たっくんのボードゲーム日記

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アフリカーナ
Africana

ルールブック和訳
プレイ人数:2 - 4
プレイ時間:約0

ルール難易度 普通、特に難しい点は無い
日本語化 不要




タイトル通り、アフリカが舞台のゲームです




赤道をはさんで北側の都市は茶色




南側の都市はに配色されています。


この色分けがゲームシステム上、ちょっと重要な意味を持っています。


ボード下部には5枚のカードが並びます



出発地と目的地、そしてカード下部にはコインと勝利点が書かれています。


要するに、これはチケットトゥライドでいうところの「目的地カード」

チケライと大きく違うのは、手札に持つのではなくて
場にオープンにされ全員で共有するという点


目的地カードに書かれている出発地の都市に着いたら




その目的地カードに自分のマーカーを置きます




そして、目的地に着いたら




そのカードを獲得して、コインと勝利点がもらえます。




しかし、1枚の目的地カードに複数のプレイヤーが同時にマーカーを置くことができるので


この場合は、一番先に目的地に着いたプレイヤーのみが褒賞をゲットできます。

早いもの勝ちなんですね。


ただ、マーカーをカードに置いたときにもちょっとした収入があります。


目的地カードを置くスペースにコインか茶色の旅行カードが描かれています。

これらは、マーカーを目的地カードに置いたらすぐにもらえます。


さて、旅行カードというのはチケライでいうところの「列車カード」


全部で上記の5色があります。



各都市には、旅行カードに描かれたのと同じシンボルが描かれています。




大体お分かりですね


隣接する都市に移動するには、移動先の都市に描かれているシンボルと
同じ旅行カードを1枚プレイします。



1回の手番で、複数枚の旅行カードをプレイして一気に遠くの都市へ移動することもできます





旅行カードはチケライの列車カードと同じく、使ったら捨て札にするのだが


各プレイヤーは1枚ずつ、こういうカードを持っていて


これは、ワイルドカードの旅行カード

どの色の旅行カードとしても使えます。
しかもこのカードは、手番の最後に手札に戻ってきます。

うまく使いたいところ。


手番では、旅行カードをプレイしてコマを移動させるか

あるいは

山札から旅行カードを2枚引くかを選択します。


この辺もチケライと似た感じ

ただし、目的地カードにマーカーを置くのは、移動を選択した場合なら
任意のタイミングで行うことが出来ます。
(もちろん、その都市にコマが着いている必要はありますが・・)


そして、もう第3の選択肢があって

ボードの右上と



左下に



「本」が置かれています。

この本に置かれたカードを銀貨5枚で買うことが出来ます。。

このときに、南側の本からカードを買うには赤道より南側の都市
北側の本から買うには北側の都市にコマが居る必要があります。

どんなカードがあるのか見てみると


目的地カードと同じように、都市名とコイン、そして勝利点が書かれています。


いわば、これは自分専用の目的地カードなのだが

出発地の都市名が書いてありません。


実は、南側で獲得したカードは北側の都市が目的地になっており
逆に北側で獲得したカードは南側の都市、という感じになっています。


カードを購入したら、自分の前に置いておきます。




で、目的地に着いたら


自分の国カード(最初に1枚ずつ配られる)の下に入れます。

これらのカードは同じカードをたくさん集めたり
あるいはたくさんの種類を揃えると、ゲーム終了時に追加のボーナス点がもらえます。





しかし、本の中にはこれ以外にも人の顔が描かれたカードがあり


このカードを購入して、書かれた目的地に着くと


対応する「アシスタントカード」をゲットできます。


このアシスタントカードは、旅行カードと同じように使うことができるのだが
ワイルドカードと同じく使用しても、手番の最後に手札に戻ってくる

非常に強力なカードなのだが


あまりたくさん持っていると、ゲーム終了時にペナルティがあります。




ちなみに、本のページは「めくる」ことが可能で


各手番ごと(本からカードを引くことを選択した場合)に
1ページなら無料でめくることができます。


しかし2ページ目以降は、1ページにつき銀貨1枚を支払う必要があります。





目的地カードは達成されると、山札から場に補充されるのだが
オープンスペースを埋めるだけの十分なカードがなくなったら
全員の手番数が同じになった時点でゲーム終了します。

もっとも勝利点を稼いだプレイヤーの勝ち








Schacht, Michael

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