たっくんのボードゲーム日記

No.130
ハラリ
Halali

プレイ人数:2
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




ボード全景。まあ、普通の碁盤目状のボードです。7×7で49マス。



ここを舞台に「狩り」をします。

登場人物は・・



クマ、キツネ、キジなんかの動物とかハンター、きこりなど。
木なんかもある。

プレイヤーは、クマ・キツネチーム(水色のタイル)と
ハンター・きこりチーム(茶色のタイル)に分かれて
獲物を狙います。

背景が緑のタイルは、中立のタイル。

んで
キツネ キジとカモを狩れる
クマ ハンターときこりを狩れる。。殺人?
ハンター すべての動物を狩れる。
※ただし銃が向いてる方向1マスだけ
きこり 木を狩れる(伐採)
キジ 獲物1
カモ 獲物2
木1 伐採対象
木2
まあ、こんな力関係になっている。 まず、すべてのタイルを裏返して混ぜてボードに並べます。 真ん中1マスを空けておく。 手番では裏返しのタイルを1枚めくるか 表になっているタイルを移動させることができる マスが空いてさえいれば、直線方向にいくつでも移動できる。 ※ただし、クマときこりは1マスずつしか動けない あと、相手チームのタイルも動かすことはできない 動かしたタイルの移動先にあるタイルを狩ることができるならそのタイルを獲得できる。 このときハンターだけは銃の向いているマスしか狩ることができない。 つまりハンターは銃の向いている方向に移動したときにのみ狩りを行うことが出来る。 ※移動のときタイルの向きを変えてはならない。 ■ゲームの終了 すべてのタイルが表になったらお互いに5手番ずつ行って終了します。 このとき、通常の移動ルールに従って森の出口(ボードの各辺の中央4マス)から 自分のチームのタイルを脱出させることができる。 脱出させたら、それも獲得したタイルとしてカウントします。 ■得点
クマ10点
キツネ5点
ハンター5点
きこり5点
キジ3点
カモ2点
2点
獲得したタイルの合計点が多い方の勝ち。
Hoffman, Rudi
プレイ記



相棒と対戦。。相棒がハンター・きこりチームで、俺が動物チーム



1枚めくる

相棒「あ、きこり」

俺「カモ」

相棒「きつね」

やった狩れるぞ~



狩る



あ、ハンター

相棒「でも、銃の向きが違う~」




うーむ、ハンターが待ち構えてるから出るに出られん。。きつね。




相棒&俺「あ・・」



相棒がクマをめくった


餌食になることが確定した人間達。アーメン。




暗躍するクマ。バシバシ殺人させる。




お、あそこにも背中向けてる愚かなハンターが居るじゃないの。




相棒、ハンターを見殺しにして新しいタイルをめくる。

ペロン、ペロン、ペロン。





結果



カモにキジに、狩り放題(笑



終盤戦。キツネが狩られてもクマで狩り返せる。



そしてクマを脱出させれば差し引き10ポイントの差がつく。
もちろんそれは相棒も分かっているので、膠着状態。

ここはもう手詰まりかな。


できればクマを脱出させたいのだが、どうにもハンターがジャマだ。



仕方ないので、遠い方の脱出口を目指すか

クマを動かした次の瞬間



ズドーン!


しまった、キツネ撃たれた。

ちょっと失敗。


しかし、序盤に狩りまくったのが効いて俺の勝ち。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

ちょっと運の要素が強めかなー。決して運だけということも無いんだけど。

でもゲームバランスは良く考えられていて、それぞれ違う能力とタイル数で
有利不利がほとんど無いように計算され尽くされている。
よくここまで練りこんだなーという感じだ。
このへんは指輪物語 対決で感じたものと同質のものがありそう。
さすがに完成度的には、ちょっとアレには勝てないけど。。

連続して狩りに成功するとけっこうスカッとする。
プレイ時間が短くプレイ感も軽いので気軽にプレイできるのもいいところ。

気軽にできるというのは、より多くの人が遊びやすいという意味で
評価に値すると思うのだが、やっぱりいかんせんタイルのめくり運次第なのが気になる。

ポイントはやっぱりクマ。
2枚しかないので、これの出現位置とタイミングが勝敗を大きく左右する。
木に囲まれていたりすると最悪。狩りどころか、脱出不能になってしまう。

表にされたタイルが多くなってくると、詰め将棋っぽい思考性も出てくるのだが
やっぱり総じて戦略性に欠ける気がする。

ゲームの性質としてはそんなところなので、あとは好き好きかな。
個人的にはもうちょっと高い思考性が欲しい。


JohnnyBet



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