たっくんのボードゲーム日記

No.455
カルナック
Carnac

プレイ人数:2
プレイ時間:約15

ルール難易度 ルールは簡単!
日本語化 不要


ボードにブロックを置いていって、自分のマーク(赤か白)3つ以上のカタマリをできるだけたくさん作るゲームです。
ブロックは直方体で縦に置くと段差ができますが、真上から見て同じマークが隣同士なら同じグループとみなされます。


この例だと、白も赤も3グループずつで同点。

その場合は1つのグループ内に存在するマークの数が多い方が勝ちです。
ということで、先の例だと赤は3のグループがマーク12個、それに対して白は3のグループがマーク11個。
なので、赤のプレイヤーの勝利です。




ボードはリバーシブルで、裏面は広いエリアが描かれてます。



表面も、薄い部分だけを使うか、その外側のちょっと濃い色のマスを使うか選べるようになってて
裏面も合わせると3パターンのボードを選択できます。



28個の直方体ブロック。


マークの配置とかは全部同じです。











手番ではブロックを1個、ボードに置いていきます。



同じマーク3つ以上のカタマリがグループ(ドルメン)としてカウントされます。


斜めで接していても、それは同じグループとはみなされません。

手番では、ブロックを1つボード上の好きなマスに立てた状態で置きます。


ブロックが置かれたら、相手プレイヤー(ブロックを置いたプレイヤーではなく)は
立てて置かれたブロックを倒すかどうかを選択します




倒すときはこんな感じで、置かれたブロックの向きを変えたりすることはできません。

置かれた向きのままの状態で倒します。


立てた状態の時に置かれていたマスは空きマスになります。


もちろん、ボード上の置けるマスからはみ出すことはできません。




そして、重要なポイント

ブロックを倒さないことを選択すると、再び相手プレイヤーの手番になります。

つまり、相手が置いたブロックを倒さないと、いつまで経っても自分に手番が回ってきません。(ブロックを置くことができない)




ただし、こんな状態のときに



こう置かれてしまうと、このブロックは倒すことができません


倒すことができないようにブロックが置かれた場合は、自動的に相手プレイヤーに手番が移ります。


ストックのブロックが無くなるか、空きマスが無くなったらゲーム終了。


3つ以上のマークで構成されるグループの数が多い方の勝ちです。







Emiliano "Wentu" Venturini

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

シンプルな2人用アブストラクトは、けっこう好きなのと、この作品はルールがユニークでコンポーネントも良く出来てる感じだったので買ってみたのだけれど。。

いや、確かにユニークなシステムで面白いし奥の深さがあるのも分かるし、コンポーネントの出来も期待以上のモノだったんだけど
3〜4回やってみて、どうもまた出してみたい気が起きない。

これもなんか同じことをどっかで書いた記憶があるんだけれど、システムだけ取り出して良く出来てるかとか面白いかどうかというのと
実際にゲームとしてやってみて面白いかどうかっていうのは全く別物なんだなという気がした。

ゲームっていうよりは学問みたいなものをやってるような印象だった。

もちろん学問って興味がある分野だったりすれば、際限なく奥が深くて一生かけてやるくらいのものだと思うんだけど・・・
これ、どうなんだろ? 割と評判の良い声も伝え聞こえてきたりするけれど

もうちょっとやったら面白くなるのかなぁ?

2015/02/08


JohnnyBet



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