たっくんのボードゲーム日記

No.391
カフェインターナショナル
Cafe International

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約40

ルール難易度 簡単!
日本語化 不要





ボード全景。ここはカフェの店内、各国から来たゲストを席に案内します。



1テーブル4席で、テーブルには国旗が描かれていて国籍ごとに席が決まっています。


ここはアメリカ人の席にインド人の席



2つのテーブルにまたがっている席はどちらの国籍の人でも座ることができる。


各国のゲストタイル。男性と女性の区別があってこれが重要。




テーブルに案内するルールには、前述の国籍以外にもう1つあって
男女比をなるべく同じにしなければならない。



つまり、1人で着席させることはできず、次のいずれかにしなければならない。
得点
2点
3点
3点
4点
人数が増えるほどもらえる得点が増えていく。 そして、全員国籍が同じなら得点が2倍になる。 これならイギリス人3人(男女比2:1)で6点 こうなれば8点となる 各プレイヤーは5枚ずつゲストタイルを持ち 手番では、1~2枚のゲストタイルを席に置いていく。 で、ゲストタイルを置いたテーブルの状況に従って得点をもらうという流れになる。 上記のルールに従って手持ちのゲストタイルをテーブルに案内できない・したくない場合は 真ん中のカウンター席に案内することになる。 カウンター席は最初はプラス点なのだが、徐々に減っていき マイナス点に変わっていく。 テーブル席に案内できないのは失礼な行為なのだ。 タイルを置いたら、再び手元に5枚になるようにストックから引く。 ちなみにゲストタイルの中には、どの国籍のゲストとしても使える ジョーカーがある。 ジョーカーが置かれた席は、その席に着席させられる別のゲストタイルと 交換することができます。 ところで、ゲーム終了時手元に残ったゲストタイルは1枚につきマイナス5点。 ジョーカーの場合はマイナス10点になってしまう。 4人全員同じ国籍のテーブルをつくることができると、手札を1枚減らすことができる。 ■ゲームの終了 以下のいずれかでゲーム終了。得点の多い人の勝ち。 ・テーブルまたはカウンターが埋まる ・誰かの手札が0枚になる ・ストックのゲストタイルが4枚以下になる
Hoffman, Rudi
プレイ記

イズナさんと2人プレイ



最初の手札タイル


スペインのカップルがつくれる、とりあえず良い感じだ

手番は俺から



それを受けてイズナさん



スペインペアのテーブルをつくる



スペイン女子、もう1枚引いた



次の手番

インドのマダムと



さっきのスペイン人女性を置く


これで2卓で会わせて8点


それにしても引きがいい


大体、こんなもんなのかな?

あそこも高得点にできそうな感じ



置く










あそこ、埋めたいなー ・・



引いた(笑


しかし、ここで8点もらってしまうと手札が1枚減る。
もうしばらく選択肢は多く残しておいた方がいいかと思い、ここは敢えて保留にしてみる。

このドイツ人マダムたちは



もう置けねージャン!



カウンター席にご案内



良い感じで



美味しいことになっておりますw



埋める






終盤戦、だんだん置けるところがなくなり


カウンターにご案内せざるを得なくなる



結果

イズナさん:70点
たっくん:80点



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

ずいぶん古い作品だけれど、さすが大賞作だけあって安定感のある面白さを感じました。
イラストもちょっと古めかしくて、まあ味があるというか、時代を感じるね。

これ、手札を隠しちゃうと相手のことなんか眼中に無いプレイ感なんだろーけど
情報がオープンなので、自分が置いたタイルを利用されないようにとか
逆に手持ちのタイルを置けないようにしてやろうとか、そういう思考が発生する。

その辺は1号線で行こうあたりとちょっと似てると思った、

国籍と男女という2つの軸の絡み方はそこそこ面白い。
ゲームというよりは、どっちかというとパズルチックと言った方が近いかもしれないけど。

加えて、素朴なリソースマネジメント。
それでいて、タイルの引き運によるところも少なく無いので、ガチンコプレイではなく
初めての人でも気軽に軽い感じで楽しめると思う。

その代わり、そんなに深くは無いかな。
1号線で行こうみたいに、最初の方に置いたタイルの影響が終盤まで残りやすいといいんだけど
ボード上の影響範囲がちょっと局所的かな、と思った。

その辺は少し残念。

当時としては良く出来てた部類だったんだと思うけど、今となっては他にもいいゲームはたくさんあるし
今敢えてこれを積極的に選択する理由は薄いかもな。。

昔を感じたい、ということであればオススメするけれどw

2013/12/15


JohnnyBet



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