No.551
アズール
Azul
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プレイ人数:2 - 4人
プレイ時間:約45分
プレイ時間:約45分
ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要
タイルを個人ボードに置いて得点にするゲームです。 得点源になるタイルはいくつかのお皿の上に置かれます。 取り方は、お皿を1つ選んで、さらにその中から1色選んで、その色のタイルを全部取ります。 選ばなかった色のタイルはテーブルの真ん中に移動します。 取ったタイルは自分のボードの、左側に配置します。 5つの列があって、それぞれ1〜5個のタイルを置けるようになっています。 列ごとに一杯になると、ラウンド終了時に右側のエリアに移動して得点にすることができます。 もちろん1回の手番で一杯にならなくても良いです。 ただし1つの列には同じ色のタイルしか置けないので、下の場合は上から3列目の空いているマスには黒のタイルしか置けません。 テーブルの真ん中に溜まったタイルを取ることもできますが、この時も選んだ色のタイルを全部取ります。 さらに、最初にテーブルの真ん中からタイルを取ったプレイヤーは「スタートプレイヤーマーカー」も一緒に取ってボードの下に配置します。 ※列に置ききれなかったタイルもここに置いていき、マイナス点になってしまいます。 場からタイルが全部取られたら1ラウンド終了で、満タンになった列のタイルを右側のタイルと同じ絵が描かれたマスに移動します。 基本はこれで1点。移動させるのは常に1枚で、2列目より下の場合は余ったタイルをストックに戻します。 ※ちょっと間違いがあって、正しいルールでは上の列から順番に移動させなければならない。なので、先に黄色のタイルを移動させなければならない。 移動した時、上下左右方向にタイルがあれば点数が増えます。 下の場合、縦に2つ繋がったので2点もらえます。 こんな状況で、中央の青のマスを埋めることができれば縦で4点、横で4点。合計8点もらえます。 誰かが横一列埋めたら、そのラウンドでゲーム終了です。 最後にボーナスがもらえます。 横一列全部埋めたら、一列につき+2点。 縦一列なら、+7点。 同じ色のタイルを5マス全部埋めたら、+10点です。
Kiesling, Michael |
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プレイ記
3人プレイ スタートプレイヤーのイズナさん、青2個ゲット。 3個取れるのもあるけど、それが一概に良いとも限らないよな。 タケイさんの番。 赤3個ゲット。 まあ、やっぱここは3個取れるなら取っとくかな。 真ん中に近くて後々つながりやすそうだし。 次手番、やはり真ん中あたりから攻めていこう。 上から埋めていくイズナさん。 同色5個達成の10点ボーナスも意識しつつ・・ 1ラウンド終了時、こうなった。 イズナさん。あ、縦3個繋がるなー イズナさんとは対照的に埋めるのが難しい下の方から埋めていくタケイさん。 マイナス点も引いてるけど、後々効いてくるかも知れない。 3個移動できたけど、バラバラなので3点。 イズナさんは、1点+2点+3点=6点 次ラウンド、繋がるように固めてくるイズナさん。 この辺で少しずつ、つながりを意識しながら取っていきたいけれど。 水色、4個目ゲット!まだまだバラバラだけど、次あたりでもう少し纏めたい。 イズナさん、縦1列揃いそう。 2ラウンド目、終了。 纏まってるイズナさんは点数が伸びる。 第3ラウンド うーん、ここは赤2つ取って繋げておくか。 あの黒でまた5点追加か・・ こちらタケイさん。右端の縦列を伸ばしてきてる。 埋めやすい上の方で固めてみる。 水色のコンプリート(+10点)狙えそうな気がしてきた。 黄色か黒か青か 黄色を取るイズナさん タケイさんが黒を取ったので、余り物の青を取る。1個余ってマイナス1点。 タケイさん 4ラウンド目 意識的に水色を取っていく、 残りの水色もできるだけ取りたい。 う・・・ なんとか1個だけ確保。 余り物の黒をマイナス点として引き取らされるタケイさん 最優先事項はもちろん水色。それだけで最低22点もらえる。 第5ラウンド。場を見ると、、なんとかなりそう! 水色の次に確保したいのは青と黒。 青はできれば1個と3個両方取れればベストだけど流石にそれは厳しそう。 よし。 イズナさんも横2列に縦1列完成させてる。いよいよ大詰め。 なんとか青1個。 イズナさん「黄色が良いかな」 タケイさん「ボーナスなし、ちょっとうまくいかなかった」 89点まで伸びた。 イズナさんの追撃を振り切った。
評価・・・
※評価の基準についてはこちら
ラウンドの最初にタイルをお皿の上に配置するのと、ラウンドの最後の得点計算がちょっとだけ面倒かな。 得点計算はミスしやすい気がしたので、1人ずつ全員で確認しながら処理していくのが良さそう。 うーん、なんとなくなんだけど、得点ボードは カルカソンヌ みたいに全員で共有の方が良いのかも。。 でも、基本的にタイルを選んで自分のボードに置くだけなので、手番でやること自体は極めてシンプルに出来てるし そのシンプルなアクションの中に詰め込まれた悩みどころ満載の思考が盛り沢山で非常に面白い。 なるべくなら1回の手番でぴったり列を埋めたいけど、当然ながらなかなかうまくいかない。 大抵は4つ5つの空きマスに対して、1個とか2個しか取れなくて効率が悪いとかそういう話になるんだけど 中央に同色のタイルが溜まりすぎて、取ると余ってしまってマイナスのマス行きとかそういうこともある。 さらに言うと、ゲーム終盤は取ったタイル(取らされたタイル)が全部マイナス行きとか、そういう心配をしなければならないこともある。 中盤以降は他のプレイヤーが取りそうなタイルが見えてくるので、それを見越したタイルの取り方ができるとか、そういうのが厚みのある面白さになってる気がする。 場のタイルと自分のボードだけ見てても考えどころ十分ですけどね。 2018/01/22JohnnyBet ツイート