たっくんのボードゲーム日記

No.258
キング ルイ
King Lui

プレイ人数:3 - 5
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要




カードゲームです。


110枚のカードをよくシャッフルして山にします。


カードの中身は、7種類の料理です。各15枚ずつあります。


これで105枚。


残りの5枚はコイツ


料理を2つ食べてしまう、食いしん坊なドラゴンです


スタートプレイヤーは、プレイ人数×2枚のカードを
山からめくってオープンにします。


なので、5人プレイなら10枚


スタートプレイヤーから順に1度ずつアクションを行います。
基本的には2択。

①場から一種類のカードを全て取って手札に加える



②山札から1枚引いて手札に加える



つまり、②を選択すると他のプレイヤーにカードの中身を見られずに済む

場からカードが無くなってしまった場合は、必ずこのアクションを選択しなければならない。


全員1度ずつアクションを行ったら、残った料理カードは
種類ごとにまとめて、枚数が分かるようにテーブルの脇に並べて置きます。


これらは、国王に給仕された料理と呼びます

で、スタートプレイヤーを交代して、またプレイ人数×2枚めくる・・

という感じで進行していきます


最終的に、国王に給仕された料理カードの枚数が、その料理カード1枚あたりの点数になる


つまり、この場合ならパンは5枚、給仕されているので1枚5点。
手札にパンを3枚持っているプレイヤーなら

5点×3枚=15点


5枚持っていれば

5点×5枚=25点 となる


ただし、

国王に給仕された枚数より多い枚数を持っていた場合は、その料理カードはすべて没収!

先の例だと、パンを6枚以上持っていたなら、それは全て捨て札にしなければならない。


山札が無くなったらゲーム終了。

得点の合計が最も多いプレイヤーの勝ちです。


ところで、5枚紛れているドラゴンであるが


このカードを場から取ったら、国王に給仕済みの任意の料理カードを2枚捨てます。




このとき
・任意の2枚の料理なので、違う種類の料理2枚でも良い
・ドラゴンが複数枚、場に出ている場合でも取るのは1枚
・ドラゴンが場に残ったら、それは次のラウンドに持ち越される



山札から引いたカードがドラゴンであった場合は

1.その場で使用する
2.場にオープンにする

このどちらかを選択します。





Alan R. Moon
Weissblum, Aaron

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

プレイ人数に関係なく、すべてのカードをシャッフルして山札を作ったら
プレイの準備完了なので、そのへんはお手軽なカードゲームの中でも
特に楽に始められるゲームだと思う。

カードは料理7種類×15枚とドラゴンが5枚という
これまた超シンプルな構成で、ルールそのものも非常に簡単。

ジレンマとか悩ましさという点では少々物足りないんだけど
ちょっとした考えどころくらいのものは、しっかりある。

手番では基本的にカードを取るだけなので、プレイのテンポもすごくいい。

最大のネックはラストの得点計算かな。

ちょっとだけ面倒。

でも九九と2ケタの数字の足し算が暗算でささっとできれば電卓は必要ない。

得点計算以外は、面倒なこともなくお手軽に楽しめる良作だと思う。


2012/01/25


JohnnyBet



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