます。

サブのコマは、それに関連する事柄を表していそうな感じのするアイコンに置きます。

それと、それぞれのコマに対応したキューブ。


言葉は一切使わずに、これらのコマをボードに置いていくだけで回答者から正解を引き出します。

たとえば、このアイコンは仕事、その下は遊びを表します。
その右隣は男女を表しています。



生と死、喜怒哀楽を表すアイコンとか


天気や昼と夜、材質とか

たとえば、こんな場合なら


正解は、カメラに関係した仕事をしている男性とか推測できますね。

瞬間的に「渡部陽一?」と想像しましたが・・^^;


なぜなら、関連アイコンのキューブがドクロのところにたくさん置かれていたから^^;



これは、落ちる、とか沈むとかを表すアイコン


船のアイコンのところにも置かれていて、なんか「タイタニック」ってことだったらしく
正解はレオナルドディカプリオでした。

他にも図形を表すものとか


まあ色々駆使して、言葉は一切ナシでボードにコマをどんどん置いていくというアクションだけでお題の内容を伝えなければなりません。


ちなみにこれは、我々のチームが出題したときに置いたコマの様子
正解は「ボーリング」


球体の図形はもちろんボーリングのボールを表していて、いろいろな色のハウスボールがあって
腕を使うエンターテイメントみたいな・・^^;





Beaujannot, Gaëtan
Rivollet, Alain

評価・・・

今年のフランス大賞作で、ドイツでも大賞にノミネートされている注目作なのだけれど
言語依存は高そうだし、これって面白いのかなぁ?と思っていたのだが、実際やってみたら意外な程面白かった。

基本的にはクイズゲームで、古くはバルバロッサとか、新しいところならピックスとかの流れを汲んだ仕上がりになってますね。

こういうタイプのゲームって、ターン制っぽいシステムになっていることが多くて
例えば、ピックスならドット絵をつくるのは制限時間内を過ぎたらもう変更できなくて
絵を作るフェーズ、回答するフェーズというのが明確に分かれてる。

そういう切り口で見ていくと、ディクシットバルバロッサもそんなに大差は無いと思う。

その点、この作品は回答者の反応を見ながら出題者がどんどんコマを動かすことができる。
これはもうクイズというよりは、言葉をコマやボードに置き換えた自然な会話と捉えることができそう。

もちろん、使えるコマとかアイコンは言葉に比べて極端に表現の幅が制限されていて不自由なことこの上ないのだけれど
簡単じゃないからこそ面白いんですよ、というのはもう敢えてしつこく言うまでもないかなと。
それに同じアイコンでも、関連性の持たせ方とか、キューブの置き方(より強調したいところはたくさん置くとか)
組み合わせ方次第で無限の表現ができる可能性を秘めていそうなところが良いなと思った。

もうね、このボードとアイコンを使って意思疎通をするゲームという部分だけでこの作品には十分な価値があると思う。
あとは制限時間を設けるようにすれば2人でも遊べると思うし、別に上限は12人でなくてもいいと思うし
いろいろ細かなアレンジはいくらでも効くと思う。

まあ、これはちょっとゲームとは言い難い部分もありそうだけれど確かに面白いし、これなら大賞に選ばれてもいいんじゃないかなと。

ただ、日本語版を作るにあたって、お題カードは日本人に馴染みのあるものにした方がいいかな。
お題カード難易度高めのお題をちょっと眺めてみると、固有名詞とかかなり「なにそれ?」と思ってしまったので。

ま、プレイヤーが自分たちオリジナルのお題を考えても全然良いんだけど。
そうしても良いように、難易度の低いお題の得点は低く、難しいお題の得点は自然と高くなるような仕組みをシステムで提供できてたら尚良かったかな〜。

2014/05/25


JohnnyBet



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