たっくんのボードゲーム日記

No.353
オール ザ ウェイ ホーム
Schweinsgalopp

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約20

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


ブタ5頭によるレースゲームです


全3ラウンドで、最も多くのエサチップを獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。


ブタコマはプレイ人数に関わらず全5つ部使います


※スタートラインとするコースタイルを90度横にして置きます。


プレイヤーはブタコマの色に対応したカードを持ちます。
よくシャッフルして7枚ずつ配ります。


ちなみにカードは1色につき8枚ずつあり、全部で40枚という構成です。


手番では、カードを1枚プレイして対応する色のブタを
次の(前方の)空いているマスへ移動させます。




そのとき、移動したブタが先頭になるとチップを1枚もらえます。


ブタの色に関係なく、とにかくトップになるとチップ1枚

手番が終わっても手札の補充はしません。
カードを7枚ずつ出したら1ラウンド終了です。


ただし・・・


7枚目のカードを出したとき、そのブタがトップになれない場合は
そのラウンドで獲得したチップを全て捨てなければならない。


なので、最後の1枚(7枚目)にどれを残すかが超・重要


これを3ラウンドやってゲーム終了。

もっとも多くエサチップを獲得したプレイヤーの勝ち





Meister, Heinz

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

子供向けゲームというと、記憶力ゲーかアクションゲーというパターンが多いと思うのだけれど
この作品はリソースマネジメントの要素を持っているという、けっこう珍しい作品。

しかもこのゲーム

数を数えられなくても遊べる

という特筆すべき優れた特徴を持っている。

カードやタイルには文字はおろか、数字さえ書かれていない。

コンポーネントだけじゃなくて手番でやることも目指すことも極めてシンプルに出来てて
子供ゲームの中で比較しても非常に遊びやすい部類だと思う。

最後に出す1枚で「決まってしまう」という部分に若干、荒っぽさは感じるけど
その1枚を目指す過程の中に、けっこう考えどころも多く含まれてて面白い。

冷静に突き詰めていくと、結局カード運だったり他のプレイヤーによるところが
大きかったりするのかもしれないけど、そういう風に感じるようになったら
もっと難易度の高いゲームにシフトしていけばいいんだと思う。


ただ、これならコースタイルを並べる意味が極めて希薄なので・・
ボードゲームで出して欲しかったかな。
ちょっとセットアップが面倒なので。

まあ、古いゲームなのでそんなこと言ってもしょうがないのかもしれないけど。

2013/03/01


JohnnyBet



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