たっくんのボードゲーム日記

No.76
ファラオの墓
Zerstreute Pharao

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要





ゲーム全景、小さいピラミッドがいっぱい並んでます。



ちなみに、ピラミッドの色に特に意味は無い。

1箇所だけピラミッドが無いマスがあって・・・


こうやってカチャカチャ1つずつ動かします。



そうすると、ときどきお宝が見つかります。
要は、このお宝を探すゲームなのだ。


ピラミッドを全部取り除いてみたところ。



もちろんお宝の位置は自由に変えられる。
石のパソコンやら入れ歯やら、古代エジプトのお宝は摩訶不思議です。


探すお宝はカードで決めます。



お宝を見つけたらこのカードがもらえて、左上の数字が点数。
終盤になるほど高い点数が出るようになってる。


★ゲームの流れ

まずカードを1枚引いて表にします。
そのカードに描かれたお宝を探します。

手番ではピラミッドを1つずつ動かして
①何も出てこなかった場合は続けてピラミッドを動かせる
②目的のお宝と違うものが出てきた場合は手番終了

みごと目的のお宝が出てきたら、そのカードをもらいます。
基本的にこれの繰り返しで、カードが無くなったら終了。


中盤以降は、ボードを90度回転させるとか
他のプレイヤーに獲得したカードを差し出さなければならないとか
そういうイベント付きのカードが出るようになっていてゲームを盛り上げてくれる。





Baars, Gunter

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

非常にテンポが良くて軽いプレイ感がイイ。
ちょっとだけセットアップが面倒だけど。

記憶力ゲーなのでもっと疲れるかなと思ってたけどそうでもなかった。
順番にカシャカシャとピラミッドを動かすのは小気味がいいし
なにより、ほんとに探索してる感じが出てるのも好き。

ただ、飽きるのも早そうだなぁ。
深い戦略性のようなものはほとんど感じないので
どれだけ覚えていられるかだけが勝負という感じ。
爽快感のようなものもほとんどない。
ある意味、盛りあがりに欠ける地味なゲームとも言えそうな気がする。

一応、いくつかのイベントがあってそれなりのメリハリは
ついているんだけれど、あくまでおまけ程度。
個人的にはボードを90度回転させられてもまったく問題なかったし
他のイベントもゲームに与える影響がかなり小さい。
なんかもっとこう「うわー」って思わず声に出てしまうような
もう少し卑劣なイベントでも良かった気がする。

90度回転と言わず、720度前後くらい高速で回してしまうとか(笑

なんにしても、記憶力以外の何かで頭を使わせて欲しいところ。
極端な話、神経衰弱に毛の生えた程度と言ってしまってもいいくらい。
ただし、雰囲気はとてもいい。この1点が生命線。

Bに届くかどうか微妙な感じだったんだけど
Cよりは高い評価付けたかったので、まぁ、、おまけの評価Bかな。

プレイしたのは新版なのだが、旧版ではどうなんだろう。
ちょっと気になる。


JohnnyBet



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