たっくんのボードゲーム日記

No.34
カードカソンヌ
Cardcassonne

プレイ人数:2 - 5
プレイ時間:約40

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




コマや、ボード、カードのデザインはカルカソンヌと似ているのだが
ゲームの中身は全く別物。さてさて、どんなゲームなのでしょう?


カードカソンヌというくらいなので、カードを使います。


カードは4色あって、それぞれ人物カード、動物カード、建物カードの3種類があります。
どの色のカードにもなるジョーカーもある。。

要は、このカードをたくさん集めて得点を競うと言うものなのだが


たとえば動物カードの場合


同じ動物カードを5枚集めると14点


建物カードは集めた種類の多さで得点が決まる


4種類を2セット作ると30×2=60点



で、カードの集め方、というかゲームの進め方

こんな感じで4色のカードの列を作ります。


手札として配られたカードを1枚ずつカードを列の後ろに足していきます。


ボードには得点チャート付き。




一番最初に置くカードだけは伏せて置く(※これがポイント)


手番では、カードを置く代わりに自分の手下コマを列の最後に置くこともできる。
これで、その列の最初から手下コマを置いた場所までのカードを確保したことになる。

手下コマは1人1つ。


青コマは緑カードの列、赤コマは青カードの列をそれぞれ確保。



手下コマを置いた後も、手札がなくなるまでカードを置き続ける。
手札が無くなったら1ラウンド終了、得点計算となる。

これを数ラウンド繰り返して、最も得点の高いプレイヤーの勝ち。


このゲームのポイントは、一番最初に伏せて置いたカード。
このカードだけは列の色と違う色のカードを置くことができ
違う色だった場合は1枚につき10点の価値がある。(これがかなり高得点)

つまり、他のプレイヤーが伏せて置いたカードは列と同じ色か、それとも違う色なのか
逆に自分はどのカードをどこに伏せて置くのか、手下を置くタイミングは?
そのあたりが悩みどころとなる。





Wrede, Klaus-Jürgen
Schmiel, Karl-Heinz

評価・・・

※評価の基準についてはこちら

評価するのがムズカシイ・・・
カードの出し方、大きい手下コマを置くタイミング・・
自分が狙っているカード列を取られてしまうかどうか
じゃあ、早めにコマ置いておくか?
と思ったら、その置いた自分のコマの後ろにいっぱいカード足されたり。
狙いとは関係のない列にひとまずカード出してみて様子を見たり。

なかなか悩ませてくれる。いい感じのジレンマだと思う、、のだが何か物足りない。。
良いジレンマがあるのだけれど、それを楽しみきれてないのかもしれない。


プレイのテンポは非常に軽快。
カードを置くか、手下を置くかだけなので。

でも得点計算がちょっとめんどくさいかな。
ゲームの最後に1回だけとかならいいのだが

基本的にぽんぽんとカードを出していって、すぐにラウンド終了になるので
頻繁に得点計算が発生して、ちょっとプレイアビリティを損ねている気がする。
2桁、3桁の足し算がけっこうあって意外と大変。暗算苦手だからかなー。

ゲームのシステムとしては比較的良くできている方だと思うのだが。。
あとは好みの問題かなぁ。

個人的には、やっぱりちょっと今ひとつといったところ。
まあまあ面白いんだけどね。

ちなみに当然のことながら、カルカソンヌには到底及ばない・・・


JohnnyBet



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