No.470
よくばりハムスター
Hamsterbacke
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プレイ人数:3 - 5人
プレイ時間:約20分
プレイ時間:約20分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
カードゲームです。カードには1から4までの数字が書かれていますが
1つの数字につき2種類あります。
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4だけ1種類です。
カードのバック
カードを裏返すことができると、1枚1点になります。ハムスターが餌にありつけてますねw ま、詳しくは後ほど。 カードを全部よく切ってデッキにして、8枚、円形に並べます。
手札は最初は2枚ずつ配ります。
手番でやれることは 1.場からカードを取る 2.手札からカードを自分の前に公開する 3. 2で公開しているカードをひっくり返して得点にする この3つのうちから1手番で2つ選びます。 同じアクションを2回やってもOK。 まず、1の場からカードを取る場合
8箇所に置かれたカードから1つ選んで手札に加えます。 それで、取った場所から時計回りに3箇所に1枚ずつ山札から補充します。
すでにカードが置かれている場所に補充する場合は、ちょっとずらして 置かれているカードを全部見えるようにします。 次の手番以降、複数枚のカードが置かれているところを選んだ場合は、そこに置かれているカードを全部もらえます。 カードが溜まってきたら
「2.手札からカードを自分の前に公開する」を選ぶと 手札から自分の前にカードを公開できます。
このとき、同じカードを書かれている数字と同じ枚数1セットで出す必要があります。 つまり、1なら1枚で1セットなので、もちろん1枚で出せます。 まったく同じカードセットなら何組でも同時に出せます。
でも、数字が同じでも絵柄が違ったらいっぺんには出せません。
出したカードは山にして、一番上のカードだけが見える状態にしておきます。 こんな場合、濃い緑の1を出したいと思ったらいっぺんには出せないので、次以降の手版で出すわけですが カードを出すときの制約がもう1つあって、他のプレイヤーの出しているカード山の一番上のカードと同じ絵柄のカードのセットは出せません。
ということで、4のカードは4枚1セットでないと出せません。
それまでに出しているカードがあればその上に重ねます。
▪️3.得点にする これを選んだら 出しているカード山を
全部ひっくり返します。
こうしてひっくり返したカードが1枚1点になります。 さらに、今ひっくりかえしたカード山の1番上に置かれていたカードの数字と同じ枚数だけ他のプレイヤーからもらって、それも得点カード山に加えることができます。
・カードを貰う相手は、その時点でもっとも多い枚数のカードを手札に持っているプレイヤー ・複数のプレイヤーが該当する場合は、手番プレイヤーが(その中の)誰から貰うか選べる ・手番プレイヤーの手札枚数が最多(タイも含む)の場合は、カードをもらえない ・カードを渡すプレイヤーが、どのカードを渡すか選ぶ ・もらったカードは、中身を見ずに得点カード山に加える カードが取られていくと、取られた場所から時計回りに3箇所に1枚ずつ補充なので、場所によってカード枚数にバラツキが出ます。
山札がなくなって、カードが置かれている場所が3箇所になったらゲーム終了です。
手札に残ったカードは1枚につきマイナス1点 場に公開した(出した)だけのカードは0点です。
Berardi, Fracesco |
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プレイ記
4人プレイ![]()
最初のうちは、揃えつつもとりあえずカードたくさん欲しいよね。
だいぶ溜まってきた。
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できるだけ数字の大きいカードの方がもらえるボーナスも多いんだけど、数字の枚数だけカードを集めないと出せないので なんとなくだけど3くらいが狙いとしてはちょうど良いんじゃないかなーと思っていた。
よし、そろそろ3を出す。
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こしばさんもカードを出してきた。
ここらへんから勝負が始まった感じがする。 とりあえずひっくり返す、もはや数える必要も無いくらい大量のカードを抱え込んでいた坂口さんから3枚ゲット。
こっちの3も出したいけど、こしばさん早く得点にしてくんないかなー
えみPさんは、わお、4か。
こしばさんが3を得点化してくれた!
よっしゃ、それじゃこれを
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カード枚数多いと思ってたけど、けっこうあっという間に無くなるな
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デッキの残り枚数を考えて、そろそろ手札にカードを残さないように調整に入る
4、出すぜい
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各自溜め込んだ手札を続々と出して得点化
俺も続く
「こしばさん4枚ください」 なんせこの1アクションで8点はでかい
もう、枚数の多いカード列を取る人は居ないw
手札に残ったらマイナス点だからね。。 終局1歩手前
俺は、残った1を無事得点化して、手札ゼロ! 坂口さん29点、たっくん28点、こしばさん22点、えみPさん21点 1点負けたー
評価・・・

※評価の基準についてはこちら
気楽に楽しめますね、しかもけっこう完成度も高い。
そこまで深い戦略性がありそうな感じでは無いけれど、インタラクションやジレンマはちゃんとありますね。
カードを取るか、出すか、ひっくり返すかなので、1手番で2アクションとなっているけれどスピード感は悪く無い。
サクサク進みます。
4のカードを狙っていきたいところだけれど、他の人も同じことを考えてる。
で、同じ絵柄のカードセットは、他のプレイヤーに先に出されてしまうと上書きされるか得点化されるかしないと
自分は出すことができないというのがけっこう良く効いてて、中盤以降は思うようにカードが出せなかったりする。
じゃあ、たくさん溜め込んで機会を伺っていれば良いのかというと、あまり多い枚数のカードを手札に持ってると
他のプレイヤーにボーナス点として横取りされてしまう。
けど場合によっては、要らないカードを整理するチャンスでもあったりもするので、終盤に手札を抱え込み過ぎたプレイヤーへの救済システムとしても機能してると思う。
そんな感じで、初心者をある程度ゲームから脱落しないように保護しつつ、ゲーム慣れしている人も一緒に楽しめるようになってるというのは往年のドイツゲームらしい良作という感じがします。
評価は一応Bにしとくけど、Aにするかどうかけっこう迷いました。
というか、もうちょっとやって感じを確かめたらAに変更するかも。
2015/04/18
JohnnyBet
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