たっくんのボードゲーム日記

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ティンダハン
Tindahan

プレイ人数:3 - 5
プレイ時間:約0

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


トリックテイク形式のカードゲームです。


5種類(5スート)のフルーツカードが、各1〜10まであります。


バナナにドリアン

マンゴスチン、パイナップル



ランブータンです。



それと、5枚のフルーツ屋台カード、切り札マーカーと、プレイヤーごとに持つコマが9個ずつ




これらのコマは、1人1色選んで9個ずつ持ちます。
※コマの色とカードの色(フルーツの種類)は関係ありません



コマは各屋台カードに置いていきます、屋台ごとに一番多く置けると5点、2位だと2点もらえます。
ただし黒い「切り札マーカー」が置かれている屋台では、トップで6点、2位で3点です。


トップタイの場合は、1位と2位の点数を足して人数で割ります(端数切り捨て)

ゲーム終了時に手札に残ったカードは1枚につき−1点



とりあえず、最初にカードをよく切って10枚ずつ、コマを9個ずつ配ります。


カードは3人プレイならフルーツ3種類、4人プレイで4種類、5人プレイなら5種類全部使います。

屋台カード5枚を並べて、切り札マーカーは適当な屋台の上に置きます。



それで、進め方としては基本はトリックテイクなのですが

ラウンドの最初のプレイヤー(リード)は、カードを1枚出すか、切り札マーカー任意の屋台カードの上に動かすかどちらに行うか選べます。



その後のプレイヤーは、手札から1枚カードを出していきますが



2枚目以降に出すプレイヤーは、最初に出されたカードと同じ色(フルーツ)のカードを持っているなら、その色のカードを出さなければなりません。


これをフォローすると言います。
フォローできるなら(最初に出されたカードと同じ色のカードを持っているなら)必ずフォローしなければならないルールのことを「マストフォロー」と言います

最初に出されたフルーツのカードを持っていない場合は好きなカードを出せます。



それで、次の優先順位でそのラウンドの勝者が決まります。(トリックを取ると言います)

1.切り札のフルーツを出したプレイヤー
2.そのラウンドで1枚目に出されたフルーツを出したプレイヤー


上記の場合なら、切り札のマンゴスチン5を出したプレイヤーがトリックを取ります。

フルーツが同じ場合は、数字の大きい方が優先されます。


次のラウンドは、前のラウンドでトリックを取ったプレイヤーがスタートプレイヤー(リード)になります。


手番では、カードを出す代わりに、屋台に自分のコマを1つ置くことができます。
ただし、そのラウンドで1枚目に出されたカードのフルーツの屋台にしか置けません。 ※つまりリードのプレイヤーは屋台の上にコマを置けない



ラウンド終了時に、手札が無くなったプレイヤーが居たらそのラウンドで終了して得点計算をします。


トリックを取れないと思ったら屋台の上にコマを置いたほうが得策かもしれませんが、そのラウンドでカードをプレイしないことになります。
最終的に手札に残ってしまったカードは1枚につき−1点になってしまします。

トリックを取れないと思っても、カードを減らしたほうがいいのかもしれません。。


一応、得点計算についておさらい

・手札に残ったカードは1枚につき−1点
・1回トリックを取ったら+2点
・屋台ごとに置いたコマの数の順位で、1位:5点 2位:2点
 ※切り札マーカーが置かれている屋台は、1位:6点 2位:3点




さて、この作品には「バストス」というルールの遊び方も付属してます。 基本は先ほどと同じくトリックテイクなのですが、3〜4人用で3人プレイの場合はフルーツカードを1種類抜きます。 それと、10のカードも使いません。 ティンダハンでは使用しなかった、各フルーツごとの価値を示すチャートを使用します。 手札は11枚ずつ(4人プレイ時は12枚) ラウンドの最初に、カードを1枚ずつ選んで伏せて出して一斉にオープンにします。 出したカードは、そのプレイヤーにとって「絶対にトリックを取れないフルーツ(バストスなフルーツ)」になります。 出されたフルーツカード1枚につき対応するフルーツの価値を1段階上げます。 最終的に、トリックを取って獲得したカードの価値の合計で勝敗が決まります。 リードが出したフルーツをフォローできなくて、別のフルーツのカードを出すときに そのフルーツが場に出ていない(そのフルーツをバストスなフルーツとしているプレイヤーが居ない)場合は、そのフルーツを切り札にすると宣言できます。 1回決まった切り札は、1ゲーム終わるまで変わりません。 1.切り札のフルーツ 2.リードのプレイヤーが出したフルーツ 上記の順で、トリックに勝つプレイヤーが決まるのはティンダハンと同じですが そのプレイヤーにとってバストスなフルーツを出したプレイヤーはトリックを取れません。 ということで、次のような状況のとき誰がトリックを取るのか?となるのですが・・ 切り札のフルーツを出したプレイヤーが居ない さらにリードが出したフルーツをフォローしたプレイヤーが居ない しかも、リードの出したカードが、リードプレイヤーにとってバストスなカードだった この場合は、自分にとってバストスではないカードを出したプレイヤーの中で、手番順がリードに一番近いプレイヤーがトリックを取ります。 ※この場合はカードの数字は関係なし 出されたカードが全部、出したプレイヤーにとってバストスだった場合は勝者なしで、誰もトリックを取りません。 でも、リードプレイヤーがバストスなフルーツを出した場合は、例の価値チャートでフルーツを1つ選んで価値を1つ上げる、もしくは下げることができます。(やらなければならない)
Peer Sylvester

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