たっくんのボードゲーム日記

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ハワイ
Hawaii

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約0

ルール難易度 ちょっとルール量多い、でもそこまで複雑ではないかも。
日本語化 不要


ハワイ島を舞台に自分の村を作って繁栄させるゲームです。


ハワイ島ボードはテーブルの真ん中に置かれます。


ハワイ島の中のエリアに置かれたタイルを買ってプレイヤーごと(個人ボード)に村を作っていきます。


横一列で1つの村を表していて、最大で5つの村を作ることができます。

作った村によって、ゲームの最後やラウンドの途中でもらえるもの等が変わります。


L字型フレームの上にもタイルを配置する場所があります。
ティキのタイルは右側から順番に、カフナのタイルは上から順に埋めていきます。
ティキのタイルで示されたラインまで長さが到達できていない村は点数計算(最終)の前に取り除かれてしまいます。
そして取り除かれなかった村のうち、その村の列にカフナが置かれているとカフナタイルの横に書かれている点数がもらえます。




村は必ず小屋のタイルから始めなければなりません。
その横には任意のタイルを置いて伸ばしていくことができますが、1つの村に同じ絵のタイルを2つ以上置くことはできません。
さらに神様のタイルは村ごとに1つしか置けず、同じ種類の神様は個人ボードごとに1つしか置けません。


各タイルからは大抵色々な恩恵が得られます。一番上の緑の神様は、個人ボード上にある緑のアイコン(フルーツ)1つにつき2勝利点をもたらします。
上から2番目の長い小屋は5勝利点をもたらしてくれます。

上から3番目の村は、、ティキのラインに到達していないので点数になりません。


さて、、各種タイルの詳細を少し

村の最初に置かなければならない小屋タイルは全部で5種類あります。
※長いやつは、ティキのラインに到達するために少し有利になりますね。
足とか貝のアイコンが描かれているタイルを村に置いておくと、ラウンドが終わるごとに追加の収入としてそれらを貰えます。


右の2つは槍付きの赤い価格トークン(後述)を取るたびに1勝利点もらえるという効果付きの小屋と
足、貝、フルーツを1つ任意のリソースとして使用できるというもの。

足、貝、フルーツトークン。移動やタイル購入時の支払いに必要になります。
大きめのコマは5個分という扱いです。



タイルを裏返すと、より高い効果が得られるようになっています。




フルーツのタイルは、ラウンドの終わりにフルーツトークンを1個貰えます。


裏返した場合は、2個もらえるようになります。


さて、これらのタイルを買うためにはハワイ島の各エリアを移動して、丸チップで示されたお金を支払わなければなりません。



価格を示す丸チップはエリアによって1〜3個まで置く場所があり、ラウンドの最初に袋から引いて配置します。





まず、置き場所が1つ描かれているエリアの場合
袋から引いたチップがタイルに書かれている数字以下なら



タイルに描かれている数字の上に重ねて置きます。



引いたチップの数字の方が大きい場合は



裏返して(魚が1〜3匹描かれている)、ボード右下の入り江のスペースに置きます。



複数の置き場所が描かれている場合は、左から順番にチップを引いて埋めていきます。





数字が書かれた丸の上にチップを置くとき、そのエリアで引いたチップの合計が、エリアタイルに書かれた丸の中に数字よりも大きい場合は、そのチップを上記と同様にして裏返して入り江に置きます。



合計がエリアタイルに書かれた数字以下なら、そのまま置きます。



プレイヤーごとの族長コマは、ビーチからスタートしてタイルの購入を目指して島内を移動します。



移動には足コマの支払いが必要です。



ビーチの隣のエリア(※ビーチの隣と見なされるのは2エリア)に移動するなら足コマ1つ。



隣の隣に移動するなら足コマ2つ必要です。



着いた先のエリアで、丸チップに書かれた数字(複数ある場合は任意で選択)と同じだけの貝を支払ってタイルを自分の村に配置します。




さらに、支払いに利用した価格チップも獲得します。


※このチップのように赤い槍付きチップを取った場合は、最初の方でちょっと書いたように得点を得られる効果がある小屋タイルがあります

取れる価格チップが無い場合は、そのエリアからタイルを購入することができなくなります。

倍額払うとタイルを裏返して(より高い性能にして)村に配置することができます。



フルーツは足としても、貝としても使うことができる便利なトークンです。



ただし、混ぜて使うことはできません。



移動してタイルを1枚買ったら1手番終了です。
2手番目以降はも同様に、足トークンを払って移動してタイルの購入と続けていきます。

※今居るエリアでもう一度買い物をしたい場合は足トークン1つ支払います。
※ビーチには無料で戻ることができます。 ※ビーチでやれることは後述


手番は時計回りに順番に回ってくるわけではありません。
手番順を示す数字の上に自分の色のコマを置いておき、この順番に従います。


手番順を示す数字の下には、価格トークンが置かれます。
1の下は何も置かれません、それ以降は袋からランダムに引いたチップを数字の小さい順に2、3、4、5の下に埋めていきます。
※数字が同じ場合は、赤い槍付きチップの方が大きいと見なされます

