たっくんのボードゲーム日記

No.415
ステステマーケティング
Sute Sute Marketing

プレイ人数:3 - 6
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


カードゲームです



カードに書かれた数字と同じ枚数のカードがあります。


なので、たとえば牛乳キャップのカードは全部で6枚あることになります。



一番多いのは「切手」の20枚



それと、「静かなブーム」というカードが4枚入ってます。



バックのデザイン



全てのカードを良く切って山札にします。


その後、プレイ人数によって差がありますが5人プレイの場合は、山札から3枚めくってオープンにします。

手札は1枚ずつ(※これもプレイ人数によって異なります)



手番では山札から2枚引いて



1枚捨てる これだけ


捨て札にされた同じカードは纏めておきます

山札が無くなったらゲーム終了


カードの種類ごとに

1.最も多くの枚数を手札に持っているプレイヤーは、捨て札にされた同じカードの枚数と同じ得点をもらう

2.2番目に多くの枚数を手札に持っているプレイヤーは、1位のプレイヤーが持っている枚数と同じ得点をもらう


たとえば、切手(20枚)の内訳が

捨て札:8枚 1位のプレイヤー:11枚 2位のプレイヤー:1枚

だったとすると

1位:8点 2位:11点 となります


静かなブームカードを捨てることにした場合は、任意の種類のカードの枚数を増やすことができます。


ただし、完全にゲームから除外してもOKです

手札に残した静かなブームカードは1枚1点になります。


合計得点が最も多いプレイヤーの勝ち





ホウジョウ トウリョウ
プレイ記

7人プレイ






だんだんカードが溜まってきたのだが



もうちょっと絞って取れば良かったかな


でも、みんながどれを狙ってるのかイマイチ絞れず、、1枚持ってれば得点もらえるかも?と思って残してた







でもね、、結局取れたのは6点だけ



トップのusalapbitさん、18点で圧勝




評価・・・

※評価の基準についてはこちら

BかAか、けっこう悩んだのだけれど・・

カードの種類ごとに、手持ちの枚数で1位のプレイヤーが場に出てるカードの枚数と同じ得点を獲得するってとこまでは
割とありそうなルールだけれども、2位が1位のカード枚数と同じ得点をもらえるってのが良いですね。
ちょっと王と枢機卿を彷彿とさせるものがありました。


でも、1位よりも2位が高得点になることもあるというのは王と枢機卿には無い面白いところだと思う。
実際やってみると、そうそうそんなことにはならなかったけれども。

ライバルがどの程度の枚数を確保してるのか?という読み合いがすごい熱い!
これは盛り上がりますね。

あと、カードの枚数が点数になるので

その種類のカードについて

1位は場からその種類のカードを総取り
2位は1位から手札のカードもらう
3位以下は手札から捨てる

という風にすれば、手元に残ったカードの枚数=得点になるのも非常にスムーズにゲームが進行して良い感じ。

通常、こういう種類ごとに点数が発生するタイプのゲームだと得点チップか筆記用具が必要になることが多いと思うけれど
そういうのが一切不要というのがすごくいい。

セットアップも楽チンそのものだし、最高レベルのプレイアビリティ。


あと、7人プレイでも全然いけますね。
ルールブックに書かれているプレイ人数の場合だと、必ずカードを全部使い切って終わるようになってるので
それなら7人の場合は、初期手札1枚ずつで、場に3枚オープンにすれば良いと思う。

カードの出来も素晴らしいし、このまま流通しなくなってしまうというのは非常にもったいないなぁ、と思いました。

コンポーネントも含めて、これは完成度かなり高いと思いますよ〜

2014/07/01


JohnnyBet



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