No.480
スペキュレーション
Speculation
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プレイ人数:3 - 6人
プレイ時間:約90分
プレイ時間:約90分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
株取引ゲームです、株券を売買して一番多くお金を稼いだプレイヤーの勝利です。 取引対象の銘柄は8社分あります。 ゲームが進むと、上記の会社コマがジグザグのチャート上を進んでいきます。 で、チャート上の順位によって株価が決まります。 しかし同じ順位でもゲーム後半になると上位の銘柄はより高値に、下位の銘柄はより安値が付くようになっています。 ENDのマスに1つ以上の会社コマが入ったら、そのラウンドでゲーム終了です。 会社コマをどのくらい進めるのかを決めるカードセット。 全員が同じ構成のカードセットを1セットずつ持ちます。 中身は、各銘柄に対応したカード8枚(これは株券ではない) それと、今回は会社コマを動かさない(おやすみラウンド)ことを示すカード 全部で9枚です。 カードセットはプレイヤーごとによく切って山にします。 それで、2枚引いて手札として持ちます。 各ラウンドの最初にスタートプレイヤーは、数字が書かれた丸タイルと 株券の売買や会社コマの順位を変動させる四角タイルを1枚ずつ、別々の袋から引きます。 例えば1、「株取引」と「5」を引いた場合は まず、スタートプレイヤーから順番に株券を1枚売って、1枚買うことができます。 買うだけとか売るだけというのも可、もちろんパスもできます。 これが株券タイル。 発行株式総数は、プレイ人数−1。 4人プレイなら、銘柄ごとに3枚ずつしかありません。 手持ちの株券を1枚、現在価格で売って、場に株券が残っていればそれを1枚買うことができます。 そのあと、どの会社のコマを進めたいか手札(2枚)の中から1枚選んで伏せて出します。 全員出したら スタートプレイヤーから順にカードをオープンにして、スタートプレイヤーが引いた丸チップに書かれている数字分、カードに描かれた会社コマを進めます。 このラウンドの場合は、スタートプレイヤーが引いたタイルは、四角タイル「−1」と、丸タイル「3」です。 このラウンドでは株券の売買は行われません。 スタートプレイヤーは、任意の会社コマの順位をチャート上で1つ下げます(3位の会社コマを下げるなら、4位のコマの1つ後ろに移動させる)。 それが終わったら、各プレイヤーは手札(2枚)の中から1枚選んで伏せて出します。 丸チップに書かれた数字分(この場合は3)、各プレイヤーが出したカードに対応する会社コマを進めます 他の会社コマが置かれているマスは、進むマス数に数えないので順番が結構重要です。 しかし、おやすみカードが1枚以上あった場合は今回は会社コマを進めません、
Henn, Dirk |
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プレイ記
フォルテさん、usalapbitさん、イズナさん、たっくんの4人プレイ 最初に無料で配られる株券1枚と、初期資金が20あって最初はどの株券も20で買えるので 実質、株券2枚ずつ持った状態からゲームがスタートします。 イズナさんがオレンジのAlhambraと赤のShow Managerを持ってるのを見て 俺もとりあえずそれに乗っかっとく 誰も買ってない株券持ってても、勝手に値上がりする見込みはない。 ここは誰かに相乗りしておかないと。。 で、当然手持ちの株券が値上がりするようにカードを出す、と。 よっしゃAlhambraが1位だ。 2ラウンド目、Alhambraは利益が出たところでさっさと売却。 代わりにCARATの株を買ってみる。 なので、今度はShow Manager推しで そんな感じで、安値で仕入れて高値で売るというのを繰り返していく ここでちょっとEketorp株を2枚手に入れてみる。 4人プレイなので、株券は会社ごとに3枚ずつしかなく。そのうちの2枚を手にしてみたのだが・・ 徐々に引き離されていく・・・ 手持ちの株券 そのうち半分以上は塩漬け銘柄なわけだが(T_T Timbuktuなんか3人で分け合う形で保有してるのになんで上がらんのだろうか? 後半戦に入ってもこの状況は改善されない 最後の最後についに飛んだTimbktu航空! しかし、Eketorpはゴミ屑決定 フォルテさんの勝利でした。
評価・・・
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ちょっと展開が単調かも。前半戦から後半戦まで、あまりやることに差がなかったような感じ。 かなりプレイヤーの思い通りに株券を売買できて、株価は株式の購入アクションとは別で上げ下げするフェーズがあるので システム上の要素同士もプレイヤー間のインタラクションという意味でも関連性が薄いように感じる。 しかもこれがかなりの長期戦なので、、、 ロイヤルターフなんかも似たようなシステムをいくつか持っていると思うのだけれど ・最初に決めた馬券(本作の場合は株券)は、途中で変更できない ・買った馬券について公開情報と非公開情報が両方ある ・馬ごとにちょっとした性質付け(脚質)がされていて、順位の変動が大きくかつシビア 同じく株式をテーマにしたムガルの場合は ・いつでも買ったり売ったりできない ・売るにも買うにも競りに勝たなければならない ・市場に出回っている(場に出ている)株式の数で値段が決まる つまり、株券を買うと他のプレイヤーの持っている株券の価値を上げてしまうというようなことが起きる。 そこにジレンマとか面白みがあるのであって、1つのアクションが複数の意味を持たないとそういうのは生まれにくいと思う。 アクション同士の独立性が強いとちょっとそのあたりはうまく機能しにくいのかもしれない。 もちろん面白さというのは、良いジレンマだけじゃないと思うんだけど・・ トレンドに乗るとか相乗りとかの要素がありそうなので、あながちインタラクションが希薄というわけでもないんだけど 簡単に売買できてしまうので、うまい中長期戦略が立てにくいのかも。 どうもヘン, ディルク作はそういうところが合いにくいな。 2015/07/26JohnnyBet ツイート