たっくんのボードゲーム日記

No. -
大聖堂
Die Säulen der Erde

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約0

ルール難易度 かなりややこしい(細かいルールが多い)
日本語化 不要






ボード全景。みんなで大聖堂を建てましょう、というテーマのゲーム。



大聖堂の建築に貢献した度合いで勝利点がもらえる。


大聖堂はボードの真ん中に建設されていき




完成(ゲーム終了)すると、こんな感じになる。



基本的に大聖堂を建設する手順は

1.建築資材を入手する(労働者が必要)
2.職人を雇う(お金が必要)
3.雇った職人と手に入れた資材で建築する

といった感じ。


ちなみに、大聖堂は6つのパーツに分かれてて
1ラウンド進むごとに、パーツが足されていき6ラウンドで終了する。

つまり、プレイヤーの行動に関係なくラウンドが進むごとに
大聖堂は建設されていき、6ラウンド目で必ず完成するようになっている。

ゲームシステム的には、大聖堂のコンポーネントというのは
ラウンド進行マーカーみたいなもんなのである。


さて、各プレイヤーの持ち駒は


親方コマ×3
労働者コマ(小)×7
労働者コマ(大)×1 ※小さい労働者5つ分

となっていて、まずはこの労働者を使って資材を調達する。


資材コマ 4種類ある



肌色 ・・・ 砂
灰色 ・・・ 石
茶色 ・・・ 木
青  ・・・ 金属



資材カード 得られる資材の種類と個数が下部に書かれている。



左上の数字が資材を得るのに必要な労働者の数


例えば、この資材カードなら



4人の労働者を派遣することで、3つの砂材を入手できる。


で、得た資材を使って大聖堂の建築(勝利点への変換)ができるのが職人カード




例えば、この職人は5金(左上の数字)で雇うことができて



石材1つを1勝利点に変換できる。
変換できる個数は最大2つまで。

つまり、最大で2つの石材を2勝利点にできることになる。


ゲームの流れとしては、資材カード7枚と職人カード2枚を並べて
スタートプレイヤーから順番に選択して獲得していく。



もちろん、必要な労働者やお金を払わなければならない。


ちなみに、職人カードは最初から3枚配られているのだが
ゲームが進むごとに能力の高い職人(変換効率が高い)が登場する。


資材獲得に派遣しなかった労働者は織物工場に置くことで
労働者1人につき1金の収入になる。




労働者を派遣し終わったら、次に親方コマを配置します。




親方コマはボード上のいろいろな場所に配置できて、それぞれ
恩恵があるのだが

親方コマを配置するにはお金が必要で、最初は7金。



しかし、だんだんコストが下がっていって最後は0になる。

配置場所は早い者勝ちなので、どうしても配置したい場所があるのなら
高いお金を払って置きましょう ということ。

親方コマを配置し終わったら、順番に効果を発動していきます。
(ボードに発動する順番が数字で書かれている)


まず最初にイベントカードを1枚めくる。



イベントは全プレイヤーに適用されるもので、災害などのマイナスイベントもある。

これを回避することができるのが「司教の席」(写真左側)
ここに親方コマを置くことで、嫌なイベントを回避することができる。


キングスブリッジ ここには便宜カードというのが2枚置かれる



親方コマを配置することで、カードを獲得できさまざまな恩恵が受けられる。


市場 ここに親方コマを配置すると資材を売買できる。




宮廷中庭 ここに親方コマを配置すると税金の免除が受けられる。



税金の額はサイコロで決定され、払うことが出来ないと勝利点没収となる。
ちなみに、1番最初に親方コマを配置すると金属の資材がもらえる。


こんな感じで、順番に配置した場所の効果を実行していき
ラウンドの最後に、職人カードと資材を使って勝利点を獲得する。

職人カードは使い捨てではないので、次のラウンドも使うことが出来るのだが
持てる枚数が最大5枚となっていて6枚目を入手するときは1枚捨てなければならない。


これを6ラウンド繰り返して、最も勝利点を稼いだ人の勝ち。








Rieneck, Michael
Stadler, Stefan

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