たっくんのボードゲーム日記

No.632
ナナ
nana

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要


1から12までのカードが3枚ずつ、合計36枚あります。



よく混ぜて、手札として7枚ずつ配り、残った8枚はテーブルの真ん中に伏せて置きます。(4人プレイの場合)



プレイ人数によって配る枚数とかテーブルに伏せて置く枚数が変わります。


手札は、数字順に並べ直します。



何をするのかというと、同じ数字のカード3枚を公開する(見つける)ことを目指します。

ただし、手札の中で1番小さい数字か、あるいは1番大きい数字しか公開できない という制限があります。

例えば、1は手札の中で1番小さい数字なので公開できる。



2枚目の1も公開する。



もう1枚、1を公開できたら成功なのだが、もう手札に1は無いのでどうするかというと・・

テーブルに伏せられた中から1枚めくることもできます。
運よく1(同じ数字)が出たら、これで1が3枚揃ったので成功です!



揃った3枚は自分の前にオープンにして置きます。



それで、オープンにした3枚1セットの数字の合計が7になったらゲームに勝利します。
(1を3枚公開した場合、3ではなくて1と数えます)


同じ感じで6を公開できたとすると、


1+6=7 ということで勝ち。

引き算でも ok で、これなら 8ー1=7 となってこれでも勝ち。



あるいは3セット公開できたら、合計に関係なく勝ちです。



ということで、7を公開できたらそれだけで勝ちとなります。




さて、手番のとき、同じ数字3枚公開するには、

1. 手札から1番小さい数字か1番大きい数字を出す
2. テーブルに伏せて置かれている場札をめくる

の他に

3. 他のプレイヤーを1人指名して、1番小さい数字か1番大きい数字を出してもらう

こともできます。

プレイヤーは誰を選んでも良いですが、カードは自分の手札から出す時と同じく1番小さいか、1番大きいかの2択。
どちらを出してもらうかは手番プレイヤーが指定できます。

「1番大きい数字を出してください」と言ってみて、12が出てきたとする。



別の人にも1番大きい数字を出してくださいと言ってみる。(このとき、該当するカードを2枚持っている場合でも出すのは常に1枚だけ)


運よく12が出てきたとする。

手札に12があれば、3枚揃いますが・・



手札には持ってないので、場札からめくってみる。



違うカードが出てきてしまったら失敗で、出してもらったカードは持ち主の手札に戻し、めくった場札も元に戻します。



チャレンジが成功しても失敗しても、手番終了で時計回りに次のプレイヤーの手番になります。





Kaya Miyano

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

話題になった理由が分かりますね、良くできてると思う。

コンポーネントは、スートもない12までの数字カード3枚ずつだけというこれ以上無いほどシンプルな構成。
ジャンルとしては神経衰弱みたいなメモリー系のカテゴリに入るかと思うんだけど、でもただの記憶力ゲーじゃないんですよね。

例えば、一番大きい数字を出してください、と言って8が出てきたとしたら、、みたいな感じで、その人が持っている最大のカードが8であるということ以外にもはっきり分かることがある。
あるいは、「一番小さい数字を出してください」と言っている人が居たら、その人の手札がぼんやりと見えてくることもあるかもしれない。

あと、3枚セットが完成して手札が減ると、その人の持ってる1番小さい数字とか大きい数字というのも変化する。

ここら辺のことがあるので、けっこう記憶が混乱する。

4人プレイだと、覚える対象としては場札8枚+他のプレイヤー(3人)×2枚(1番大きいカードと小さいカード)で最大14枚。
まあ、実際にはせいぜい10枚も覚えられれば十分だと思うけど、これがなかなか一筋縄ではいかない。

それで、あやふやな記憶であっても推理でカバーできる部分もあるので、記憶力ゲームが苦手な人にとっても比較的遊びやすい内容じゃないかと思う。

同じ数字カード3枚、が誰かの手札に固まってしまった場合にちょっと興醒めかもしれないのがちょっと気になるけど、ま、その場合は配り直せば良いかな。

あと、3枚セットじゃなくて4枚セットくらいにして(全部で48枚)、もう少し重めのゲームにする発展ルールみたいなのもあっても良いのかなと思ったけど、それだとダメな点があったのかな?

2022/07/18




JohnnyBet



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