たっくんのボードゲーム日記

No.346
古代ローマの新しいゲーム - 歴史の糸車
das Rad der Geschichte

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約10

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


各色1~5までのカードとポーンを1つ使います




これらのカードを順番に1枚ずつ取っていって
特定の色のカードが全部取られたら決算が発生します。


それぞれ、カードに書かれた数字の合計が得点になります。


そんな感じでカードを獲得していって




特定の数字が全部取られたらゲームは終了します。




しかし、、最後にその数字のカードの合計分のマイナス点を喰らいます。




■セットアップ


25枚のカードをランダムの順番で円形に並べて、任意のカードの間にポーンを置きます




手番では、ポーンを3枚先までのいずれかのカード上に移動させます




移動させたら




移動先のカードを獲得します


これで手番終了


ゲーム終了時、最も得点を獲得したプレイヤーの勝ち





プレイ記

相棒と対戦



手番は俺から。さてどうするか。。


青の5を取るか、どうなるか分からんけどとりあえず点数の高いカードを1枚押さえておこうかなと。


相棒は黄色の1をゲット




さて、再び俺の番。できればあの「青4」を押さえたいな


ま、相棒もそれを見越してたんだとは思うけど。


んー、しょうがない紫2を選択




相棒の手番

そうするとまあ、そうなるわけで




でもその後ろの青1をゲットすればとりあえず良し




その後、紫4もゲット


1つの数字を固めて持つのはマイナスを喰らう危険があるので
できるだけ数字を散らして集めるようにする。

今のところの相棒の獲得カード



たっくん




悩む相棒、あの先にある青2を押さえたいよな それはこっちも同じだけど


結局相棒は1つだけ動かして黄色2をゲット

やっぱ青は意識するよな


黄色3枚もっていかれたか。でも残りの2枚が4と5なのでまだ逆転できるぞ。




というわけで俺は黄色5を取る




これで4と5が2枚ずつ もうこれ以上は取りづらい




相棒が青2を取ってきたので、俺は青3を取って決算




9ポイント獲得


相棒は2と4なので6ポイント その差3



もうそろそろ大詰め



2は相棒が3枚取っていたので、、5枚目の2を俺が取ってゲーム終了


相棒  : -2×3= -6
たっくん: -2×2= -4

さっきの青のカードの決算と合わせて俺の勝ちでした


相棒「あ、そうか2取られたら終わっちゃうのか、見落としてた」



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

なんかね、小学生の頃、ノートとか黒板とかでやってた
「最後の1本を取ったら負け」というあの遊びに似てる感じ。
(全国的にメジャーなんだろうか・・・?)

すさまじい収束性、あっという間に終わる。
カードを円形に並べるのがちょっと面倒に感じるくらい。

非常に良く出来たゲームだと思うんだけど、ゲーム本体が
これほどの切れ味とプレイ時間なら、もっと手軽に遊べたら良かったんだけどなー。

具体的に言うと、さっき述べたようにカードを円形に並べるのと、得点の付け方。
メモ帳とかチップが別で必要とか若干面倒に感じる。
プレイ感とちょっと釣り合ってないような。。

ゲームの内容そのものとしては、十分ジレンマも効いてて面白いんだけど
ただ完全情報公開の割には選択肢が少ないのが気になる。
特に中盤以降は消去法で1択しか残らないというパターンが続いたりしがちだったので
アブストラクトチックなゲームなのであればもう少し自由度が欲しいかな。

しかし、これが1回20分以上かかるゲームならたぶんアウトなんだけど
この作品の場合はホントにあっという間に終わるので、これはこれでアリかなって思えるんだよね。

選択肢が限られてくるとは言っても、超・短時間ゲーの中の後半戦だけの話だし
少なくとも中盤くらいまでは、すごーく悩ましくなるようにできてて面白い。
複数回プレイした合計で勝負するようなバリエーションも推奨されてるみたいだし。

これでめんどくさい部分も全部カット出来てれば尚良かったんだけどな。


2013/02/05


JohnnyBet



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