たっくんのボードゲーム日記

No.501
世界の七不思議 デュエル
7 Wonders Duel

プレイ人数:2
プレイ時間:約40

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


世界の七不思議が2人専用になりました。
いくつかルールが大きく変わっているところがあって、まず本作ではカードドラフトをしません。
手番が来たら、場に並べられたカードの中から1枚選んで取ります。



個人ボードはカードに変更になっていて、好きな組み合わせを選択できるようになっています。



さて、最初に書いた通り手番が来たら場に並べられた中から建てたいカードを1枚選ぶわけですが
下の写真のようにカードはちょっとずつ重ねられて置かれます。
※カードの並べ方は世代ごとに決まっています

ただ、どのカードを取っても良いわけではなく、上にカードが重ねられていないカードのみ取ることができます。
最初に取れるのは赤枠で囲った6枚だけです。



上に乗っているカードが全て取られたら、その下に置かれているカードが取れるようになります。


あと、そのカードが伏せられていた場合はこのタイミングでオープンにします。


戦争は、専用のサイドボードを使います。


軍事のカードを取るたびに、軍事のシンボル分だけ矢印のコマを相手側に移動させます。(相手側に攻め込む)
敵陣深く攻め込んでいくと、相手のコインを捨てさせたり、最終的に勝利点を獲得できたりします。

そして、一番奥(相手の本拠地)まで攻め込むと%st.即座にゲームに勝利します%

今回は軍事をあまりほっておくと、第3世代まで進まずにゲームが終わってしまいます。

建物の建設連鎖はアイコン表記で分かりやすく改良されてます。



緑のチップは、緑のカードに描かれている同じシンボル2つを揃えると獲得できます。


建設コストが安くなったり色々嬉しい効果があります。





Bauza, Antoine
Cathala, Bruno
プレイ記

イズナさんと対戦


Wondersのカードは初回オススメセットでやってみることに






やはり、茶色の資源は大事だよな。


木と土で、、道はできないけど^^;







イズナさんは、茶色、青と取ってきた。



これなら・・



ま、軍事取っとく



「黄色のカードで、小さいお金が書いてあるのって何ですかね」


「今後、そのお金を払うごとに石材を調達できるようになるみたいですね」

なるほど、相手に払うんじゃ2人対戦形式だと上手くないってことか


「伏せてある2枚、めくるんですよね」
「あ、忘れてた」






軍事、2枚め





うーん、勝利点が良いのかな?



全カードが取られて、第1世代終了


たっくん「軍事は私が1個勝ってますね」

第2世代



お金が足りなくなってきたので、、Wondersの特典で12コインゲット


「このくるっとアイコンは、もう1回手番できるんですよね」

あの軍事シンボル2つのカードが欲しいところ。


土2つに水ボトル、よし足りてる。








あー、先に取られたか・・



なら、緑のすり鉢アイコン2つ揃えて、緑の丸チップゲット


たっくん「これって、赤カード1枚につき軍事シンボル1個プラスしてくれるんですよね」

たっくん「これで5つになりましたよー」

イズナさん「私も5つなんですよ」

うーん、同点か

たっくん「この軍事のコマって、世代が終わるタイミングで動かすんでいいんですよね?」

イズナさん「頻繁に行ったり来たりするって書いてありますね・・」

イズナさん「ということは、軍事シンボルが増減したタイミングですぐに動かすってことじゃないですか?」

なるほど、とすると今は同点だけど、どっかのタイミングでもっと奥まで動いてたかも・・・


第3世代。緑の丸チップ2つ目ゲットで、これは青のカードの購入コストがアイコン2つ分も安くなる非常にお得な効果。






左下のWondersを埋めて、3つ目の石資源を確保。


これでいつでも4つ目のWondersで9勝利点ゲットできる。

こんな状況



イズナさん「じゃあこれで、全部で7つ目のWondersができたので、Wondersの建設はこれでおしまいですね」


え、、あ、そうかそのルール忘れてた・・・・・・

9点失ったも同然、、これは明らかに失敗





でも、あの緑チップの特典でこの7勝利点のカード買えるぞ


これでラスト


結果は・・


見事勝利! 途中幾つかルール含めて間違ったけど



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

なかなか面白かった!本家世界の七不思議よりもこっちの方が合ってるかも。
このカードが欲しいけど取ってしまうと、相手に渡したくないカードが取れるようになってしまうとか良いジレンマになってる。
軍事とか緑のカードとか、ある一定の条件を満たすと即座に勝ち(負け)があるというのも緊張感があって良いですね。

リシュリューにちょっと似たプレイ感があるかな。
どうもこのタイプのゲームはカードドラフトするよりも、こうやって共通の場から取っていく方が合ってるような気がする。
というのも、「どんなカードがあるのかできるだけ分かりやすくなっていること」が遊びやすさに繋がるから。
プレイ回数重ねるうちにカード構成とか自然と把握できるようになるとは思うんだけど、、、カードドラフトだととりあえず手札にあるカードしか見えないからね・・・
そういう状態で、カードの種類がたくさんあるとなると見通しを立てるのが難しくてあまり好きじゃない。

まあ、伏せカードがあるとか、第2第3世代のカード構成とか、最初は見えない部分も多いけど、それでも比較すれば格段に分かりやすくなってると思う。

ついでにコンポーネントも改良されてていい感じ。
カードは小型化されて、場に並べてもテーブルスペースをほとんど圧迫することがなくなったし
建物の連鎖はアイコン化されてこれもかなり見やすくなってる。

---

個人的な好みで言うと正直なところリシュリューの方が好きなんだけど、カード同士の組み合わせというかリソースマネジメント的な楽しさはこういうタイプのゲームならではかなと。
ちょっとだけ複雑な宝石の煌きみたいな感じもする。

少なくとも完成度としては高いレベルでまとまってて良く出来てますね。

2015/12/23


JohnnyBet



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