No.46
フェレータ
Verräter
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プレイ人数:3 - 4人
プレイ時間:約60分
プレイ時間:約60分
ルール難易度 若干複雑、カードゲームにしては
日本語化 不要
カードゲームです。 各プレイヤーは赤の薔薇チームと、白の鷲チームに分かれて領土を争います。 このカードで、そのプレイヤーがどちらのチームに所属しているかを示します。 なので裏返すと、もう片方のチームのシンボルが描かれている。 同じチームのプレイヤー同士は勝利点を分かち合いますが でも、ときどき敵チームに寝返ってしまうプレイヤーがいるので要注意! →反逆者(フェレータ) まず領土カード。村とか、草原とか。 カードの左下に書かれている数字がその領土の強さ。基本戦闘力とでも思ってもらえればいいと思う。 村(DORF)なら基本戦闘力10。 カードはリバーシブルになっていて、表裏で書かれている内容は基本的に同じ。 片面は薔薇で、もう片面は鷲になっていてどちらのチームの領土なのかを表します。 領土カードは全部で12枚。 薔薇チームの領土と鷲チームの領土が交互になるようにして、円形に並べます。 で、領土間で紛争が発生する。 この時点では、鷲チーム5に対して薔薇チーム10で薔薇チーム優位 まぁ、仮に順当に薔薇チームが紛争に勝利したとする。 そしたら、負けたほうの領土カードをひっくり返します。 んで、ひっくりかえしたカードの中央下部の小さい数字に着目します。 こんな風に書かれている。
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ |
5 | 4 | 2 | 1 |
Casasola Merkle, Marcel-Andre |
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プレイ記
JOSSさん、kunさん、ジーンズさん、俺の4人プレイ 俺は赤薔薇チーム、とりあえずのチームメイトはJOSSさんだ 最初の紛争地は、、むう15対5でコチラが有利 白鷲チームがイキナリ大量得点を狙って仕掛けて来たのか? 補給カードはJOSSさん(赤薔薇)が出したところで 赤薔薇軍21に対して白鷲軍は8 圧倒的にウチ有利! kunさん「あ、わかった。補給しない」(白鷲チーム) ぬ、、JOSSさんがフェレータ取った可能性もあるな・・ まあいい 俺「補給なし」 せーの、役割カードオープン! 俺&kunさん「あ、フェレータが居ない」 俺「てことは、順当にウチの勝ちですね」 JOSSさんと俺が4点ずつ、、と どうやら、フェレータは一番最初に場に置かれてしまった模様 勝利をもぎとりつつ、大量の補給カードを手にすることに成功。 幸先がいいぞ。 次の紛争地は、、7対7か まぁいい。 俺は大量の補給カードを持ってる。 俺「kunさんがいつ裏切るか・・ww」 kunさん「お互い様だよ(笑」 kunさんからまわってきた役割カード3枚 俺「ほらーーー(フェレータが無い)」 kunさん「濡れ衣だよ、濡れ衣ww」 あの口ぶりからして、kunさんがフェレータを取ったとは考えにくい そうすると、しれっとJOSSさんが裏切った可能性もあるな。。 ここは確実に勝利点2を手にできる戦略家を選んでおくか JOSSさんの補給は・・7 俺「お、いいねいいね」 kunさん「11」 俺「なにぃ・・・」 俺「11と7・・差が4」 ここは俺も少し補給しておくか、どっちみち補給カードは余ってるし JOSSさんのあの感じだと、実はフェレータじゃない可能性もありそうだ。 俺「補給8」 kunさん「お、これで11対15ですね(赤薔薇有利)」 ジーンズさん「じゃ、5で」 そうすると、今のところ1点負けてるな。 JOSSさんが外交官の5を取っていてくれればなのだが。 せーの、どん! kunさん「あ、またフェレータが居ない!」 白鷲軍の勝ち まあいいや、俺は戦略家で2点だ。フェレータと戦略家でもらえる勝利点は、あくまで追加の点数なので負けた場合はもらえないみたいですね・・・さらに訂正 フェレータと戦略家の追加勝利点は常に貰えるのが正しいとのことですこの部分、ニューゲームズオーダーさんの和訳では「戦の勝敗と無関係に」もらえると書かれているのだが そうするとどうも5人プレイの場合は戦略家の追加点が強過ぎる印象がありました。 原文のルール記述にはそのような表現は見当たらず、負けてももらえるのかどうかはっきりしませんでしたが phase6の勝利点分配の説明文が戦に勝利したチームについての記述になっている点と、「追加の」という部分が太字で強調されている点 phase5の説明で引き分けでも追加勝利点がもらえると書かれていることを総合的に考えると、負けたときは追加勝利点も無いと解釈するのが妥当と考えていました。 