たっくんのボードゲーム日記

No.154
ワニに乗る?
Tier auf Tier

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要





コンポーネントは、これで全部。



いろんな動物が4つずつとワニが1匹。

そしてサイコロが1つ。もちろん、総木製です。


1つずつ受け取ります。全部で7個。




ゲームのはじめにワニをテーブルの中央に置きます。




手番では、まずサイコロを振ります。




で、出た目の数だけ、好きな動物コマをワニの上に崩さないように乗せていきます。



自分のコマを最初に乗せきった人の勝ち。


さて、このサイコロ。ちょっと普通のとは違っていて

まずワニの目。




ワニの目が出たら、ワニにくっつけるようにしてコマを置いて
土台を広げることができる。




次、手の目。このときは、自分以外の誰かにコマを渡して
自分の代わりに乗せてもらうことができる。




この目は、他のプレイヤー全員が相談して決めたコマを乗せなくてはならない。



要するに、乗せるコマを自分で決められないということ。


■■ 崩してしまったら? ■■

乗せるとき崩してしまったら、崩したコマを引き取らなくてはならない。



ただし、最大2個まで。3個以上崩してしまったら
引き取るコマを選ぶことが出来る。




選ばなかったコマは箱に戻します。


まぁ、こんな感じになります。






Miltenberger, Klaus
プレイ記



AKくん、相棒と俺で3人プレイ



AKくん、この状態で、、、




さっそく崩す

AKくん「あちゃー・・」


この白いヒツジは残しておくとキツそうなので早めに置いてしまおう




相棒の番。



逆さに置いて、乗せにくくしやがって^^;


ワニの目があまり出ないから結構きつい




相棒の番。それはそろそろやばいんじゃないのー?




乗っかりやがった




結局、ヘビを一番上に乗せきって相棒の勝ち。






今度はAKくんと2人プレイ。

そのヘビはあまりにも・・・^^;



楽勝で置ききれて俺の勝ち


もっかい


うおー!なんじゃそのタイタニックなヘビ!!




今度は最後、俺が崩してしまい負けました。




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

こういう子供向けのバランス系ゲームって基本的なものは同じなんだけど
なんかちょっとやってみたくなる魔力みたいなものがあるんだよね^^;

ワニの目が出過ぎると、少々興醒めだったり
コマが7個しかないから、サイコロで2の目が連続で出ると
いとも簡単に勝てちゃったり、、バランスゲームの割にちょっとバランスが悪いかもなぁ。

でも十分楽しいよ。

もう置けないんじゃないの?ってところでうまく乗せられたりすると
これが妙に嬉しい。
あんまり派手さは無いけれど、地味に楽しいって感じ。
昔やった「将棋崩し」みたいな楽しさに似てるかな。

動物の形がいろいろあるのは、けっこうどれを置くか悩ませてくれるので
意外と頭も使う。まぁ、最後は直感なんだけど。
特にヘビとヒツジの形は面白い。
細長いヘビは橋げたみたいに置いてみたり、よっかかってみたり
いろいろ置き方があって楽しめる。

サイコロは良いアクセントになってると思うんだけれど
ワニの目と2の目が少々、微妙に感じる。
この2つの目が出過ぎると、ちょっとゲームを壊してしまう感じがするのが懸念点。

ありがちなゲームではあるけれど、まぁこれはこれでいいんじゃないかな。

コンポーネントの質は相変わらず秀逸の一言。


JohnnyBet



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