たっくんのボードゲーム日記

No.380
シュティッヒルン
Sticheln

プレイ人数:3 - 8
プレイ時間:約20

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


トリックテイクゲームです。

トリックテイクの基本擁護とかは、このへんで少し書いてるので分からない人は参照してみて下さい。
トランプ、トリック、ゲーム!


0〜14までのカードを6スート使います ※プレイ人数によってカードを抜きます



使用するカードをすべてシャッフルして15枚ずつ配ります。



基本的に、トリックに勝って獲得したカード1枚につき1点もらえます。

ただし、、15枚の手札の中から1枚選んで伏せて出します。


このとき選んだスートは、取ってしまうとカードに書かれている数字が
そのままマイナス点になってしまいます。

全員1枚ずつ選んだら、一斉にオープンします。


これで、各プレイヤーごとにマイナスになってしまうカードのスートが決まります。

リードのプレイヤーからカードを1枚ずつ出していきます


これなら最も数字が大きい13を出したプレイヤーがトリックを獲得します。

しかしこのゲームはメイフォローで、リードが出したスートをフォローしなくてOK

そして、リードが出したスート以外はすべて切り札


この場合、黄色5と青9が切り札になりますが、より数字が大きい青9がトリックを獲得します。
※ただし例外で、0のカードだけは切り札になりません

獲得したカードは伏せて脇に置いておきます




これなら紫のカードは1枚1点で4枚獲得したので4点


しかし、青は自分にとってはマイナスのカードなので
青8はマイナス8点

つまり、4−8=マイナス4点が獲得点数になります。

ちなみに、最初に出したカードの数字もマイナスに加えなければなりません。
0ならもちろん0点ですが。





Palesch, Klaus

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

たぶん非常に良く出来てるんだとは思う。
いかに得点を集めるかというよりは、マイナスを押し付け合うゲームだと思うので好き嫌いはあるかもしれないけれど。

だけどね、、

まだ少しやっただけなので、完全な結論というわけでは全然ないんだけれど、ちょっと合わないかも・・

マイナスの押し付け合いという部分は良いんだけど、なんか自分から積極的に作戦を仕掛けづらい感じがした。
とくにリードの次のプレイヤーは、基本的にリードをフォローしないとエラい目に遭ってしまう。
手番順によって守りのプレイヤーと攻めることが出来るプレイヤーがくっきり分かれてしまう感じがする。

明らかな悩みどころを感じたのは、最初のカード選択だけでそのあとは
自動的に出すカードが決まってしまうか、どれをだしてもあまり変わらないか
大体そのどっちかだったように思う。

ただ、これはたぶん「分かってない」という可能性が高そうな気がするのも事実。
それだけ難しいゲームなんだと思う。

すくなくとも初心者が気軽に楽しめるようなタイプでは無いかな。

2013/08/04


JohnnyBet



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