たっくんのボードゲーム日記

No.361
古代ローマの新しいゲーム - 帝国
Imperium

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約10

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要


ボード全景 ヨーロッパ~北アフリカが9つのエリアに分かれて描かれています。



右上の1~30のマスは得点チャート




9つのエリアには番号が振られてて、これがそのエリアから得られる得点


このエリアなら順位によって次のように得点がもらえます。

1位:9点
2位:5点
3位:3点
4位:2点



それで、どうやって順位を決めるのかというと
そのエリアに置かれたチップの数


これなら、1位⇒青、2位⇒赤、3位⇒黄

ただし、ビリのプレイヤーは点数がもらえません。
チップを1つも置いてないプレイヤーが居れば、そのプレイヤーがビリです


同点の場合は、一段下の順位の点数をもらいます。


これなら赤と青は3点ずつ、4人~プレイなら黄色は2点もらえます
3人プレイならビリなので1点ももらえません。


どのエリアにチップを置くかは、カードをプレイして決定します。


1~9とB2枚を手札として持ちます。


全員手札から3枚選んで




一斉にオープン




出したカードの数字に対応するエリア(各エリアの一番左の数字)にチップを置きます。




全員3つずつチップを置いたら決算です。
未決算のエリアの中で番号が一番小さいエリアの得点をつけます。


最初(1番)はイタリアです。

ゲームの流れとしては

①カードを3枚ずつ伏せていっぺんに出す
②カードを全員同時にオープンにして、エリアにチップを置く
③決算(決算したエリアに置かれているチップをプレイヤーの手元に戻します)
※カードも1ラウンドごとに手元に戻します

これを8回繰り返したらゲーム終了

8番と9番のエリアだけは同時に決算します


得点は低めだけれど、すぐ決算になるエリアを重視するか


先を見越して、点数の高いエリアに投資しておくか・・



Bカードは1つのエリアに一度に複数のチップを置きたいときに使います。


これなら4のエリアに3個チップを置けます。

※ただし、Bカードはどのエリアに対して使うのかあらかじめ決めておかなければなりません。

Bカードを1枚だけ使う場合は、残り2枚の数字カードのうち
Bカードを適用したい方のカードが分かるようにします。







評価・・・

※評価の基準についてはこちら

カードを8回、同時公開したらゲーム終了という10~15分レベルで遊べるエリアマジョリティ系のゲーム。

エリアマジョリティというとどちらかというと重めの内容になっていることが多いけれど
こんなに短時間で楽しめるようにすることも可能なんだなーと思った。

これだけのショートゲームの割には、そこそこの重量的な満足感もあって悪くは無いんだけど

カード出して、コマを置いたり取り除いたり、ちょっと忙しないかな?

というのも感じた。

ボードが小さいので、チップを置くスペースが狭くて置いたり取ったりしづらいというのもあるし。


やっぱこういうタイプのゲームは、もうちょっと長い時間をかけて戦略を練って楽しみたい。

あと細かいところだけれど、ボードの得点チャートがボードの折り目と重なってて
ポーンを置きづらいマスがある。プレイアビリティ的にこれもちょっと×。

ゲームの本質やシステムは結構面白いものがあるんだけれど、、プレイしづらくて・・

もう少しスマートに遊べたら良かったんだけどな。

2013/03/26


JohnnyBet



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