No.586
ごきぶりデュエル
Kakerlaken-Duell
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プレイ人数:2人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 簡単!
日本語化 不要
2人用の対戦ゲームです。 ボードの真ん中にゴキブリコマを4つ置きます。 ゴキブリコマはそれぞれ縦に移動します。 4つのうちどれか1つを自分の陣地まで引き寄せることができたら勝ちです。 さて、スタートプレイヤーは下記の4枚のタイルを受け取ります。 良く見て、自陣のマスに伏せて置きます。 相手プレイヤーは、伏せられたタイルの中から1枚選んでオープンにします。 緑だったら、その列のゴキブリを1マス、自陣の方に引き寄せることができます。 しかし、×を引いてしまったら、、そこで手番終わりです。 まだめくっていない列のゴキブリが相手側に1マス移動します。 ×が置かれた列のゴキブリは移動しません。 移動が終わったら役割を交代して、同じように4枚のタイルを自陣のマスに伏せて置きます。 緑をめくられてしまったら 相手側に移動してしまいます。 3枚の緑を全て当てられてしまったら、もちろん3つ相手側に移動してしまいます。 ※×のタイルの列は移動しないので、最後の1枚はめくらずに手番終了です。 王冠コマはバリアントルールで使用します。 タイルを伏せておくとき、4つのゴキブリコマのうちのどれか1つの上に王冠を載せます。 ×をめくられた時、王冠コマのゴキブリの列がめくられていない場合、王冠ゴキブリは2マス自陣に引き寄せられます。 しかし、王冠ゴキブリの列で緑がめくられた場合は、相手側に2マス移動してしまいます。 最後に、王冠ゴキブリの列で×がめくられた場合は、1マスだけ自陣に引き寄せられます。
Zeimet, Jacques |
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評価・・・
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よく出来てるのは間違いない。 見た目通りのブラフゲームで、読み合いが非常に楽しい。 最初に思ったのは、2人専用の 髑髏と薔薇 みたいだなぁ、と。 ただ、 髑髏と薔薇 の場合は、場に置かれているバラとドクロの枚数構成すら分からないのに対して、このゲームの場合はセーフ3枚、アウト1枚で常に固定になってる。 現行のルールでも十分面白いけど、その辺の構成も手番ごとに選べても良いのかもしれないなと思った。 当てるほうは、例えば1枚ずつめくっていくんじゃなくて、これは×、これは○と予想するとか。 もうちょい、プレイに自由度があってもいいかなと。 よく出来てるんだけど、少し物足りない部分がある気がする。 実際、「ブラフゲームは大好きだけど、ごきぶりデュエルはそこまででもないかな」という人も居た。 2人専用のブラフゲームということで、 ガイスター あたりと比較してみても取れそうな戦略の幅に差があるように思う。 でもその分、ごきぶりデュエルの場合は、読みの密度を高めて的を絞った(洗練させた)ゲームで、もちろん一長一短ある。 でもねー、多少物足りなさを感じつつも、実際やってみると緊張感のある読み合いの連続で非常に面白いんですよ。 ただ、勝利条件は、自分の陣地にゴキブリを引き入れるんじゃなくて、逆に相手の陣地に押し付けたら勝ちという方がしっくりくるかな。 なんせゴキブリなので^^; 引き入れて勝ちというルールにするのであれば、もうちょっとこう別なものの方が良いなぁ。 コマの質感は ハイブ とかと同等で素材自体は良い質感。 問題点はスレ傷が比較的つきやすそうな感じがあるところ。 というのも、傷(目印)が付いてしまうとゲームが成立しなくなっちゃうので。 でも、その点もよく考慮されてて○×が描かれたタイルは背の部分は傷が付きにくいように加工されてる。 しかも、それを収めるビニール袋も4枚のタイルを入れてぴったりになるようになってて、箱を持ち歩いてもコマ同士がスレて傷がつかないようになってる。 この細かい配慮はとても嬉しい。 2人専用のカードタイプのブラフゲームというところで R-Rivals とか カイジのEカードあたりにも似てるところがあるかな。 2019/08/12JohnnyBet ツイート