たっくんのボードゲーム日記

No.453
気球で大空へ
Aufbruch ins Abenteuer

プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約15

ルール難易度 簡単な部類に入る
日本語化 不要


気球を飛ばすゲームです。

カゴカードとバルーンカードを組み合わせることができると気球が飛びます。


飛ばせた気球に付いているバルーンの数が勝利点になります。

バルーンカードとカゴカードには旗が描かれていて、同じ色の旗でなければなりません。



カゴカードに描かれている乗組員の人数で必要なバルーンカードの数が変わります。


3人乗りのカゴを飛ばすには、カゴに描かれている旗と同じ色のバルーンカードが3枚必要です。

3人乗りの気球を飛ばせれば3点、1人乗りなら1点です。


バルーンカードとカゴカードの他に、ゴールカードというのがあって全部で5枚あります。


このゴールカードが3枚オープンになったらゲーム終了です。

カードを全てシャッフルして山札にします。


手番ではカードを1枚引いて

他の人には見せないようにそっと見ます。


気球を飛ばすには、まず最初にカゴカードが必要です。

というわけで、引いたカゴカードを自分の前にオープンにして置くことができます。


水色の旗のカゴカードですね。

次の手番、引いたのはグレーのバルーンカード



グレーのカゴカードは持ってない(自分の前にオープンにしてないので置けません)


引いたカードを自分の前に置けない、置かない場合は山札の周りに伏せて置きます。

ゲームが進んでいくと、山札の周りにカードが伏せられていきます。


カードを引くときは、山札からではなく伏せられたカードを引いてもOK。

ゴールカードを引いたら



オープンにしても良いし



伏せても良い


3枚オープンになったらゲーム終了

この歯車は1人1つずつ持ちます。


自分の手番でこれを支払うと、すぐにもう1回手番ができます。







Reeden, Eljan
プレイ記

みっちー、相棒と3人プレイ



手番は相棒から、伏せて置いてきた


ということは、少なくともカゴではないだろーと

それなら、山札から引く!

よっしゃー







みっちーもカゴを引いた



続いて相棒も、カゴゲット。



おっと、ゴールカードか・・



これは伏せておこう



次手番、またゴールカードか!



伏せておいとけ(&置いた場所をしっかり覚えとく)




相棒「あ、飛んだよ〜」


うーむ


俺のカゴの旗は水色


色が違う・・





またか!




いっこうに飛ばせやしない



しかし、みっちーも同じような状況



カゴ2枚目引いた


ちょっと前進


そしてやっと引いた



1個飛ぶと



けっこう立て続けに飛ばせたりするもんで


と思ったらカゴか、色が被ってるから置けないし。。




相棒は3枚目のカゴか、足が速いな



みっちーもバルーン2つの気球が飛んだか













カゴだけかなり増えてきた


赤のバルーンとかどこだっけな


うわ、もう3つ飛んだのか



あっちもあと1個でバルーン4つ



それに対して、こちらはまだこの状況。


なかなか追いつけない。

そして、あっという間に完成しちゃったりするし



・・・

・・・

・・・

やっと追いついた!



あれ?5個目?



じゃなかったか、まだバルーン1個足りない状況だ



相棒も少し足踏みしてる中



もう少しだ!!










水色のバルーンは伏せてある場所覚えてたのですぐに完成


初めてリードしたぞ


となれば、、最初にめくったゴールカードをめくりーの


歯車使って、すぐにもう1枚めくりーので

ゲームセット


勝ちました(大人げなく本気モードでした)



評価・・・

※評価の基準についてはこちら

これ、子供ゲームの割には大人が遊んでもそこそこの遊び応えがありますね。
単純な記憶力ゲームというだけじゃなくて、読みが効く部分がいくらか存在するのが良いですね。

具体的に言うと手元に置かれた気球の状況から、各プレイヤーが伏せて置いたカードの中身がある程度推測可能という部分。
で、そこから派生して歯車(連続手番)を使うタイミングとか考えるのも面白い。

特に上級ルールになると、伏せられたカードが何なのか読みの幅が広がるのでさらに楽しめる感じ。
で、それを逆手に取ってみるようなことも、場合によっては可能かな?

でも、単純に自分が伏せたカードをしっかり覚えて気球を飛ばしていくだけでも十分楽しめると思うし、ちゃんと勝負にもなる。
まさに親子で遊ぶには良さそうな雰囲気。

子供といっしょに遊んで「あげる」ではなく、ホントに大人も子供も一緒に素直に同じゲームを楽しめるような気がします。
小さい子供もできるけれど、大人も一緒にある程度本気になって楽しめるゲームというのは、他にもいくつかあるけれどそんなに数は多く無いと思う。

なかなかの良作だと思いました。

2015/02/02


JohnnyBet



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