たっくんのボードゲーム日記

No.84
ザックンパック
Zack & Pack

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約30

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要





トラックの荷台に荷物を隙間なく積み込むゲームである。。



白い枠線の内側が荷物を積めるスペースで、上の方に書いてある数字は
積める荷物の高さを表している。
一番左の黄色いトラックなら、3段まで積めるとか。


これが荷物、木製で色々な長さがある。



各荷物の大きさは
1ブロック
グレー2ブロック
3ブロック
4ブロック
5ブロック
まずサイコロを振る。これで積む荷物を決める。 これなら、紺色が2つ、白が1つ、グレーが2つ、茶色が1つで、緑が無しといった具合。 積み込むトラックがこれだったとする。 ※トラックの選び方については後述・・ で、さっきサイコロで選んだ荷物を積む。 このトラックの場合2段まで積める。 積み終わったら得点計算するのだが、2種類あって ①荷台の空いているスペース1ブロック分につきマイナス1点 つまり、この例だと3ブロック分空いているのでマイナス3点になる ②積めなかった荷物、1ブロック分につきマイナス2点 余ってしまった茶色の荷物は3ブロック分なので、マイナス2×3= マイナス6点 合計でマイナス9点となる。※一番小さい荷物(白い立方体のやつ)が1ブロック分 つまり、荷物も荷台のスペースも余らせないようにきっちり積まなければならないのだ。 ちなみに一番マイナスの少なかった人はボーナスで10点もらえます。 最初の持ち点が75点で、0点以下のプレイヤーが出たらゲーム終了。 最も多く得点(を残している)している人の勝ち。 さて、トラックの選び方だが 全員がサイコロを振って積む荷物を取ったら このように、トラックタイルを裏向きで1人2枚ずつ取る(3,4人プレイ時) で、せーの!で一斉にオープン 開いたら、早い者勝ちで好きなトラックを1台取る。 このとき、 1.自分が開けたトラックは選べない 2.取るのが一番遅かった人はトラックタイル山の1番上を強制的に取らされる   ※つまり最後の人はトラックを選べない。これによってトンデモないトラックを引かされたりする 選ばれなかったトラックは捨て札にします。 で、荷物を積んで得点計算。 まとめると 1.サイコロを振って荷物を取る 2.トラックタイルを取って一斉にオープンして奪い合い 3.荷物を積んで得点計算 これの繰り返し。すごく単純!
Eisenstein, Bernd
プレイ記



kunさん、ももさん、俺の3人プレイ


さて、俺の荷物は



こんな感じ。
長いのが1本あるけど、あとは細いのばっかだなー


ももさん




kunさんは、、と





おお、積みやすそうだな。

kunさん「積めなかったらマイナス2倍なんでしたっけ?」

俺「スペースが空いたら1ブロックにつきマイナス1点ですけど」

俺「もし積めなかったらマイナス2点です」


全員にトラックタイル2枚ずつくばって

俺「せーの!」

一斉に取りにいく。


俺が選んだトラック



だいぶスペース空いちったなー
1,2,3・・・マイナス14点だ


kunさん「あーー!!!」




それ、4段まで積まなきゃいけないトラックだよね?^^;

超・スカスカ!

kunさん「マイナス25点だ。。」



次ラウンド、ももさん



ももさん「うーん、多い・・」


俺のトラック、うーん。優秀、優秀。



マイナス4点で、たぶんボーナス10点もゲットだな!


kunさん「ちょっと余った、マイナス10点」




そして、トラック選びで最後になってしまい山から強制的に
トラックを引かされた、ももさん。



ももさん「マイナス44点・・・」^^;



俺「せーの!」

今回トラックを取り遅れたのは、、kunさん



kunさん「ちいせぇ~!」





まぁでも、一番長いやつこそ積めなかったけど
山から引かされた割には良いんじゃない?


相変わらず優秀な俺のトラック。



マイナス4点


結局この回で、ももさんの得点チップが尽きて俺の勝利!


