たっくんのボードゲーム日記

No.475
スコヴィル
Scoville

プレイ人数:2 - 6
プレイ時間:約120

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


ボード全景 トウガラシ畑です。


ここにトウガラシを植えて収穫して、増やしたトウガラシを勝利点に変えていくゲームです。

トウガラシコマ



いろんな色がありますが、右に写ってる透明なのが最も価値の高いトウガラシ。



白や黒もかなり高価値。



トウガラシの交配表


たとえば赤のトウガラシと黄色のトウガラシを掛け合わせるとオレンジのトウガラシができます。



トウガラシコマは1個ずつ畑に植えていきます。


植えるフェーズが終わったら次に収穫フェーズなのだが、収穫の方法は自分の農夫コマを薄い茶色の道に沿って3歩まで動かします。


たとえば緑のコマを下記のように3歩動かしたとすると
青と黄色で緑、赤とオレンジで茶色、オレンジと青で茶色、合計3つのトウガラシを獲得できます。




その次に、トウガラシを支払ってお買い物。



このカードをもらうには黄色と緑のトウガラシを支払わなければなりません。


得られるものは、茶色のトウガラシ1つ、3金、そして1勝利点です。
このゲームでは炎のマークに書かれた数字が勝利点を表します。

もう1種類、トウガラシを払うともらえる勝利点カードがあります。


揃えなけらばならないトウガラシの条件が厳しめなのだが、その分もらえる勝利点も高め


畑にトウガラシを植えると、トウガラシの色によって勝利点の盾タイルがもらえます。


価値の高いトウガラシを植えるほど高得点。でも、タイルの枚数には限りがあるので早い者勝ち。

1度畑に植えたトウガラシはもう誰のものでも無くなってしまいます。
 →他人が植えたトウガラシを利用して収穫できる
 →一度植えられたトウガラシは取り除かれることがありません


ラウンドの最初に、トウガラシコマの支給があります。


1人1枚選んで、カードに描かれているトウガラシコマをもらえます。

1ラウンドの構成は

フェーズ1.トウガラシコマの支給
フェーズ2.トウガラシを1つ畑に植える
フェーズ3.トウガラシを収穫する(農夫コマを3歩動かす)
フェーズ4.得たトウガラシを支払って勝利点カードなどを買う

となっていますが、各フェーズごとの手番順は競りで決定します。

各自、お金を握って一斉にオープン

より多くのお金を握った人から順番に、各フェーズでの手番順を選んでいきます。


収穫フェーズだけは6から1へ、それ以外のフェーズでは1から6の順番で手番が回ってきます。

なので、バランスを取って3あたりのマスを選んだりすることもあります。





Ed Marriott
プレイ記

5人プレイ


まずはトウガラシを植えて




こんなん取ってみた。













なかなか、序盤は畑が狭くて動くに動けん



こう行って



こう来て



こんなもんか



収穫物



で買うと






早くも黒いトウガラシが出てきたぞ



コイツは勝利点7 やっとまとまった点数が貰えた感じ



隣ではフォルテさんがカラフルにそろえたトウガラシで勝利点カードを獲得



カードの色が変わって後半戦(午後ラウンド)


内容がちょっとグレードアップしてます。














とりあえず、このへんに植えてみるか。



白と緑を払って、4点もらいつつ手に入れづらかった黒をやっとゲット



でこれと交換






透明なトウガラシも畑では争奪戦になってなかなか手にできないので交換で入手する









ラウンド最初の競り。せーので



オープン!



狙うは・・・


とりあえず、このタイミングで透明なトウガラシを持っているのはたぶん自分だけのはず




よっしゃー


でもその直後



でかいのをゲットしていくイズナさん


また引き離された気がする

透明なのを持ってないと話にならない状況



エクストラステップのタイル使って4歩移動すれば届くか



これで最後の大物をいただく



終了



得点集計結果











及ばず・・・



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

セットコレクションとリソースマネジメントのゲームなんだけれど、、コンポーネントの種類(特にカード)が多めで管理やセットアップがちょっと大変かな?

得点カードの内容とか情報量も多めなんだけど、ほとんどがオープン情報なので内容を把握して覚えてとかいうのはあまり必要ない。
骨格となっているルールもシンプルに出来てて把握しやすく、総じて遊びやすく出来てると思う。

ただ、長考しがちな感じかな?かなりテンポが悪い。

特に収穫フェイズは、他のプレイヤーのコマが居る場所は通り抜けることすらできないため、前手番プレイヤーの行動による影響度合いが大きすぎて
自分の番が来てからじっくり考え始めなければならないシーンが多かったような気がする。
慣れないうちは、交配表とボードを交互ににらめっこ。で、収穫物をどう交換するかとか、わらしべ長者的なことを考えるわけだけれど
たしかに楽しいんだけど、ちょっと地味ーですね^^; もちろん地味だから即悪いってことにはならないんだけども。

メカニクス的なところだけ取り出して見てみると、興味をそそられるモノはあまり見当たらないんだけど
実際遊んでみるとけっこう面白いという、そういうところはマングロービアに似た感じかなと思う。

ただ、長考になりがちなのがねぇ。ゲームを必要以上に重たくしてしまってるような・・


2015/05/17


JohnnyBet



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