たっくんのボードゲーム日記

No.110
アールエコ
R-Öko

プレイ人数:3 - 5
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要





各プレイヤーはゴミ処理業者となって、不法投棄をしない優良業者を目指します。

得点カード。ゴミ処理工場です。



同じ色を2枚以上集めると得点になる。
1枚だけでは0点。


実際プレイするときは、こんな感じでテーブルの中央にカード山にしておきます。



各カードの上側をゴミ処理工場、下側をゴミ捨て場と呼びます。


もう1つ、4種類のゴミカード。
これを工場で処理したり、不法投棄せざるを得なくなったりする。



最初は各ゴミ捨て場に1枚ずつゴミカードを置きます。
※ゴミ捨て場では、工場の色とゴミの色が合っていなくてもいい。



そして、手札。ゴミカードを3枚ずつ配ります。
残りのゴミカードはデッキ山にしておく。



手番では手札のゴミカードを対応する色の、ゴミ処理工場に置きます。
同じ色なら2枚以上一度に置いてもいい。



工場にゴミを置いたら、ゴミ捨て場のゴミを全部回収して手札に加えます。



このとき、処理工場に出したゴミの数(カード枚数ではない)が
になったら得点カードをもらえます。



ゴミの数はカードの4隅に書いてあります。


しかし、ゴミカードを回収して6枚以上になってしまったら
手札を5枚にして、残りは不法投棄しなければならない。



不法投棄したゴミカードは自分の前に伏せておきます。

不法投棄1枚につきマイナス1点。


得点カードの山のうちどれか1つがなくなったらゲーム終了。


取ったカードがこんな感じだった場合



まず、写真上部の不法投棄分が3枚でマイナス3点。
緑が、4-2=2点
黄色と赤は1枚しかないので0点
青が2点

なので合計1点となる。


ちなみに、不法投棄が最も少なかったプレイヤーは優良業者として
3点もらえます。

もちろん、一番得点の多い人の勝ち。





Kawasaki Susumu
プレイ記



kunさん、ももさん、俺の3人プレイ

さて最初の手札。色がばらけとる、いいのか悪いのかは不明だが。



場の状況、まあ最初なので状況もクソもないけど。




赤のゴミが溜ってきた、じゃあ赤のエコカードを狙うか。



大体どの色も均等に取られていく。




とりあえず、エコカード2枚ゲット。



kunさんは、、む、負けとる。




ん~~、エコカードは全部マイナスな上にゴミ捨て場も処理工場もほぼ満杯。



そろそろ、誰かがババを引かざるを得ない状況になる。


このときの俺の手札。赤のエコカードを狙いたい俺としては
赤のゴミが手札にまわってくるようにしたい。



黄色のゴミを出すと赤のゴミを引き取って、それを赤の処理工場に出して・・・
まあそんな感じで、2手3手先を考えていく。

しかしなんせ場は、全部マイナスである。

だれかどうにかしてくれ^^;


ふと、ももさんの獲得したエコカードを見る。



やべぇ、こっちにもかなり負けてる。

これで焦った俺。大ミスを犯すことになる。

・勝つには赤のエコカードが大量に欲しい
・-2を引き取ってでも、その先のプラスポイントのエコカードが欲しい

このことしか考えてなかった俺は、黄色工場の大量の赤ゴミをゲットする



やっちまった!3枚も不法投棄せにゃならん。。

しかもこの後もマイナス2のエコカードがなかなか引き取られず・・

あれ?でも待てよ。1枚なら0点なんだよな。


じゃいいか、引き取っても。



しかし結果的にこれが大失敗。
これでkunさんとももさんを楽にさせてしまうことに・・・

俺1人マイナス点で大負け。
kunさんが20点オーバーで大勝でした。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

手番ごとに、場にカードを置いて、カード取って、補充してという作業が発生するので
手元がかなり忙しい。ちょっとその慌しさが気になるかな。。
あと、いかに不法投棄しないで済むかを考えるのだけで精一杯であまり
他のプレイヤーのことにまで気が回らない。
なにかを仕掛ける余地とか余裕とかがあまり無いような。。
なんというか、常にハァハァゼェゼェ息が切れてる感じがする。
そういうのもあって他のプレイヤーとのカラミや妨害みたいなプレイもほとんどできない。
ゲーム中のシャッフル回数も割と多めかなぁ?
どうにもゲームというより作業という感じが強くてねぇ・・・
まぁテーマがゴミ処理業者なので、その大変さを垣間見ることができるゲームと言えば
良く出来ているのかもしれないが。。

プレイ人数は3人~となっているがシステム的には2人でも問題ないように思う。
ソロプレイ感がかなり強いことでもあるし。

うーん、、感覚的な話になるのだけれど、ゲームシステム的になにか限界のようなものを感じる。
人によってプレイスタイルに差ができそうな気もしないし
決して全くつまらなくはないんだけど、あらかじめ敷かれたレールの上を
なぞっているだけのような感覚がどうしてもぬぐえない。

日本人のデザイナーの作品だけにもうちょっと頑張って欲しかったのだが。。


JohnnyBet



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