2回戦目のひとコマ。kunさんのトラック。



この回も俺の勝ちでした。
今回は運も味方した感じだった。


プレイ記2

相棒、みっちー、と3人プレイ


もうこのところこのゲームばっかり(笑

とりあえず、全員サイコロで出た目の分の荷物を取ります。


ちなみに、ウチでは白い1ブロック分の荷物を「梱包材」と呼んでますw

うーん、3段に積めるトラックを取ってみたけれど


うまく積めますかね

8ブロック分余ってしまった・・


マイナス8点

みっちー「マイナス5点ーー」


余ったのが2ブロック分で、空きスペースが1ブロック分。
余ってしまった分は、マイナス2倍なので・・


相棒「マイナス6点だよ」



「じゃあ、みっちゃんボーナス10点だから5点もらえるよ」

次ラウンド



やべー、10ブロックも載らなかった。


マイナス20点。

みっちー「・・・」


※黙々と積んでます

相棒「マイナス1点」



相棒「いや、それさ、こうした方がいいんじゃない?」


みっちー「あ、ほんとだ」

みっちー「マイナス2てんーーーーー」


今回の俺の荷物


悪くない感じ


みっちー、少ないなー



俺、あーこれじゃダメだな。。



みっちー、積み込み中



相棒「マイナス10点」



くそ、こっちはマイナス12点だよ



そして、ピタリ賞のみっちー


ぱちぱちぱち!


その後

うまいこと載らねーなー



次

相棒「ぴったり載ったよ」


相棒「20ブロック分のときは、このトラックがあればピッタリ載るの」


これが限界か?



相棒「いや、この方がまだいいんじゃない?」


「あ、そーか」





今日はちょっと冴えないな






みっちー「マイナス4」



少ない、このラウンドはトップ取れるかも



みっちー「おおいよーー」




結局マイナス4か、



今回は苦戦中のみっちー



うーむ、長いのが多い



あれが良かったなー・・




結局、良いトラックが出ず、山から引いたトラックが、、最悪


俺「破産です」



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

これはいいかもしんない、面白い!
サイコロとトラックタイルの引きによるそこそこの運。
トラックに荷物を積み込むパズルチックな楽しさ。

そして最も良く出来ているのは、トラックを一斉にオープンして
早い者勝ちなので、ゆっくり考えている余裕が無く
瞬間的に自分の荷物を隙間無く積み込むことのできるトラックを
選ばなくてはならないという点。空間図形的な認識力が要求される。

このゆっくり考える余裕を与えないというのが非常に面白い。
これによって、まったく積み込めないトラックを選んでしまったり
逆にスカスカだったり、うまく積み込めたときは心地良い感じのしてやったり感がある。
まったく積めないトラックを選んでしまったときなど思わず「あー!」と
声がでてしまい、盛り上がることウケアイだ。

これがもし、じっくり考えることができてしまうと面白さ半減なんだと思う。
上記のようなアクシデントが起きづらいからだ。

あと最後になってしまった人は山から強制的に引かされるというのも良く考えられている。
ある程度ゲームに慣れてきたら、このルールはボディーブローのように効いてくるのではなかろうか。

なにしろ、最後になってしまったら選択の余地がないのだから。


ただ1つ、惜しいのは誰が最後なのか分かりづらいということ。

解決案として
プレイヤー人数-1のチップかなんかを用意しておいて
トラックを選択したら、そのチップを取ることにしてはどうだろう?
で、チップを取れなかった最後の1人が山から引かされる。

これなら最後の人が明確に分かるかと思う。


あと、ルールブック上は3人~となっているが
2人でも十分プレイ可能だと思う。(多少、ルールをいじる必要はありそうだが)

ほとんど遜色ない面白味を味わうことができるはずだ。たぶん。

Very Good!


■追記

このところの息子の大のお気に入りゲーム。
もちろん面白い良いゲームだとは思うけど、でもこれだけやらされるとさすがに飽きる^^;

一見ウボンゴ3Dと似てるようで実は大きく違う。

1ブロックの誤差も許さず、ピッタリの組み合わせを見つけなければならないウボンゴ3Dと違い
多少の誤差を許容してくれる曖昧さというか、「このくらいかな?」みたいなプレイ感があって様々な魅力や楽しさを提供してくれてると思う。

実際1〜2ブロック程度の誤差なら、「今回はうまく積めた!」って感じがあるし爽快感もある。
ホントに誤差なくぴったりなら尚更だ。

一方で、大量の積み残しを出してしまったりすれば「うわー」って盛り上がったりできるし
サイコロ運やタイル運によるところも大きいので、ウボンゴ3Dに比べるとかなりパーティ寄り。
そして、トラックタイルは早い者勝ちのカルタ形式。

でもじっくりな感じの思考性も十分。面白くないわけがないと思う。

最後にトラックタイルを選んだプレイヤーが分かりづらいという欠点は、まあ
誰の目にも明かに最後に取ったプレイヤーが居たら、ってことにすればいいんじゃないかなと。

ウチではそうしてます。


日本でもリメイクーーしてくれたらいいな。

2015/07/05


JohnnyBet



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