この点についてニューゲームズオーダーさんに問い合わせてみたところ、原文ルールのプレイ例では戦に負けている陣営でフェレータや戦略家を選択しているプレイヤーが追加勝利点を得ている記述があり、常にもらえるというのが正しいルールということでした。 ※ただし、例では戦略家をプレイしたのはGrünなのに、2点を追加でもらっているのはBraunとなっており、これは誤記ではないかとのことです しかし、戦略家を選ぶと常に2点もらえるというのは少々過剰ではないかというのは、ニューゲームズオーダーさんでも同様の認識とのことで 今後、作者と協議の上で何らかの形で改訂する可能性があるかもしれませんというご回答を頂きました。 2015/01/24紛争地は、、ここにしてみるか勝てれば美味しいぞ。 こちらの戦力も10なので十分勝算はある スタートプレイヤーはkunさん まわってきた役割カードは・・ んー、外交官5と戦略家がいない・・ kunさんが外交官5を取っていたとしたらかなり脅威だな。 ここは、こちらも外交官で対抗しておこう 下家のジーンズさんがフェレータを取ってくれればなお磐石だ。 JOSSさんに裏切られる可能性もあるが・・・ ジーンズさん「ふふふ、なるほどね」 ジーンズさん「その選択肢を残しつつ・・」 kunさん「あ、やばいんじゃない?ちょっと、ちょっと・・」 kunさん「てことは、あれがまわったのか?」 ええ、まわしましたよフェレータ(笑 さて補給 kunさん「12・・」 なにーーー12? やばいなぁ、kunさんは100%敵の上、外交官5の可能性大 その上、補給12・・・ 俺「じゃ、18」 こちらも、持てる限りのMAXで対抗する。 これで今のところ28対27でわずかながらこっちが勝ってる。 kunさん「分かんねぇな・・ジーンズさんが何取ったか。。」 そうなんですよね ジーンズさん「11」 んーーー、それはマズイ。。 頼みの綱はJOSSさんだが 俺「JOSSさん、頼みますよー」 JOSSさん「2・・」 えーー こうなったら、ジーンズさんがフェレータであることを祈るしかない せーの JOSSさん「フェレータ」 俺「・・・」 てことは何?なけなしの補給カードを吐き出した上、俺の1人負け? 痛い、これは痛すぎる。 全てを失った俺(赤)は、成す術なく引き離されていく・・ その後まわってきた役割カード 俺以外は全員白鷲チーム。 ここでフェレータを取って、俺も白鷲になったところで 今ついてしまっている差は縮められない。 ここは苦し紛れではあるが、外交官5を取っておいて 誰かが寝返ってくれることを祈るしかない・・かな。 しかし、現実というのは無情なもので 最後までこの状況が覆ることはなかった(T_T 大惨敗。 なんか俺だけ蚊帳の外って感じ。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
これは面白い!個人的にはあやつり人形より全然上! 唯一劣っている点は、人数に融通が利かず2人プレイができないことくらい。 あと、カードゲームにしては若干手順が複雑かな。 でもシステムとしては素晴らしいの一言。 カードゲームで終わらせるのがもったいない。 ゲームのポイントはやっぱりフェレータのカード。 回ってきたカードの中にフェレータが無いととたんに疑心暗鬼になる。 いったいだれが裏切ったのか。。逆に、今日の敵が明日の味方になることもある。 逆に自分よりあとの人に回すカードの中にフェレータがいなければ とりあえず裏切られることは無いから・・とか 擬似チーム戦になるので、味方同士で自然と会話が弾んだりするのは非常に楽しい。 でも実はフェレータだったり(笑 今は敵でも、暗黙の了解で味方になるのが分かっている場合もあったり。 時には農民や建築家でコツコツいくことも時には必要。 あやつりと違って、それぞれが選んだ役割を一斉に公開するので このときは非常に盛り上がる。注目は、やっぱり誰がフェレータなのか^^; このシステムデザインは、あやつりよりすごいと思う。 それと、得点盤が付属するともっといいな。 そういう意味でもボードゲームにしてもらいたい作品の1つ。 あ、そうそう 作者のサイトで得点ボードが公開されています。 カルカソンヌのボードとかポーカーチップを使うのが手っ取り早いのだが これを使ってプレイしてみるのもいいかもしれない。 ■追記 やっぱり何回やっても面白い。 もはや願いはただ1つ。 「プレイ人数を5人に対応した上でボードゲームにしてくれ」 カードゲームで終わっていいゲームじゃない。 出してくれたら絶対買う。 聞いた話によると、4人より5人プレイが面白いらしい。 ※5人目用のカードを自作してプレイしたようですJohnnyBet ツイート