たっくんのボードゲーム日記

No.276
ブルームーン
Blue Moon

プレイ人数:2
プレイ時間:約30

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 一部カードの日本語化が必要





Knizia, Reiner
プレイ記



kunさんと対戦 今回は俺がヴァルカのデッキを使用。


特殊能力とかは少なめだけど、カード1枚1枚の性能が高いデッキだ

特に炎の数値が高いカードが多い。



しかしまぁ、ここはこれかな?


俺「炎1で、あなたは特殊能力テキストの無いキャラクターカードはプレイできません」

kunさん「えー、マジで?」

kunさん「撤退・・・」

1回表、初球先頭打者ホームランで先制点って感じw

ドラゴン1匹、さっそく引き寄せる


kunさん「じゃあ、炎5で」


ぬ、炎でケンカを売ってくるとは。


ならば、こちらはブースターを使って応戦。


俺「じゃあ炎の攻撃力をブースターで2倍にして、炎8」


kunさん「そのキャラクターカードの攻撃力を無効にします」


む、そうすると ブースターで2倍しても0×2になってしまって
攻撃力0になっちゃうの?

kunさん「サポート1枚追加で、炎1」


その後

kunさん「このキャラクターカードは、サポートカードの攻撃力を2倍にしますね」


てことは、6+2+2=10?

俺「撤退・・・」



その後

kunさん「じゃあ、これでサポートカード追加で1枚プレイします」



kunさん「カード2枚以上プレイできません」


ぐふっ、きっつぅ。
それってつまりキャラクターカードしかプレイできないってことだよね?


しかし、1枚のカードが強いのがこちらの強み


俺「大地4」



俺「大地5」


なんとか耐える


そして、切り札


俺「攻撃属性を炎にチェンジ」


が


kunさん「炎7で」



だめだ、サポートとブースター使えないのがキツイ

俺「撤退」

ドラゴン1匹、引き寄せられてしまう。


俺「じゃ、炎3で」




kunさん「炎5」


kunさん「このサポートカード、手札に戻せるから超便利w」


俺「こっちも炎5」


勝てるかな?


kunさん「炎7」


ブースターとサポートの合わせ技か

しかも、手札に戻せるんだよなアレ


ダメだ撤退するしかない





さらにその後、少し状況が五分に戻ってきたところで


手番はkunさんから



kunさん「大地で5」


むう、なかなか強い。

しかし、こちらには大地ならシールド付きのブースターがある


さらに

俺「あなたはサポートカード、プレイできません」


これが決定打となって

kunさん「撤退します。。」


終盤戦、勝負はほぼ完全に五分と五分の状態。




俺の手札



しかし

kunさん「たっくんさん、手札から2枚引いて捨てますよ~」


なぬぅ。。


だが、こちらにはもっと強烈なサポートカードが残っている

俺「あなたは、山札からカードを引いて補充できません」


kunさん「ぐはっ・・」






kunさん「撤退です。。」


よし、やっとドラゴンが1匹こっちに来た




炎で来たので、こちらは炎7で応戦




kunさん「攻撃属性を大地に変えます」


そうか、ミュータントを持ってたから最初は炎で来たのか

大地はキツイ・・

なんとか、敵の強力なサポートカードを捨てさせて耐える



俺のデッキが無くなったので、これが最終戦


kunさん「もしあなたが撤退したら、わたしは追加でドラゴンを1つ引き寄せます」


げ、てことは撤退したらその時点で負けか


手札捨てさせられる前に、このリーダーシップカードでドラゴン引き寄せておけば良かったな




kunさん「このサポート使って大地の攻撃値2倍で、大地の6」



ダメだ、負け。。。



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

デッキを交換しながら2~3回ずつプレイしてみた所感なのだが
うーん。面白く無くはなかったんだけど・・といったところ。

世界の七不思議なんかと同じで、ゲームを構成する要素として
カード1枚1枚の強さや特殊効果に依存する部分がちょっと大きすぎる気がした。

だからダメだとか言うわけじゃないんだけど
根幹のシステムによって演出できている要素がちょっと希薄な感じ。

ほんとになんとなくなんだけど、MTGやポケモンなんかに代表される
トレーディングカードゲームと良く似てる。

やっぱりこういうのはちょっと苦手。

理由はゲームの本質を楽しむまでにちょっと時間がかかるから。
相手のデッキも含めてカードの効果と構成を把握できてないと
なかなか高度な戦術が立てられない。
面白くなくは無いんだけど、どうも最近そういうのは面倒というのが
先に立つようになってしまった。

ドミニオンなんかもカードにテキストが書かれているのだが
決定的に違うのは、王国カードは全員共通で10種類しかないことと
初めから全カードが場にオープンになっていること。

この種類の少なさと視認性の良さによって、基本システムを理解していれば
初見のカードが少々入っていても問題なく最初から戦術を考えることを楽しめる。


別の言い方をすると、「定理や定石」が多いのは全然OKなんだけど
「覚える定義」が多いというのは、特に近頃ちょっと微妙なんですよ。個人的に。
なかなかこのタイプのゲームは良い評価がしにくい。

ついでに言うと、やっぱりこういうイラスト図案もちょっと苦手。

面白かったら拡張デッキも手に入れてみようかなと思ってたんだけど
今のところちょっとナシかな。。

基本デッキだけでかなりお腹いっぱいです。


2012/04/02


JohnnyBet



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