たっくんのボードゲーム日記

No.441
古代ローマの新しいゲーム - 元老院議員
Senator

プレイ人数:2 - 3
プレイ時間:約10

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


使うのは赤青のカードそれぞれ1~10までと、黄色の旗カード1枚



それとゲームボード これだけ


ゲームボードに描かれた9マスは「元老院」を表します


この9議席をめぐって、自分の議員(カード)を送り込んで数値の合計を競います


黄色の旗カードは赤青どちらにも属さず、勝敗には関係ありません


しかし、いきなり元老院にカードは置けません。


まずは元老院の上下左右に隣接する「階段」にカードを置きます。


そしてその後の手番で、別のカードを使って押し込むことで




初めて元老院に自分のカードを配置できます。




しかし、相手のカードによって・・



反対側に押し出されてしまう可能性もあります




5枚カードが置かれた列にはもう新しいカードを押し込むことはできません




こういう感じで、すべての階段と元老院が埋まったらゲーム終了


中央の9マスに置かれたカードの数値の合計が多いプレイヤーの勝ちになります。

階段に置かれたカードは勝敗に影響を与えません。





プレイ記

相棒と対戦


相棒:赤
たっくん:青

とりあえず10を置いてみる



相棒も10


短期決戦なので、出し惜しみしててもしょうがない気がするんだよね。





なんか対称的



相棒の赤10が中に入ってきたときに威圧できるように置いてみる


このカード自体も中に残すことができる可能性が高いので、数字も大きめで

そう来たら



まあ、こうするわな



で、10を押し込んできたので


こっちも7を押し込む

あ、やべ、、青9を殺されたか



んー、そしたら赤9を上に押し出せるようにもういっちょ布石を打っておくか



お、その赤8は・・押し込んできたらすぐに横から押し出せるポジションだぞw



押し出されないように、赤8の左下にカードを置いてブロックしてきたとしても


そうしたら青2を押し上げてしまえばいい


だいぶ有利な感じになってきた






大勢決しました。





勝利!

ちなみに4戦やって2勝2敗でした (で、これは4戦目)



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

単純なゲームに見えるけれど、見かけよりずっと奥が深いように感じますね〜。

明らかに面白いです。

盤面が格子状というのもあるのかも知れないけれど、伝統的なアブストラクトゲームにちょっと通じるものを感じます。
一応Bにしておくけれど、これは評価Aとしても良かったかもしれない。でもAとするには何かが足りないような気もする。

そんな感じ。

なんだろうな、カードの数字の配分を変えつつ、中央の部分を3×3じゃなくて5×5くらいにしたら、もしかしたらもっとしっくり来るのかも。
これを元にブラッシュアップしたと感じさせる作品って何か発表されてたっけ?

これは温故知新というか、古いんだけど新しい何かがある、そういう類のものを感じました。

まあ「アブストラクトが苦手」というような人にはあまり合わないかもしれないけど。

3人プレイでも悪くは無いのかもしれないけれど、やっぱりこういうのは2人対戦でしょうね〜

2014/11/24


JohnnyBet



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