No.642
ホエール・ライダーズ
Whale Riders
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プレイ人数:2 - 6人
プレイ時間:約45分
プレイ時間:約45分
ルール難易度 手軽に遊べる感じだと思う
日本語化 不要
クジラに乗って港を巡るゲームです。 左下のスタート地点から出発して、右端で折り返します。各港には4つずつ、産物タイルが並びます。(スタート地点のタイルだけはちょっと例外)
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4つの産物タイルには値段が付いてて、一番港に近いタイルは0(無料)で買えます。一番高いのは3金。
契約カード。各自手札として持ちます。契約カードに描かれた産物を集めて支払うと、真珠(勝利点)とお金がもらえます。 黒いのは何でもいいという意味で、四角いのはタイルを表します。
契約カードは常に3枚ずつ手札として持ちます。初期資金は3金ずつ。
手番では2アクションできます。 1アクションでできることその1、1マス進める。
1アクションでできることその2、タイルを1枚買う。0のタイルを買うなら無料ですが、
1のところのタイルを買うなら1金払う必要があります。
手番の最後に(2アクションやったら)、買われて空いたマスがあれば、詰めます。
で、高いところのマスには袋から新しいタイルを引いて埋めます。
ランダムにタイルを引いた時、産物ではなく嵐が出ることもあります。 嵐は完全なるお邪魔タイルで、買ったり取り除いたりすることはできません。
コマ(鯨)を進めて、産物タイルを獲得してというのを繰り返していくので、こんな感じで進行していきます。
契約カードに描かれている産物が集まったら契約達成できます。 契約達成もアクションの1つで、1回の契約達成アクションで複数枚の契約カードを達成できます。 達成した契約カードは表向けて自分の前に置いておきます。 これなら、合計4勝利点と6金もらえます。
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虹色のはワイルドで、どの産物としても使えます。 契約を達成するとき、産物が余るのはOKですが、余った産物を別の契約カードに対して使うことはできない。 つまり、1枚のタイルは1枚の契約カードに対してしか使えません。 あと、ワイルドが2つ描かれているタイルがありますが、その2つは同じ産物として使う必要があります。 手札は常に3枚なので、3枚になるように手番の最後に山札から引きます。
■1アクションでできることまとめ 1. 1マス進める 2. タイルを1枚買う 3. 契約を達成する(複数枚でも可) 4. 手持ちの契約カードを捨てる(複数枚でも可) 5. 1金もらう スタート地点に戻ってきたら、それ以上進めることはできなくなります。
戻ってきたら、産物タイルと同じように真珠タイルを1アクションで1枚買えます。
空きマスは産物タイルと同じように詰めますが、補充はしません。
他のプレイヤーもみんな戻ってくるので2個、3個の真珠タイルは争奪戦になります。
真珠タイルが全部買われたら、即ゲーム終了です。
獲得した真珠の総数が多いプレイヤーの勝ち。
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Knizia, Reiner |
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評価・・・

※評価の基準についてはこちら
非常に遊びやすくて、かつ考えどころもそれなりにあってバランスが良いゲーム。
ボードゲームを遊び慣れた人同士で遊んでも良いし、初めての人同士、あるいは両者が混ざって遊んでもおそらく大丈夫。
プレイ時間もせいぜい小一時間くらいで、そういうところもちょうどいい感じがする。
さっさと先に進んだほうが良いのか、後ろに残って産物をたくさん集めたほうが良いのか・
でもモタモタしてると、真珠タイルがあっという間に売り切れになってあっという間に終わってしまうかもしれない。
1つ1つの要素を取り出してみると割とありふれたゲーム感があるけど、嵐タイルの存在と、最後の真珠タイルが売り切れたら終了っていうのが地味だけど良い味出してる。
クニツィア先生らしく、相変わらずキレというか収束性が非常に良い。
全員共通の目的を最初に達成したら、点数とかお金をもらえるバリアントとか、特殊能力タイルを各自で持つ追加要素もあるので好みで入れるのも良いと思う。
5人以上になると、後手番の不利さ加減が少し気になってくるので特殊能力バリアントで調整するのはアリなのかもしれない。
多分、4人がベストかな。バリアントなしでも5人までならまあ悪くはない。
3人以下だと微妙なのかなと思ったけど、意外と2人でも思ったほどダメじゃなかった。
どの人数でも大体それなりに遊べて、難し過ぎず簡単過ぎず、割と気軽に遊べて比較的万人受けするタイプのゲームだと思うので、こういうのが手に取りやすいと良いなあと思うんだけどな。
ということで、日本語版発売して欲しい案件のゲーム。
Aにするか、Bにするかかなり迷ったんだけど、Aで良いかな。
2025/01/04
JohnnyBet
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