今のラウンドでもうやれることがない、やりたくない(貝や足を次のラウンドのために残しておきたい)場合は族長コマを価格チップが置かれているマスの上に移動して、そのチップを獲得します。


同時に、置いた場所が次のラウンドの手番順になります。

全員がここに族長コマを置いたら1ラウンド終了です。






ゲームの最初に初期資金として、貝が13個、足が7個ずつ配られます。
さらに、2番目以降のプレイヤーはフルーツコマももらえます。


2番目:フルーツ2個
3番目:フルーツ3個
4番目:フルーツ4個
5番目:フルーツ5個

先手番が有利なゲームなので・・


新しいラウンドが始まる前に新しいタイルがめくられます。
上記のタイルは初期セットアップ用で、1ラウンド目が始まるときには下記のタイルが配置されます。


1ラウンド目が終了したときに、貝が10個、足が6個ずつ支給されます。

各プレイヤーは、そのラウンドで獲得した価格トークンの数字を合計します。
その合計値の順位に応じた点数がもらえます。
※同点の場合は同じ順位と見なされ、次の順位は飛ばされます。
※ただしラウンドタイルに書かれた数字(ノルマ)を上回れない場合は0点です。
※ノルマ達成できた場合は、最低でもタイルに描かれた灰色の数字の一番右の点数はもらえます。(下の場合2点)



ラウンドが進むと、支給されるリソースが少なくなります。


最後のラウンド(5ラウンド目)は、次ラウンドがないので支給はありません。




ビーチには、入り江と離れ小島があります。



まず小島。桟橋に描かれた足コマを払うと勝利点がもらえます。



3個払えば、まず2勝利点もらえて・・



さらにそこに置かれている小島タイルに描かれているものがもらえます。
ただし、このアクションを行うには舟も必要になります。


この小さな舟は各プレイヤー最初から1つずつ持っていて、足コマの形をした図形が2つ描かれています。
これが、ビーチのアクションで支払うことが可能な足コマの最大数。

小島に行くには最低でも3個の足コマを支払う必要があるので、最初から持っている舟だけでは小島に渡ることができません。


なので、小島に行くために舟をもっと買う必要があります。



ちなみに購入するとき倍額払って裏返すと、足コマがあらかじめ1つ描かれています。
舟を使うときに支払う足コマが1つ分、安くなります。



これで足コマの支払い能力が最大5個になったので



この辺の桟橋も利用可能になります。



舟を使ったら、舟タイルを縦にして置いて使用済みであることが分かるようにします。
新しいラウンドが始まったら、元に戻してまた同じ舟タイルを利用できるようになります。



小島タイルのラインナップはこんな感じ


使われた小島タイルは取り除いて、ラウンドが終わるタイミングで補充します。
※使われなかった小島タイルは、左の方(価格が安い方)に詰めておきます。


釣りをして魚タイルを取るときも舟タイルが必要です。
釣りに必要な足コマは1個なので、これは最初から持っている舟タイルだけでアクションを行うことができます。


足コマを1個払ったら、置かれている任意の魚トークンを1つ取ります。
取った魚の数(1〜3)はラウンド終了時の得点計算時に、価格トークンの合計に加えることができます。


手持ちのリソースは衝立の後ろに隠します。



得点はハワイ島の外周部で記録します。





補足 ティキタイルとカフナタイルは、裏表がありません。 購入時、倍額払うと2個獲得することができます。 左のタイル(灌漑)は、同じ村にフルーツタイルがたくさんあると最終決算でたくさん点数がもらえます。 購入時、倍額払って裏面にして置いた場合は、ラウンド終了時に好きなリソーストークンを1つもらえます。 中央のタイル(ダンサー)が置かれている村は、このタイルも含めて、村を構成するタイル数が得点になります。 裏面の場合は、タイル1枚につき2点になります。 右のタイル(サーファー)は、ラウンド終了時に得点を得るための価格タイルの合計ノルマを減らすことができます。 表面はマイナス2で、裏面はマイナス4。 ただし、価格タイルの合計値そのものが増えるわけではありません。 神様タイル(全6種類)
Greg Daigle

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